Tag Archives: 京都

京都大原山の縄文杉 その2


その1からの続き) 杉の姿は、神々しく、感動でした。「この木には神様が宿ってるね」「そうやね」そんな会話を聞きながら、いや、神様そのものや、と思いました。すぐ目の前に、樹齢5000年以上の杉が立っている… なんだかとってもありがたい気持ちになり、涙が出て来ました(写真各々クリックで拡大)

太い幹には、人が入れるような窪みがあり、そこに入ると、杉に抱かれているような、杉と一体化したような、なんとも温かな感触でした。根が張っている所に炭を置き、炭の上に竹酢を撒きました。作業が終わると、みんなで杉に向かって手を合わせ、アワ歌を歌ったのでした。

 こちらのサイト(伏条台杉〔芦生杉〕の群生地)にも、上の縄文杉他のいろいろな写真が載っています。ご参考まで。

下山時、なめこ(なめ茸)を採りながら、ゆっくり下りました。少し疲れは感じながらも、気分は爽快、背負って来た炭が無いので、それも楽でした。登山口まで戻り、楽しみにしていた、小屋でのお昼ご飯が始まりました。焚き火の上では、うどん入りのなめこ汁が、ぐつぐつ煮えています。少し冷えて来た体には、アツアツのなめこ汁がとても嬉しかったです。あまりの美味しさに、3杯もいただきました(^^) 他にもスタッフの方がご用意くださった、手作りのおにぎりや稲荷寿司、おかずがあり、もう最高に美味しかったです。写真を撮るのも忘れて、がっついてしまった(^^;)

杉の木が弱るのは、酸性雨などが原因とのこと。そして最近では、セシウム(福島原発事故の影響がこんな所まで!)や中国の大気汚染も影響しているらしいです。全て人間の為したこと。古木がまだまだ命を長らえていけるような地球に戻すこと、これも人間にしかできないことです。また機会をいただければ、是非参加させていただきたいと思っています(→2014/05/30参照) by ichi

京都大原山の縄文杉 その1


「縄文杉」と言えば、ほとんどの方が、屋久島の杉を思い浮かべると思います。私もそうでした。しかも縄文杉は、屋久島にしか無いと思っていました(右写真)。ところが、つい2ヶ月程前に知り合った方から、京都の大原山に、樹齢4000年・5000年級の縄文杉があって、その杉が弱っているということ、杉の根元に竹炭と竹酢を置いて、杉を助けるプロジェクトに参加した、という話を聞きました。次回の日にちを聞くと、丁度定休日です。これは参加しなさい、ということやなと思い、行くことにしました。炭や竹酢を背負っての登山は、大変そうだけど、縄文杉に是非会いたい!そんな思いで、いっぱいになりました。

今回は、人数が多くて、20人位になりそうだとのこと。人数が多ければ、一人の荷物の負担も軽くなります。良かった~ 登山道まで、車での移動。秋晴れの中、最高のドライブを楽しみました。

運ぶ炭は、全部で200キロ。それに竹酢も有ります。炭は5キロずつ袋に入っていて、リュックにやっと一つ入りました。それでも背負うとズシッと重い。一人で6袋(30キロ)を担いでいる男性もいました。凄い!いよいよ縄文杉目指して出発!初めの5分程の道が、結構険しく、その後は比較的歩きやすい道になりました。段々リュックの重みが肩に食い込んで来ます。30分程経った頃、少し足が痛くなって来ました。ありがたいことに、休憩しましょうということになりました。助かった~(^^;) 10分程の休憩後、再び出発。ストックを持つ手も、結構力が入ってしまって、だるく感じます。秋山の景色を楽しむ余裕も無く、黙々と登り続けました。

あとどれ位かな~、もう3分の2位は来たんやろか…と思いつつ、なおも黙々と歩いていると、着きましたよー、と声がかかりました。顔を上げると、前方に大きな杉の木が、静かにしずかに立っていました(続く) by ichi

妙心寺料理教室 2013.10


京都の妙心寺・東林院での料理教室に参加しました。今回で2度目です。10月のメニューは、「ひりょうず」「カボチャの梅煮」「栗のポタージュ」でした(前回についてはこちら参照)

ひりょうずは、人参・ごぼう・キクラゲの他、銀杏や栗という季節のものが入っていて、具だくさんの、とてもボリュームのあるものでした。カボチャの梅煮は、梅干しの酸味とカボチャの甘味が程良く感じられ、さっぱりとした煮物になりました。栗のポタージュも、栗の旨味が堪能できる美味しいスープでした。(牛乳とバターの使用には、ちょっとびっくりでした^^;;)(下写真、各々クリックで拡大)

予めご用意くださったお料理に、ご飯とお汁で、とても豪華なお昼ご飯となりました。同じグループで料理をした方たちとの会話も弾み、とても楽しい料理教室でした。と同時に、やはり勉強になりました。東林院では、月替わりのメニューで、火曜日と金曜日に料理教室を開催されています。次の予約も入れて帰った次第、次回も楽しみです(^^) by ichi

妙心寺 料理教室 その2


その1より続く) 教室で作ったものの他にも、煮物や香の物、ご飯にお吸い物と予めご用意くださっていたのでした(左写真クリックで拡大)。頑張って全部いただきましたが、お腹いっぱい、タッパーを持って来たら良かったな、と思うほどでした。

「無駄を省き、手間を省かず」。心に響く言葉でした。料理のみならず、生活全般に言えることと、先生がおっしゃいました。妙心寺での初めての料理教室、本当に 参加して良かったです。料理中は勿論、先生のお話からも、学ぶことばかりでした。暑い暑い京都でしたが、日差しの強さにクラクラしながらも、行った甲斐が ありました。次の予約も入れて帰った次第です(^^)v

妙心寺・東林院は、沙羅双樹の寺として有名です(右写真クリックで拡大)。「平家物語」の一節、”沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす” に出てくるあの花です。ただ、名前は知っていても、実際の沙羅双樹(日本ではナツツバキを指す)をご存知の方は案外少ないかもしれません。 by ichi

妙心寺 料理教室 その1


京都の妙心寺・東林院での料理教室に参加しました。ずっと前から、西川玄房先生のレシピ本を持っていて、一度参加したいと思っていました。「精進」とは、肉・魚を食べない(殺生しない)ということだけではなく、季節の野菜の命を生かし使い切るということです、というようなお話から、教室は始まりました。

今月のメニューは、カボチャようかん・オクラの天ぷら2種・素麺サラダでした(下写真、各々クリックで拡大)。カボチャようかんは、蒸したカボチャの身と皮を別々に裏ごしして、二層にして寒天で固めたもの、見た目もとてもきれいです。オクラの天ぷらは、その日畑で採れたものを使い、切り込みを入れた天ぷらと、磯部巻きの2種類でした。そして、素麺サラダは、季節の野菜をいろいろ刻み、一緒にいただきました。ゴマペーストや醤油・梅干しなどで作ったつけダレは、ゴマのコクと梅干しのサッパリ味が上手く混ざり合ったものでした^^(その2に続く) by ichi

龍馬とお龍の結婚/Happy Wedding!! その2


先日、チカちゃんの結婚式にdanも招待して頂きました。会場は京都の東山にある「パビリオン・コート」。一見、平屋の和風建築に見えますが(左写真。クリックで拡大)、実は、3階建ての洋館(^^;;。大正アンティークのレトロ空間が居心地良かったです(詳しくはこちら)。もう一度行きたいので、どなたか、結婚式に招待して下さい!(^^)

  

さて、会場に行く途中で見つけたのが、「坂本龍馬&お龍『結婚式場』跡」なる石碑(写真中央。クリックで拡大)。こんなところにあったとは…。現在、「龍馬伝」がマイブームのdanにとって、龍馬&お龍というと右写真のようなイメージでしょうか。いわゆる美男美女、時代の最先端を走っていたカップル。

龍馬&お龍ゆかりの地に近いパビリオン・コートで結婚式を挙げると、龍馬&お龍にあやかれるような?気がしますね(^^) by dan

三つ星の美容室


ミシュランガイドという有名なガイドブックがあります。星の数による格付けの威力は絶大で、「三つ星」だと、その店に行くためだけの旅行プランが成立する程です。もっとも、三つ星獲得(維持)の為に、常に世界レベルの技術とサービスを要求されるわけで、お店も大変だと思います。

さて、先日、「三つ星のレストラン」ならぬ「三つ星の美容室」を京都で発見しました。寺町通り(寺町専門店会商店街)にある「三ツ星美容室」というお店です(右写真、クリックで拡大)。一瞬、「ミシュランで三つ星評価を得た美容室?」と期待してしまいますが、名前が「三ツ星」なのでした(^^;;

もし、これが飲食店で「三つ星レストラン」という名前の店があったら面白いですよね。と思ったら、実際に、東京にめぐろ三ツ星食堂というお店があるようです。食べログによる評価は5点満点中の3.04。うーむ、やっぱり?三つ星でした(^^;;  by dan

ベジノートさんで食事会


京都にある「ベジノート」さんで、食事会をしました。親しくさせていただいているお客様と、美味しいお料理をいただきながら、ゆっくりお喋りを楽しみました。

コースでお願いしていたお料理は、いろんな野菜が堪能でき、お味付けもカレー味あり、さっぱり酢の物ありで、本当に美味しかったです。途中のパスタのあたりで、かなりお腹がいっぱい、最後のデザートまで全て美味しくいただきましたが、まんぷく~、まんぞく~、でした。

  

この日は、かねてから是非行ってみたいと思っていた『砂浴』について、具体的に話が進み、盛り上がりました。砂浴のデトックス効果たるや、抜群とか。砂浴ブロジェクト、いよいよ発進です~(^^)  by ichi

■dan補足 後日、ベジノートさんのスタッフブログに「砂浴のススメ」を発見。しかも、砂浴された場所が、我々の考えているところと同じらしい。し、しまった。いろいろ話が聞けただろうに…(^^;;