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耳なし芳一なお店「成田屋」


下の3枚の写真は、JR吹田駅の近くで見つけた「成田屋」という定食屋さん。少々分かりづらいですが、外壁(引き戸も含む)にメニューがぎっしり貼られており、ほとんど壁が見えません(各写真、クリックで拡大。じっくり御覧下さい)

  

ここまで徹底されると、メニューが「文字」ではなく「文様」に見えてきます。全身をお経だらけにされた「耳なし芳一」状態といいますか…(^^;;

他の方の報告によると、「見た目だけじゃく中身もすごい」状態とのこと。でも、お味は「普通に」美味しいらしいので、近所の方がよく利用しているお店だと思います。三十年以上?やっていそうな雰囲気ですもんね。

好奇心半分、怖いもの見たさ半分という、少々不謹慎な理由ですが(^^;; 、いつか食べに行きたいと思います。 by dan

PS 2013年4月現在で営業中であることを確認(→こちら

住吉ノータリンクラブ


神戸の住吉で和竿専門店を見かけました。看板には、江戸和竿浜川一門「和竿竹素材販売」と書かれています(右写真。クリックで拡大)。和竿に、○○一門等の流派があるとは…(^^;;

珍しいので、写真を撮っておきました。最近、こうした専門店(例えば、畳屋さんとか氷屋さんとか…)が少なくなってきているので、見かけた時は、なるべく記録するようにしています(^^)

で、撮影時は気付かなかったのですが、帰宅後、あらためて写真を見ると、看板の下に「住吉ノータリンクラブ」という、妙ちくりんな名前が…(右写真)。ノーリターンではなくノータリン(「脳が足りない」=バカの意。念のため…)

調べてみると、れっきとした有限会社の名前でした(公式サイトはこちら)。こんな社名も法人名としてOKなんですね。でも、放送禁止用語が入っているので、この会社(お店)、テレビで紹介されることはないかも…(^^;; by dan

猫の親子(コクリちゃん登場)


あす香の近くに、我々がクリ(ちゃん)と呼ぶ猫がいます。名前の由来は、毛色からです。野良猫の割にお腹がプクプクなのは、いろいろな人から餌をもらっている為で、最近急に痩せたのも毛の抜け変わりか夏痩せぐらいにしか思っていませんでした(^^;;

ところが、先日、クリちゃんが仔猫と一緒にいるところを発見。しかも、仔猫の世話をしているではありませんか!親子に間違いありません。お腹がプクプクだったのは妊娠、痩せたのは出産の為だったんですね。全然気が付きませんでした。ごめんなさい>クリちゃんm(__)m

  

かわいい仔猫の名前ですが、クリちゃんの子供なので、コクリちゃんと命名しました(ジブリの「コクリコ坂から」が公開されたタイミングでもあるし…)。店の行き帰りの楽しみが増えました(^^) by dan

前島秀章さんの木彫


スイカが大好きなdanは「前世はカブトムシだったに違いない」と人によく言われます(砂浴1日目の夕食の際、デザートとして出された8人分のスイカをほとんど一人で食べてしまい、ヒンシュクを買ったばかり^^;;)。ということで?夏の風物詩でもあるスイカにちなんだ話題を…。

土佐堀通りから三休橋筋に入り、少し南へ進んだところに、ギャラリー谷崎という画廊があります。店頭に展示されているのが、スイカにかぶりついている右の少女像(クリックで拡大)。前島秀章さんの「昔日」という作品です。木彫ならではの温かさが伝わってきます。

ネットで探すと、下のような作品を見つけることができました(クリックで拡大。オンラインマガジン「FUSION」から画像をお借りしました→こちら)。前島さんの作品はどれも、眺めていると心が和むというか、ほっとしますね。今の世の中で、こういった作風は貴重な気がします。ファンになりました(^^) by dan

  

■前島秀章さんの公式ホームページはこちら

船の話(ペーパークラフト入門)


コスモスクエア駅から大阪湾を見ていたら、通りがかったのが右のコンテナ船(小さいので少し見づらいかもしれません。クリックで拡大)。関西の人間であれば、阪神(HANSHIN)?と思うところですが、「韓進海運」 (HANJIN SHIPPING。以下、HJS)という韓国のコンテナ船でした。

「韓流」(はんりゅう)と読む理屈で、「韓進」(はんじん)。なるほど、勉強になります。サイトによれば、HJSは韓国最大、世界でも上位10社に入る船会社だそうです。日本で言えば、日本郵船(NYK)のようなビッグネームですね。

で、日本郵船のサイトを眺めていて見つけたのが、ペーパークラフトのページ。入門編として大人でも十分楽しめそうです。また、ペーパークラフトも調べてみると、非常に奧が深いことがわかりました。

たとえば、帆船模型 Modelship.jp というサイトのこのページ(右写真)。精緻かつ完成度の高さにビックリです。型紙を切り貼りして出来たとは思えません。船以外にもいろいろあって、そそられます(苦笑)。当分、時間が取れそうにないですが、将来、はまる可能性があります。手先を使うのでボケ防止にもなりますしね(^_-)☆ by dan

傾いた家


JR六甲道駅の近くで、こんな家を発見(写真左、中。クリックで拡大)。なんだ、これは?と思いますよね(^^)。当時のオーナーの意向で、店が目立つよう、あえて「傾けて」建てられたとのこと。40年前から傾いているので、阪神大震災とは無関係。ピサの斜塔ならぬ「六甲道の傾いた家」として、有名だったらしいです(私は知りませんでしたが…)。こんな建物を建てたオーナーこそ、ホントの「傾奇者(かぶきもの)」です(^^;;

  

1971年に喫茶店としてオープンし、30数年間営業。その後、オーナーが変わり、現在は2Fに会社、1Fがレンタルスペース「場 SLOOPE」(バー・スロープ)となっています。念のため、付け加えておくと、傾いているのは外観だけで、内部は普通の造りです。平衡感覚が狂って長居できないとか、そういうことはないようです(^^)

2Fを本社としているのは、サイクル神戸ycc というカスタム自転車屋さん。ネット通販が主体とはいえ、坂道の多い街(=自転車が少ない)で、自転車販売というのが面白いですね。神戸×自転車で、「シャカリキ」という漫画を思い出しました。

ところで、こんな状態でドアが開くのだろうか?と思いますが、よく見ると、引き戸になっていました。なるほど、これなら大丈夫です(^^)(写真右) by dan

神祇官歩道橋(畏れ多くて渡れない?)


西宮市内、JR東海道線沿いにあるのが、右の「神祇官歩道橋」(クリックで拡大)。何故、こんな名前になっているのかと言えば、神祇官町(じんぎかんちょう)という場所にあるからです。おそらく全国で唯一と思われる珍しい地名。京都や奈良にあれば納得するんですが、西宮というのが意外でした。

ちなみに神祇官とは「律令制で、太政官(だいじょうかん)と並ぶ中央最高官庁。朝廷の祭祀(さいし)をつかさどり、諸国の官社を総轄した。かみづかさ」(デジタル大辞泉)。今風に言えば、神社庁歩道橋、宮内庁歩道橋という感じでしょうか…。

私なんかが渡ってよいのだろうか?と考えてしまいますね(^^;;。西宮はご存じのように西宮神社がある土地ですし、古い地名等が結構残っていることに今回あらためて気付かされました。 by dan

地ビール「地底旅行」


市岡の繁栄商店街の横道で見つけたのが、右の看板。煙突も見えたので、てっきり温泉(銭湯)かと思ったら、違いました。「地底旅行」という、地ビール醸造元です(右写真、クリックで拡大)。「地底旅行」という言葉に、ジュール・ヴェルヌが頭に浮かんだ人もいるでしょう(^^)

ここには、天然温泉を使った足湯サービス付きのレストランがあり、地ビールの販売も行っています。醸造元=産地直売だけあって、新鮮&フルーティで美味しいと評判のようです。大阪の下町で造られる地ビールなので、下戸の私も興味津々。一度飲んでみたいと思います(^^)

地底旅行」というネーミングは、地底の温泉水を使うところから来ているとか。地酒に比べて、地ビールという言葉は少々認知度が低いですが、「風の谷のビール」「チョンマゲビール」等ネーミングにも工夫を凝らしたビールが各地にあるようです(→JBAの地ビール醸造業者リスト参照) by dan

PS ビールの画像はこちらよりお借りしました。謹んで御礼申し上げます。