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大根のステーキ/Japanese white radish steak


先の3連休に、1泊2日で多武峰(とうのみね)に行きました。多武峰や談山神社(たんざんじんじゃ)は、ずーっと前から知っていたのですが、訪れる機会がないままでした。何となく、とても遠くて「秘境」のように思っていましたが、実は 明日香村から車で15~20分位の距離。20代から既知の場所に、ん十年越しで、やっと行くことができました(^o^)。2日目にお詣りした談山神社は、十三重の塔(右写真)と紅葉の美しさで有名ですが、こんな真冬にお詣りしたにもかかわらず、とても気に入りました。また季節を変えて、是非行きたいと思っています。知らなかった奈良のええとこ、また一つ増えました(^_-)

その日のお昼ご飯は、飛鳥寺のすぐ近くの「山帰来/さんきらい」というお蕎麦屋さんで。ここは、暮れに あす香にご来店くださったお客様に教えていただいたお店です。久しぶりに美味しいな~と思えるお蕎麦を食べました!細くて繊細な蕎麦はコシがあって香りも良い。藤色の辛み大根は薄紫が美しく、程よい辛さでした。教えてくださったお客様に感謝です。こちらは蕎麦の予約はできますが、席の予約はできません。12時過ぎに行ってみると激混みで、1時間後に、席が空きましたと、やっと電話で呼んでもらえました。

さてさて、ここからが本番、あす香のお料理のご紹介です(笑) 寒さのお陰で、大根が美味しい~~~!1センチ強に輪切りにした大根を、土鍋でコトコトと炊き、下味をつけておきます。1日置いてしっかり味を染み込ませ、フライパンで焼きます。うっすら焦げ目が付くくらいまで焼き、最後の仕上げは、醤油と味醂を加えて強火に。ジュウジュウという音と芳ばしい香りが、もう堪りません。お箸がスッと通る位の柔らかさですが、召し上がっていただきやすいように、隠し包丁を入れて盛り付けます。水分と旨みたっぷりの大根を、じっくりと味わっていただいています(^^) by ichi

あけまして おめでとうございます(^o^)/Happy new year!2022


明けましておめでとうございます。奈良は暖かく穏やかな三が日でしたが、皆様、いかがお過ごしでしたか?今年は帰省をされた方も多かったのではないかと思います。お身内の方と久しぶりに会われたり、旧交を温めたり…。素敵な時間を過ごされたことでしょう。私は元日に実家に帰って、お節とお雑煮で新年を祝いました。

その後、思いつきで明日香村へ行き(^^;;、甘樫丘(あまかしのおか)に登って大和三山(香具山・畝傍山・耳成山)を拝みました。この大和三山とは反対方向の村の風景も、とても良い眺めで 気に入りました。ちょうど夕暮れ時に差しかかっており、丘の上では山(葛城山?)に沈み行く夕陽を見ることができました。丘に登る途中、木々からの木洩れ陽も とても神秘的で、思わずうっとり。少し寒かったけど、心が沸き立つような そんな時を過ごしました(^^)

さて、今年もお料理のスタートは、お節から。昨年の年末は、とにかく時間が無かった…(汗)。20日頃からやっと年賀状を書き始め、ご予約もいただいていたのでその料理と準備をし、30日・31日の2日間で、何とか作りました。でも、やっぱり 次々とできていく料理には、その年の締めくくりという思いが入り、お重に盛りつけをし終えた時の達成感は、ちょっと小躍りしたくなるような嬉しさでした(下写真は今年の三段お節。各々クリックで拡大)

来年は、大阪時代にさせていただいていた お客様のお節作りも、やってみようかなー、なんて、チラッと思ったりしています。大阪のお店をCloseしたその年末に、お客様のお節を作ったのが最後で、あれからもう10年位になるでしょうか。一つかせいぜい2つしかできないとは思いますが……。また11月になったら、どうするか考えたいと思っています。

2022年が明るく笑顔で過ごせる一年でありますように。今年も皆様のご来店をお待ちしております。どうぞ よろしく お願いいたしますm(_ _)m by ichi

今年も ありがとうございました(*^^*)/豆腐グラタン Tofu Gratin


いよいよ2021年も終わりを迎えます。皆さんはどんな一年でしたか?私は、いつも通り、いえ…いつも以上に、あっという間の一年でした。それだけ、日々充実していた、ということに しておきます(笑)

12月後半はご予約をたくさんいただいて、最終営業日の28日までしっかり仕事をさせていただきました。初めて ご来店くださった方々、2~3年ぶりに来てくださったご常連さん……初めて作った料理もあり、また この時期には滅多に出さないものを出したり。結構 楽しんで料理をしていました。急にご予約が増えた時は、出す順番や料理自体を変えたり…そんな臨機応変さも経験のなせる技かと、一人悦に入ったり(^^;;
お客様との語らいも本当に楽しくて、あー、やっぱりこの仕事 好きやなー、やり甲斐あるなー、と あらためて感じた年末でした。そして、何よりも、召し上がってくださるお客様あっての料理であり、仕事です。来年も皆様のご来店を心よりお待ちしておりますm(__)m

さて、今年最後の料理の紹介です。珍しくグラタンを作りました。夜のコースの一品として出しています。絹ごし豆腐を潰して滑らかにし、きのこや玉ねぎ、ブロッコリーなどの旨味を豆腐の中に閉じ込めてオーブンで焼きます。トッピングはすりおろした長芋と天然酵母のパン粉です。出来上ってオーブンから出すと表面がクツクツと踊っています。料理が奏でる音も美味しさの要素ですね。 by ichi

美味しい玄米/Brown rice


新潟から、お米が届きました。あっ、○○さんから……!箱を開けると、お手紙と南魚沼産の玄米10キロが入っていました。一度だけ行ったことのある十日町(新潟県十日町市)の風景が、さーっと頭をよぎりました。十日町までの移動中、車窓から見える、どこまでも続く田んぼの風景は、圧巻でした。米処を誇るにふさわしい、そんな景色でした。贈ってくださった方によると、雪解け水で成長したお米で、血液の素を作るには、最高だということです。きっと美味しいお米に違いない!そう思うと、直ぐにでも炊いて食べたい!翌日はご予約が入っいるので、早速 そのお米を炊くことにしました。

そして翌日、その玄米を研いでいると、何だか違う感覚が……!お店を始めてから20年来、ずっと佐賀のお米を炊いて、お客様に召し上がっていただいています。その日、新潟のお米を研いでいると、お米から伝わってくる波動?エネルギー?が何か違う。どちらが良いとかではなく、お米を触る手の感触に、なんとなく違う物を感じました。うーん、初めての経験…… (^o^)

作り手の想いや、作る場所・その土地の風土など、違いが全てお米に含まれるのでしょう。その日炊いた新潟のお米は、やはり美味しかったです。ちょうど、あす香のお誕生日(12月3日です)の翌日ということもあり、お祝いも兼ねて小豆入り玄米ご飯にしました。これらのエピソードを交えて、お客様にこの玄米ご飯を召し上がっていただきました。お客様も喜んでくださったようです。 by ichi

季節の和え物/Seasoned autumn vegetables


奈良に移ってから、9年半になろうとしています。来年で、10年か……。こちらに来てから、ほぼ毎年、ご近所の方から柿(渋柿)をいただき、吊し柿を作っていました。ところが…11月の半ばになって、あれっ、今年はどこからも、柿が来ていないぞ、と思っていたところ、「柿をもらって」と、ご近所さんから声をかけていただきました。皮をむいて、紐にくくりつけて、と1個1個の手作業は、面倒ではありますが、やはり年中行事?としてやっておきたい(笑) 今年も、20数個の干し柿を作りました。渋が抜けて甘くなったら、料理におやつに、パン作りに、使おうと思っています。

さて、今日のお料理です。季節の野菜を使った和え物です。ハクサイ・ブロッコリー・かぶら・ハヤト瓜・柿で、作りました。柿は、普通の甘い柿(生)です。ハヤト瓜は、お客様に出したところ、ご存じの方、ご存じでない方が、ほぼ半々でした。形は ラ・フランスに似ていて、皮の色は白と黄緑色があります。適当に切って、少し塩をして生でいただくと、シャキッとした食感が美味しいです。サラダに和え物に、お漬け物にと、いろいろと使える、今が旬の野菜です(^_-)(左写真クリックで拡大) by ichi

きのこ汁/Mushrooms soup


珍しく?「読書の秋」をしています。いつも読むペースが遅く、先に読んだところの内容を忘れてしまって(笑)、途中で止めてしまうこともしばしば。そんな私ですが、9月・10月は、数冊読んだのでした。やはり、読書は知らないことをいろいろと教えてくれるし、別次元の世界に連れて行ってくれることもあります。

最近読んだ本で一番面白かったのは、「新・日本列島から日本人が消える日(ミナミAアシュタール著)」という本です。本当かどうかは「?」ですが、もし本当だとしたら、歴史観がガラッと変わります。あと、縄文時代は以前から興味がありましたが、ますます縄文人やその文化について知りたくなりました。冬至に向かって、これからまだまだ夜が長くなりますが、もしピンと来たら、秋の夜長にこの本を読んでみられるのも良いでしょう(^^)

さて、今日のお料理です。秋はキノコたちが美味しい季節。それぞれの持つ 旨味と食感が大好きです。複数のキノコだと相乗効果があるのか、かなり良い味を出してくれます。なので、お出汁がなくても良いくらいです(^^)。その時どきで、3~5種類のキノコで作りますが、シメジと舞茸は 必ず入れます。「香り舞茸、味 シメジ」という言葉がありますが、やっぱりこの2つは絶対に外せないなー、と思っています。そろそろ寒くなって来たので、お客様には先ずは胃腸を温めていただくようにと、一品目にお出ししています。温かいお汁がスルリとお腹に収まることで、体と心を緩めていただけるのではないかと思います(左写真クリックで拡大)(^_-) by ichi

冬瓜・里芋・ごぼう/Winter melon Taro Burdock


明日香村の黄金色の棚田が見たくなり、行って来ました。高松塚古墳周辺から稲渕へと車を走らせると、見事な棚田が続きます。以前はチャリンコで散策したのに……もうそんな気力も体力も、ありません(笑) 稲渕地区では、毎年恒例の 案山子の展示がありました。今年のジャンボ案山子は、大リーグで大活躍の大谷翔平選手です(右写真)。鬼滅の刃の案山子もあり、まだブームは続いているようですね。案山子を見ながら、世相を感じて歩くのも楽しいし、ひっそりと健気に咲く野の花たちを見ながらの散歩は、心が温まるひとときでした。

日中は、まだまだ暑いですね。それでも、夕暮れが早くなり、涼しい風を感じると、秋の深まりを感じます。そろそろ、煮物が恋しくなって来ました。冬瓜に里芋、そして牛蒡の煮物を作りました。牛蒡が食べたくなると、私の体が秋へとシフトしたサインです。どの料理も、塩と醤油のみの味付けですが、素材の個性や食感の違いで、それぞれの美味しさを感じることができます。秋から冬へと、寒さに備える体は、今から作っていかなければなりません。特に冷え性の方は、生野菜は厳禁です。季節の野菜、根菜類などをしっかりいただいて、風邪など引かずに、元気で過ごしたいものですね(^_-)  by ichi

栗ごはん/Chestnut rice


毎年、9月の半ばを過ぎた頃に、岐阜のお客様が、栗やさつま芋・柿など、秋の味覚を箱にぎっしり詰めて、送ってくださいます。ありがたいことに、今年も届きました~!よく こんなに上手にきっちりと詰めれるもんだ、といつも感心します。栗は2種類入っていて、一つは「利平栗」という 最高級の栗だということです。なるほど、コロンとした、丸々した栗で、本当に美味しそう……色は濃い茶色です。いかにも濃厚な甘味の栗っぽくて、ワクワクと期待が高まります。

先ずは「栗ごはん」を炊いてみました。期待に違わず、というか、期待以上に美味しい栗でした。身は水分が少なく、カチッとしています。塩加減も丁度良く、おかず無しでも、何杯でも食べられそうです。栗の皮を剥くのは結構 手間ですが、それも吹っ飛ぶくらいの美味しさでした。栗たちと一緒に箱の中に入っていたメッセージには、「利平栗は、料理に使って下さい」とありました。お客様には、料理の一つとして、出したいと思っています。さて、何を作ろう…目下 楽しく考え中です(^-^) by ichi