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Gloved Scooter


先日、大阪の街中でみかけたのが右のスクーター。ハンドルの両端にご注目(写真クリックで拡大)。あれっ、グラブがついたままになっている!?実は、これ、ハンドルカバーなのです。ユニークな形ですが、れっきとしたホンダ・ジョルノの純正オプション。ファッションハンドルカバー という商品です(→こちら参照)。ファッション性については意見が分かれそうですが、防寒効果は高いはず(^^)

danも、昔、バイク/スクーターに乗っていた時期があります。クルマと違って体がむきだしなので、冬場は防寒対策が必要です。特に、風が直撃する両手は寒さが堪えるので、上のようなハンドルカバーが登場するわけですね。しかし、カタログに掲載されていたらしい下の写真だと、駐車時、ちょっと間の抜けた(あるいは不気味な?)印象が拭えません。なので、廃番となったのかも…(^^;; by dan

先日の大雪を見て、冬に二輪車に乗れるのは雪が降らないおかげだと再認識しました。

お隣の天然記念物/養天満宮の社叢


西ノ京駅からあす香にお越しになる途中にあるのが、養天満宮/養天満神社(右写真クリックで拡大)。境内をブロック塀で囲まれた、何の変哲もない神社ですが、ここの社叢は奈良市の「天然記念物」となっています。

ちなみに、よく知られているのが、国が指定する特別天然記念物で、これは75件しかありません(トキ、春日山原始林、秋芳洞など)。上のような地方自治体指定の天然記念物は結構あるようです(→ 奈良市指定の天然記念物一覧

ここが天然記念物指定されている理由ですが、宅地開発された中でぽつんと残ったこの一画は、奈良盆地の原生林の形態を保っている非常に珍しい叢林/社叢なんだそうです(ツブラジイ/コジイが生えています)。つまり、奈良時代の人たちが目にしていた自然がそのまま残っているというわけ。なんだかロマンをかき立てられますね~(下写真、各々クリックで拡大)。境内へは自由に入れますが、社叢(木々が生えている箇所)内への立ち入りは禁止。なので、眺めるだけにして下さい(^_-) by dan

ロウバイ(蝋梅)のある風景 2014


あす香の庭のロウバイ(蝋梅)のつぼみを鳥に食べられてしまい、ロウバイ(狼狽)したという話を昨年 ichi が書きました。去年の教訓を活かし、鳥害対策を行った結果、今年はロウバイすることなく、ロウバイを楽しめています^^(→2014/01/29参照)

…いきなり、オヤジギャグ炸裂のマクラで大変失礼致しました(^^;;。さて、去年も御紹介しましたが、西ノ京駅からあす香に来られる途中に、蝋梅の咲いている民家があります。あす香にお越しになる際、ご覧頂ければと思います^_-(右写真クリックで拡大。2013/01/19参照)

この時期、花を咲かせる身近な木といえば、紅白梅しか知らなかった dan にとって、蝋梅の黄色は眩しく映ります。奈良では飛鳥座神社のものが有名。ウォーキング例会(蝋梅の香りに誘われてを見つけたのですが、その日は行けません。残念! by dan

人力引越社/引越屋さんの話


先日、街を歩いていて偶然見かけたのが「人力引越社」というロゴの入ったトラック。非常にユニークな名前ですね。この業界は、過当競争もあってか、紛らわしい社名が多いのが特徴です。例えば、アート引越センター と似たアーク引越センターハート引越センター。JR と全く関係のないゼイ・アール引越センター等々。いっそのこと、引越戦隊ゴレンジャー/○○レンジャー的ノリで競合してくれたら、楽しくてよいかも…(^^;;

引越しの見積もりで業者に来てもらうと「荷造り用ダンボール箱も置いていきます。今、ここで決めて下さい!」的な営業が当たり前。先日あす香に来られた方の話では、自宅で2社の営業マンが鉢合わせし、営業バトルですごいことになったとか(^^;;。私の経験でも、複数社の見積もりを取る場合、スケジュールは1社あたり最低2時間はみておかないと危険です。

その点、この人力引越社という名称は、他社とまず被らない。潔くて好感が持てます。人力車を引いていた方が起業したのかも…。何となく応援したい気持ちになりますね。京都で引越しをお考えの方は是非ご検討下さい。後、社名の由来がはっきりしないので、わかったら教えていただけると嬉しいです(^_-) by dan

中之島公園の「木になる街灯」


現在、OSAKA光のルネサンス2013 が開宴中の大阪・中之島で「あれっ?」と目に留まったものがあります。リバーサイドパーク入口の両脇に立っている街灯です。左は通常の街灯ですが、右の街灯はすっかり蔦で覆われています(写真各々クリックで拡大)

この時、たまたま植栽の手入れ中だったので、作業をされている方にお聞きしたところ、2本の街灯はもともと蔦で覆われていて、左の方が枯れたため、枯れ枝等を撤去して今の状態になったそうです。レトロな街灯もいいですが、蔦で覆われた街灯は本物の樹木のようで、心が安らぎますね。気に入りました。まさに「木になる街灯」です(^^;;。ひょっとすると、中之島・壁面緑化計画の一環で、街灯緑化も検討されたのかもしれません。

現在、大阪では、安藤忠雄氏の発案による「新梅田シティ・希望の壁」や「大阪マルビル緑化プロジェクト」など、モニュメント級建造物の緑化計画が進行中です(→「緑化計画で変わりつつある大阪」 参照)。しかし、上写真のような小プロジェクトがあちこちで立ち上がり、気がついたら、大阪が世界一の環境都市になってしもうた…というのもありですよね。10年後が楽しみです(^_-) by dan

街で見かけたストレッチリムジン


先日、大阪・南森町で下のようなクルマと遭遇しました。TVや映画のVIP送迎シーンによく出てくる、あのクルマです。痛車(いたしゃ)風にデコレーションされたアドカー(広告宣伝車)でしょうか。交差点を悠々と旋回する姿は、注目度バツグン。周囲の目を惹いていました^^(ご参考: E-girls のアドトラック→2013/02/24

バス並の超ロングホイールベース。この種の”鰻の寝床カー”を一般に「ストレッチリムジン/stretch limo(usine)」というそうです。ネット検索すると、凄いクルマが出てくる、出てくる。CG合成と思いきや、全てホンモノ(→こちら)。さすがに、痛車仕様は少ないみたいですが…(^^;;。ついでに値段を調べたころ、上写真の中古モデルは意外に安価でした。600~700万円で買えるみたいです。興味のある方はどうぞ(^_-) by dan

リンカーン タウンカー 120incストレッチリムジン 新車並行 クリスタル社製

小休止 ~薬師寺の鬼瓦(阿吽)~


薬師寺から唐招提寺方向へ歩いていて見つけたのが、下の鬼瓦です。薬師寺の敷地内にあるものの、歴史的価値はそれほどなさそうな感じ。対で阿吽(あうん)の関係になっています。逆パターンも結構あるのですが、阿吽の位置関係は、普通、阿形が右、吽形が左だそうで、この鬼瓦もそうでした(写真各々クリックで拡大)

ちなみに、は口を開いて最初に出す音、は口を閉じて出す最後の音です。阿吽という言葉は、宇宙の始まりと終わり、すなわち「全て」「永遠」と同義にも使われます(Wikipedia>阿吽 参照)。日本語の五十音(あ~ん)がまさにそう。ギリシャ語だと、アルファ(Α)とオメガ(Ω)。聖書にも「わたしはアルファでありオメガである」という有名な一節があります(ヨハネの黙示録)。言語や文化が違っても、考え方が同じなのが面白いですね(^^) by dan

実はこの夏に薬師寺で鬼瓦特別展が開かれていました。見に行けばよかった~、と思っても後の祭り(^^;;

サリーちゃんの洋館@大和郡山


右写真は大和郡山の街中で見つけた洋館です(クリックで拡大)。大和郡山といえば金魚の町。城下町をイメージして整備された街を歩いていると、突然場違いなお洒落な洋館が現れて、びっくりしました。第一印象は、サリーちゃんの洋館^^;;(下左画像は魔法使いサリー[1966] のオープニングより)

今でも現役で使われているようです。状態がいいと思ったら、登録有形文化財でした(正式名称「杉山小児科医院診療棟」→こちら参照)。玄関のドアに内部公開日の案内が貼ってあったので、中を見学できるみたいですね。いつか中に入ってみたいものです。余談ですが、この医院の真向かいにあるのが カフェさくら舎。ichiがブログに書いていたカフェです(→2013/11/17 参照)

そういえば、旧あすかDiaryでも大阪市の寺西家阿倍野長屋という登録有形文化財を紹介したことがありました(長屋としては全国で初めての登録→2005/12/20 参照)。この種のものに反応してしまうdanです(^^;;

 

【ご参考】 登録有形文化財(建造物)は2013年11月1日現在、全国(9250件)>奈良県(202件)>大和郡山市(3件)という感じです(文化庁による上記物件紹介ページはこちら)。文化庁の国指定文化財等データベースで全国の文化財を調べることもできるので、興味のある方はどうぞ(^_-) by dan