錦織選手の活躍に思う / オール・ユー・ニード・イズ・ウィル


今年の夏公開の映画に、トム・クルーズ主演の「オール・ユー・ニード・イズ・キル/ALL YOU NEED IS KILL」という作品がありました。日本人の桜坂洋の小説が原作ということで話題になったのをご記憶の方も多いのでは。

タイトルだけ見ると、敵を「殺し」まくる印象ですが、そうではなく、逆に、トム・クルーズが「殺され」まくって人生を何度もリセット=タイムループし、経験値を積んでいくという、ユニークなストーリーでした(→kill されて skill up^^;;)。映画は原作と異なり、恋の成就を予感させるハッピーエンド。やっぱり “ALL YOU NEED IS LOVE” でしょ!という、このラストシーンは個人的に気に入っています(笑)

さて、先日終わった全米オープンテニス。優勝こそ逃しましたが、錦織圭選手の活躍は素晴らしかったです。「勝てるというのが少し見えたのがよくなかった。勝たなきゃいけないというプレッシャーがあった」と決勝戦後のインタビューで彼が答えていたように、勝ちを意識しすぎなければ、結果は違っていたかもしれません。インナーゲーム/The Inner Game of Tennis 」という有名なメンタル理論書(強化書)もあるように、テニスはメンタルコントロールの影響を大きく受ける、ある意味、繊細な競技なのでしょう。

以前読んだ本の中に「想い/意思は技術を超える」( will > skill )、という一節がありました。身長が2m近くあるチリッチ(や他の選手)は、身体能力に加えて優れた技術を持ち、彼らを破るのは並大抵ではないと思います(左写真をみると、大人と子供ぐらいの差^^;;)。でも、またチャンスがあるはず。今後の活躍が本当に楽しみです。そして、この1週間、元気と勇気をもらえたことに感謝! by dan

意志あるところに道は開ける / ALL YOU NEED IS WILL.

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