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菜の花と焼きのりの 和え物


だんだん春めいて来ましたね。日が暮れる時間も、遅くなって来ました。5時半過ぎてもまだ明るくて、以前より一日が長くなったように思えます。お気に入りの散歩コース、尼ヶ辻まで歩くと、途中にある梅が見頃でした。ほんのりと梅の香りが漂い、散歩がより気持ち良く感じられました(^^)

さて、今日のお料理です。菜の花が出始めると、まだまだ寒くても、春の訪れが近いことを感じます。春の野菜によくあるホロリとした苦みは、寒さで縮こまった私たちの体を、緩めてくれます。菜の花はゆがくより、炒める方が好きです。炒めることで、滋養分をしっかりいただけること、そして胡麻油の風味で、更に旨味が増します。

焼きのりをサッと炙って、バリバリと手でちぎって、菜の花と和えます。シンプルな料理ですが、何とも美味しい組合わせ。節分の恵方巻を手作りされた方は、焼き海苔が余っていたら、青菜と和えてみられたらいかがでしょうか?(左写真クリックで拡大)(^^) by ichi

百合根まんじゅう


寒い日が続いています。インフルエンザもピークを過ぎたと思ったら、今度は近畿圏を中心に「はしか」感染のニュースが….。でも、来週からまた暖かくなって来るそうで、春は確実に近づいていますね。やはり、嬉しくなって来ます(^^)

さて、今日のお料理です。今日ご紹介するのは蒸し物で、「百合根まんじゅう」です。百合根の栽培はとても手間がかかるそうです。植え付けまでに3年、植えてから収穫までさらに3~4年かかるとのこと。でも、長い間、土の中にいるので、土から滋養分もたっぷりもらっているはず(^o^)

百合根は、鱗片を一枚ずつ外し、丁寧に土を洗い落として…と下準備に結構 手間がかかるのですが、栽培の手間を思うと、これくらいの手間、何てことないなーと思います。蒸し煮した百合根を裏ごしして、お饅頭に丸めて蒸します。ほんのりとした甘味と、裏ごしによるきめ細かな滑らかさがスルッとお腹に入ってきます。あまり料理することのない百合根ということもあってか、お客様にも大変喜んでいただきました(^^)  by ichi

車麩の角煮風/「魔法のメガネ屋の秘密」


昨年11月に「めがねの豊福」さん監修の新しい本が出ました。タイトルは「魔法のメガネ屋の秘密」(集英社)。以前ご紹介した「眼鏡のはなし」(→旧あすかDiary 2008/5/10 参照)の続編ともいえる本で、今回は4代目社長(現社長)がほとんどを執筆されています。コンタクトレンズやレーシックの是非について真正面から切り込んで行っておられますが、これはなかなか勇気の要ることだと思います。

コンタクトの弊害、本当に大きいです。私の同級生でも今だにコンタクトを毎日使っている友人が沢山います。今はまだ良くても、これから10年後、15年後、どうなるんだろうなー、と心配してしまいます。レーシックについては、最近は勧めるお医者さんも少なくなって来たとのことです。それが何を意味しているかは、分かりきったことですよね。こんなにも、お客様の眼のことを思い、少しでもその方の眼と体が楽になるようにと、取り組んでおられるメガネ屋さんは、他にはいらっしゃらないと、あらためて思いました。

現在、眼鏡やコンタクトレンズ等で視力を矯正されている方にとって「えっ、そうなの?」と驚きの内容の一冊。機会があれば、是非一読下さい(^_-)

さて、本題。今日のお料理です。お馴染みの車麩の料理「角煮風」です。この料理は、特に男性に 喜ばれるように思います。やはり肉っぽい見た目と、こってり感、ボリューム感が、嬉しいのでしょうか?私も、もちろん大好きで、いくつか余るように作って、自分も必ずいただいています。一緒に盛り付けているのは、「大和太ねぎ」という、地元の野菜です。太ねぎの甘みを閉じ込めるように、じっくり網焼きにしています。毎年春先には、出回らなくなります。もうあとほんのしばらくの間の、楽しみとなりそうです。 by ichi

鎌倉 手毬 さん


今日は、最近ご縁をいただいた方のお店をご紹介します(^^)。鎌倉で創作和菓子を作っておられる「鎌倉手毬」さんです(ホームページにあるこの動画は感動もの!!)。店主の御園井さんは美しく気品があり、それでいて男前な性格をもっておられます。お会いしてお話を伺ううちに、大ファンになりました。鎌倉は大好きで、2度ほど訪れましたが、また是非 行きたくなっています(^o^)

取材申し込みがしょっちゅうあるそうで、近々放映予定のTV番組だけで下記の通り(スゴイ!)。ご本人が出演、もしくは 和菓子が取り上げられるとか。オンエアが楽しみです!(^o^) by ichi

 1/27 (日) 所さん お届け物です!(17:00~)
 2/02 (土) スゴーイデスネ視察団 (19:00~)
 2/09 (土) ごはんジャパン      (18:30~)

ブロッコリーとかぶらのサラダ


この冬は寒波が来ても長く続かず、暖冬傾向と言えますね~。庭の花壇の花からもそれが分かります。ロウバイ・越前水仙は、咲き始めるのがいつもより2週間ほど早かったように思います。どちらも年明けから咲き始め、良い香りを放っています。そしてそして…、寒咲きあやめももう咲いています。毎年2月中頃の咲き始めですが、すでに次々と咲いています。普通は今が一番お花の少ない時期ですが、今年はちょっと、嬉しい異変です(^^)

さて今日のお料理です。ブロッコリーに かぶら…まさに旬ですね~。かぶらの白さ、切った時の断面の真っ白は、大根のそれとはまた違って、その美しさにいつもはっとします。湯がいたブロッコリーのグリーンと合わせると、お互いがその色を引き立てます。ちょこっと乗せた赤い大根は「紅くるり」です。ピーナッツペーストと白味噌・豆乳で作ったドレッシングで召し上がっていただきました。 by ichi

あけましておめでとうございます(2019)


皆さま、お正月は いかがお過ごしでしょうか。昨年も、たくさんのお客様にお越しいただきまして、本当にありがとうございました。今年は元号が変わる節目の年、いろんな変化が起こるかもしれません。皆さまにとって、ワクワクすることいっぱい、良いこといっぱいの一年になりますようにと思います。

「節目」と言いますと、あす香は今年の12月で20周年を迎えます。お店を始めた頃は、こんなに長く続けられるとは夢にも思っていませんでした。これも一重にお客様のお陰です。今年も楽しみながら美味しいものを作って、お客様に喜んでいただきたいと思います。そして、無事 記念の日を迎えることができればと思っています。

皆さまのご来店を、心よりお待ちしております。  by ichi

今年もありがとうございました(^^)


寒波が押し寄せ、寒い年の瀬となりました。平成30年が終わろうとしています。今年も沢山のお客様にお越しいただき、ありがとうございました。遠方から3時間、4時間もかけて来てくださったり、グループでわいわいと賑やかに食事をしてくださったり…。

 

私自身、仕事の中にも、楽しい時間を共に過ごさせていただきました。心からお礼を申し上げます。来年も お客様に満足していただけるよう、笑顔で帰っていただけるように、美味しいものを作っていきたいと思います。

 「来る人には 楽しみを 帰る人には 喜びを」
   (鍵山秀三郎氏の言葉より)

  ※鍵山先生とは座禅断食をご一緒したことがあります。
   (→旧あすかDiary 2010/06/04  参照)

来年もあす香を、どうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m

May your New Year be crowded with unexpected joy !

わけぎのぬた和え


暖かい師走の入りとなりましが、一転 寒くなりました。暖かさに体が慣れていたので、結構きついです(^^;;。中旬に入ってから、ようやく 冬 恒例の、靴下の2枚履きを始めました。寒くなっても、適度に運動はしたいもの、お気に入りの尼ヶ辻往復コースを、時々散歩しています。垂仁天皇陵の池に、沢山の水鳥がいました。何かと気忙しい師走ですが、何とものんびりした風景に、心が和みました。

さて、お料理のご紹介です。「わけぎのぬた和え」です。わけぎは、春と秋と年に2度出回ります。春はまだ寒さが残る頃、秋は晩秋の寒さが、このお野菜を美味しくしてくれるようです。ねぎとは違った旨味と甘味、とろっとしたところに、滋養と美味しさがあると心得ていますので、なるべく切らずに長いまま湯がきます。網で焼いたうすあげの おこげの芳ばしさも、このお料理には欠かせないポイントだと、密かに思っています^o^(左写真クリックで拡大) by ichi