No.271の記事

味噌作り 2009

 この冬も、例年通りお味噌を作りました(あすかDiary 2006/02/282007/01/07参照) 2月に実家の母と米味噌を、そしてつい先日、以前料理教室に来てくださっていた仲良しクラスの方々と、麦味噌を作ったのです。

 集まった殆どの方が、味噌作りは初めてとのこと。最初に材料や大豆の炊き方、大豆:麹:塩の割合について、ざっと説明をし、早速作業開始。先ずは大豆を潰します。実家でいつも使っている餅つき器に、炊いた大豆を入れて潰します。順調に潰れていく様子を、皆さん感心して見ていました(写真左)

 大豆を潰している間に、塩と麹を混ぜる、所謂「塩きり」をしておきます。潰した大豆をもち箱(これも実家から借りてきたもの。大豆と麹・塩を混ぜるのに、丁度良い大きさなので、いつもこれを使っています)に広げ、ある程度冷めてから塩・麹を入れ、混ぜて行きます。みんなで交替で混ぜてから、空気を抜くようにボールに丸めていきます。「手がスベスベになったみたい♪」「ほんと、しっとりしてる!」という喚声が上がります。麹のお陰?大豆アミノ酸のお陰?(^^)(写真中央)

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 出来たボールを甕に入れ、空気が入らないようにグイグイ押さえながら詰めて行きます。ここが一番力が要るところ。量が多いと結構骨が折れる作業です。さすがに男性は力がありますね、大きな手でグイグイと、横で見ていても気持ちの良いくらい、押しが強いのです。総勢7名でワイワイ言いながら、楽しく味噌作りは進んでいきました(写真右)

 この日一番嬉しそうに、楽しそうに作業をしていたのがMさん(男性)。途中「楽しいわ〜」を連発。今回作ったのが麦味噌なので、次は自分で米味噌を作るとのこと。「大豆を何で潰すかが問題ですね〜」と、早くも思案中でした。約半年後に、熟成したお味噌を分け合うことになっています。7人の気持ちと手の温もり、そして笑いが入った、美味しい美味しいお味噌に、きっとなるだろうなぁ…と今からとても楽しみです。