Tag Archives: 味噌

若竹汁/Bambooshoot and seaweed soup


3月の末に味噌作りをしました。同級生2人と私、3人で作るようになって、早くも6年目になります。米味噌と麦味噌を1年交代で仕込んでいるので、今年は麦味噌の年。息の合った3人のコンビネーションと手際の良さで、年を重ねるごとに仕込みが早くなって行くように思います。気兼ねなく話せる同級生とワイワイお喋りしながら作っています(下写真、各々クリックで拡大)

それぞれの甕に仕込み、持って帰って、各自が管理します。昨年から、仕込んだお味噌の一番上に酒粕を乗せてしっかり押さえつけて仕上げています(酒粕蓋)。毎年、夏場に甕の蓋を開けてチェックし、カビを取り除く作業が必須でしたが、昨年はカビも来なくて楽ちんでした。今年も酒粕の蓋をして万全の態勢、半年後の出来上がりが、楽しみです(^o^)

さて、今日のお料理です。筍のシーズン到来。まだ小さくて柔らかい筍で若竹汁を作りました。「筍は、今年、初物です!」と喜んでくださるお客様が結構多いです。まだ4月の初めですものね。ワカメと筍は、海のモノと山のモノとの組み合わせで非常に良いものです。また、四季のある日本、旬を食べるということ、「初物」をいただくことを喜ぶ感性は、日本人独特のものなのかなー。この繊細な感性、大切にしたいものです。 by ichi

味噌煮込みうどん


実家の母と、毎年、お味噌を作っていました。昨年も3月に作りましたが、まさかその時は、これが一緒に作る最後のお味噌になるとは、夢にも思いませんでした。そのお味噌を泣きながらすり鉢ですり、味噌煮込みうどんを作りました(左下写真)。体が芯から温まるような感覚、そして本当に優しい味がしました。兄と私、dan の3人で、しみじみといただきました。沢山の感謝と、何もしてあげられなかった後悔の念… 様々な想いが、毎日頭の中を廻ります。

もう20年ほど前に遡りますが、私が本当にやりたいことに気付いたのは、母に投げかけた自分の言葉でした。父の病気がキッカケで玄米とマクロに出逢い、母に気付かせてもらったこの道、親からもらった道だと思っています。これからもコツコツ歩いて行こうと、想いを新たにしています。そして、やっぱり好きだから… by ichi

手作り味噌教室


いよいよ秋らしくなってきました。散歩がとても気持ち良い季節ですね。お気に入りの散歩道がいくつかありますが、西ノ京から尼ヶ辻へ続く道は大のお気に入りです(→尼ヶ辻タグ参照)。垂仁天皇陵あたりまでが、本当に好きです。つい最近、散歩がてら歩くと、見事に柿が成っていました(多分渋柿でしょう)。青空をバックに、秋らしい風景でしたので、思わず立ち止まり、パシャリ(右写真クリックで拡大)。ブラブラ歩きのお好きなお客様には、是非お勧めの散策コースです(^_-)

さて、先日、料理教室に来てくださっている方に声をかけて、「手作り味噌教室」をしました。味噌は日本の伝統的な発酵食品であり、ごく身近な食べ物ですが、どんな風に作られるのか、材料は何なのかなど、意外と知らなかったりします(→みその知識

基本的なことを説明しながら、米味噌を作りました。大豆を潰し、麹と塩を混ぜ、ボールに丸めて瓶に詰めていきます。みんなでやると作業もはかどり、とても楽しいです^^(左写真は2009年の味噌作りの様子。興味を持たれた方は味噌タグから過去記事を参照下さい)。順調に進む味噌作りの合間に、お味噌汁も作りました。

出来上がってから、玄米ご飯とお味噌汁をいただき、無事終了しました。みんなの思いが詰まったお味噌、きっと美味しいお味噌になることと思います。食べられるようになるのは、半年後です。みんなで分け合う日が、楽しみです(^^)    by  ichi

味噌作り 2014年


今年も、実家の母とお味噌を作りました。大豆2キロを2日がかりで炊いて持って帰りました(今年は、全て「土鍋」で炊いたことが、特長と言えば特長です)。大豆を温め直して餅つき機で潰し、塩・麹と混ぜて甕に詰め…という作業を無事終えました。「ずっと前は、この倍の量を作ってたねー」「あぁ、そうやったかな~」などと話しながら作りました。

道理で、いつも夏前には、足りなくなるんや… ならば、追加でもう一度作ってみようかと思い、道具一式、奈良へ持って帰って来ました。今月中に追加の分を仕込みたいと思っています。お味噌汁や和え物、味噌煮など、お客様に美味しく召し上がっていただけるよう、美味しくなぁれ、と想いを込めて…(^^)

あす香のお味噌汁は、具だくさん。今日は、はくさい・かぶら・エノキ茸の味噌汁です(左写真クリックで拡大) by  ichi

■ご参考(過去の味噌作り)
  2013年 2012年 2009年 2007年 2006年
  (2009年以前は、旧あすかDiaryへリンク)

味噌作り 2013年


今年も、実家の母と、味噌作りをしました。毎年、1月か2月にすることが多いのですが、今年は3月の終わりになってしまいました。毎年恒例の行事をやっと終わらせたということで、ホッとしています(^^)

 最近、味噌汁を飲まない人が多いと聞きます。日本人にとって、食事の基本は「ごはんとお味噌汁」。パンや麺(パスタ)で済ますのではなく、しっかりごはん(お米)を食べ、必ずお味噌汁を添えていただきたいものです。

一方では、味噌作りの教室があちこちで開催され、味噌作りを学ばれている方も増えているようです。自家製のお味噌は、熟成させて出来上がるまでが、楽しみでもあります。それに美味しくて安心して使えます。手前味噌、どんどん作っていただきたいです(^_-)。(【左写真】大豆・麹・塩を混ぜて、空気を抜くようにしながら、ボールにします。【右写真】ボールを瓶に詰めて、表面に塩をふったところです。これで仕込みは、ほぼ出来上がり) by ichi

■ご参考
  過去の味噌作り  2012年  2009年 2007年 2006年
  (2009年以前は、旧あすかDiaryへリンク)

味噌作り 2012


この冬も、実家の母と、お味噌を作りました。いつも通り、米味噌・麦味噌、両方作りました。

どちらも、乾燥大豆を各1キロずつ、という量なので、そんなに大変ではありません。お店をしていた頃は、大鍋一つで1キロの大豆を炊くことができたのですが、今回は大鍋が手元に無いので、500グラムずつ、4回に分けて3日がかりで炊きました。どちらかと言うと、その方が大変でした(^^;;

いつも堅めに仕上げてしまうので、大豆・麹・塩を混ぜる時、今年は意識して呉汁(ごじる)を少し多めに入れました。さて、どんなお味噌になるか、半年後が楽しみです(^^) by ichi

御参考 旧あすかDiary>味噌作り 2009