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「きとら」なわけ/西の京みやげ処きとら


唐招提寺の駐車場そばに「西の京みやげ処きとら」という土産物屋さんがあります(右写真クリックで拡大)。西ノ京エリア以外もカバーした豊富な品揃えなので、奈良土産をこの店でまとめ買いしても(多分)OKでしょう。西ノ京に来られた方をdanが案内する時、唐招提寺を回らない人もここにお連れするぐらいです(^^)

以前、奈良犬というグッズを紹介したことがありました(→2012/07/23 参照)。いろいろな面白グッズがあるので、地元の私も時々のぞいていたりします。新着情報は Facebook にアップされますので、チェックください(^_-)

ところで、「きとら」という店名の由来をご存知でしょうか。歴史に詳しい方であれば、キトラ古墳との関連を思うかもしれません。実は「 きとら」とは苗字なのです。漢字で書くと「木寅」。あす香が西ノ京に移転する前、周辺の物件を見て回った際に、木寅という名前があちらこちらにあるので、へぇーと思ったものです。ちなみにキトラ古墳のキトラは「北浦」あるいは「亀・虎」がなまったものと言われています(→こちら参照)。でも、キトラ古墳と無関係とも言えなくて、祖先をずーっと遡るとどこかで繋がっている気がします(^^) by dan

NHK BSプレミアム イッピン「奥深い黒の世界~奈良 墨~」


西ノ京駅からあす香に行く途中に、墨の製造販売をしている墨運堂があります。会社案内によると、1805年創業の200年企業。すごいですね。もともと dan は書道が苦手なので、墨や硯は言うに及ばず、筆ペンすらも別世界の話でした(^^;;。ところが、奈良に引っ越したのを機に、薬師寺へ写経に行くなど(→2013/05/02 参照)、少しずつ関連情報に接していく中で、感心したり驚かされたりしています。

例えば、日本全国で生産される墨の9割が奈良産ということすら知りませんでした。ちなみに墨の製法を日本にもたらしたのは、空海だそうです(Wiki>墨

さて、先日、墨の資料館で「墨の世界」をかいま見て、もっと墨について知りたいと思っていた矢先に放映されるのが、NHK BSプレミアム の イッピン「奥深い黒の世界~奈良 墨~」(12/17 19:30~)。個人的にグッドタイミングです(^^)。いろいろ勉強になりそうなので、皆さんにもご紹介させて頂く次第です。さらりと予習しておくと(→サライ2013年10月号/P.154~155)、よいかもしれません(^_-) by dan

小休止 ~薬師寺の鬼瓦(阿吽)~


薬師寺から唐招提寺方向へ歩いていて見つけたのが、下の鬼瓦です。薬師寺の敷地内にあるものの、歴史的価値はそれほどなさそうな感じ。対で阿吽(あうん)の関係になっています。逆パターンも結構あるのですが、阿吽の位置関係は、普通、阿形が右、吽形が左だそうで、この鬼瓦もそうでした(写真各々クリックで拡大)

ちなみに、は口を開いて最初に出す音、は口を閉じて出す最後の音です。阿吽という言葉は、宇宙の始まりと終わり、すなわち「全て」「永遠」と同義にも使われます(Wikipedia>阿吽 参照)。日本語の五十音(あ~ん)がまさにそう。ギリシャ語だと、アルファ(Α)とオメガ(Ω)。聖書にも「わたしはアルファでありオメガである」という有名な一節があります(ヨハネの黙示録)。言語や文化が違っても、考え方が同じなのが面白いですね(^^) by dan

実はこの夏に薬師寺で鬼瓦特別展が開かれていました。見に行けばよかった~、と思っても後の祭り(^^;;

高野豆腐煮


いつも月初めに、近所の神社にお参りに行きます。1日に行くことができれば良いのですが、行けないこともあります。今月は、4日の朝に、やっと行くことができました。休ヶ岡八幡宮と孫太郎稲荷、そしてすぐ近くの養天満宮さんに参ります。休ヶ岡さんの近くと孫太郎稲荷さんの中で、美しい紅葉を見ることができました。もう12月ですから、名残の紅葉とでも言えるでしょうか(上写真、各々クリックで拡大)

さて、本題(^^)。あす香の料理で根強いファンを持つ「高野豆腐の煮物」を秋からまたよく作っています。戻して絞った高野豆腐をゴマ油で素揚げして、それからコトコト炊きます。ゴマ油の風味とコクが、ひと口ごとに感じられます。高野豆腐というと、スポンジのような柔らかいものが多いですが、あす香では、昔ながらの作り方でできた、歯ごたえしっかりの高野豆腐を使っています。私も、この歯ごたえのある高野豆腐が、大好きです(左写真クリックで拡大) by ichi

サリーちゃんの洋館@大和郡山


右写真は大和郡山の街中で見つけた洋館です(クリックで拡大)。大和郡山といえば金魚の町。城下町をイメージして整備された街を歩いていると、突然場違いなお洒落な洋館が現れて、びっくりしました。第一印象は、サリーちゃんの洋館^^;;(下左画像は魔法使いサリー[1966] のオープニングより)

今でも現役で使われているようです。状態がいいと思ったら、登録有形文化財でした(正式名称「杉山小児科医院診療棟」→こちら参照)。玄関のドアに内部公開日の案内が貼ってあったので、中を見学できるみたいですね。いつか中に入ってみたいものです。余談ですが、この医院の真向かいにあるのが カフェさくら舎。ichiがブログに書いていたカフェです(→2013/11/17 参照)

そういえば、旧あすかDiaryでも大阪市の寺西家阿倍野長屋という登録有形文化財を紹介したことがありました(長屋としては全国で初めての登録→2005/12/20 参照)。この種のものに反応してしまうdanです(^^;;

 

【ご参考】 登録有形文化財(建造物)は2013年11月1日現在、全国(9250件)>奈良県(202件)>大和郡山市(3件)という感じです(文化庁による上記物件紹介ページはこちら)。文化庁の国指定文化財等データベースで全国の文化財を調べることもできるので、興味のある方はどうぞ(^_-) by dan

信太巻き/西ノ京で「棒びくす」


棒びくす」という運動を最近始めました。ずっと運動不足なのが気になっていたところ、すぐ近くでレッスンが行われているのを知り、参加してみました。「棒びくす」という名前から、棒を使ったエアロビクスみたいなものかなぁ、と思っていました。実際は、棒を使ってゆるゆると体を動かすというもので、激しい動きは、一切ありません。あぁ、これなら続けられそう。

動きは激しくなくても、普段使わない筋肉を使ったり、筋を伸ばしたりするので、翌日太ももが筋肉痛になったりします(^^;) 裸足でするので、最初は足が冷たいですが、帰る頃には足先までポカポカ、体も途中で結構汗ばんで来たりします。程よい運動で、気に入っています(右はインストラクターによる模範ポーズ。これが意外に難しい^^;;。右写真クリックで拡大)

棒びくすに関するお問い合わせは西ノ京のスタジオ・ファーストワンまで(レッスン割引は2013年11月現在のものです。あらためてご確認下さい)

さて、本日御紹介するお料理は、過去に何度か登場している「信太巻き」です(左写真クリックで拡大)。うすあげで巻いているのは、お豆腐と人参・干し椎茸です。お節の一品にすることもあります。お節…もうそんなことを考えたりする頃になりましたね(^^) by ichi

鹿のおかげで、ある日、アクセス数がいきなり20倍になった話


現在のあすかDiaryは、1日平均、100~200人の方にお越し頂いています(右サイド一番下にカウンターあり)。ところが、先日、アクセス数がいきなり 3,299人=通常の約20倍に跳ね上がりました。調べてもらうと、アメリカのサイトで右の写真が話題になっていて、そこからアクセスが集中しているとのこと。ははーん、と思いました。見覚えのある方もいらっしゃるでしょう。この写真は、なら燈花会の2013年版公式パンフレット表紙をトリミングしたものです。

そのサイトのスレッドで、「ディズニーみたいでロマンチックだ」、「いや、フォトショップを使ったインチキ写真は認めない」、「インチキだとしても気に入った」…といろいろコメントが飛び交う中、一人が ” I found the original source [use Google translation]. This seems to be the cover picture of the 2013 Nara To-Kae light festival event guide.” という情報をアップ(左画像クリックで拡大。URLはこちら)。この “source” のリンク先が、あすかDiary(2013/08/18)だった為、アクセスが一挙に増えて、最終的に1日で3,000を超えてしまったというわけです(ほぼ一日で収束)

残念ながら、あす香の営業には結びつきそうにありませんが(^^;;、danお薦めの写真を多くの人に見て頂き、(間接的に)「なら燈花会」の存在を海外にアピールできたわけです。めでたし、めでたし(^^) by dan

さつま芋 on さつま芋/大垣知哉


時々、大和郡山の方へ行きます。近鉄線で西ノ京から2駅です。古い街並みが残っていたりで、城下町の風情も感じます。商店街もあり、お店もいろいろあるので、ぶらぶら歩きもなかなか楽しいです。先月、大和郡山に行った際、あるカフェに入ると、大垣知哉(←danがファン)の映画のチラシが置いてありました(「369のメトシエラ」)

マスターによると、彼は大和郡山市出身[*] で、チラシは本人が持って来たとのこと。「城ホールでコンサートもあるらしいですよ。」えっ、城ホール!大阪城ホールでコンサートするなんて、いつの間にそんな大物になったん!? とびっくりしたのですが、すぐに気づきました、「城ホール=大和郡山城ホール」だということに。こちらの人は、城ホールと言えば、大和郡山城ホールなのですね(笑)

【補足】 正確には京都府城陽市出身だそうですが、多感な中学高校時代を大和郡山(奈良学園)で過ごしているので、ホームグラウンドということで…(^^)

さて、今日は久々に、スイーツの紹介です。さつま芋のケーキの上に、さつま芋がびっしり。芋好きにはたまりません(左写真クリックで拡大。さつま芋の「倍返し」!!)。かく言う私も、大の芋好き。作っていて、本当にたまりませんでした~(^^)。さつま芋は「薩摩芋」というだけあり、元々温暖な地方の出身で、寒さが苦手です。新聞紙に包んで箱に入れるなどして、上手に保管しましょう(^_-) by ichi