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料理教室 2019年3月


「2月は逃げる」の如くあっという間に過ぎて行き、3月になりました。春の訪れを感じる日が多くなって来ましたね。雨模様のある日、料理教室をさせていただきました。今回は、ここ何年か とても親しくしていただいている方々にお声がけしての教室でした。あす香の料理教室は初めての方もいらっしゃれば、もう何度も来てださっている方もいらっしゃいます。普段のお付き合い そのまま、和気藹々と楽しく3品作りました。

「豆乳のクリーム煮」「蓮根ボール」「ハクサイの生姜炒め」 作ったのは この3品です。豆乳のクリーム煮は、野菜を重ね煮・蒸し煮している途中で、どんな塩加減かをチェックするために、お汁で味見を。調味料といえば、塩しか入れていないのに、この旨味!この甘さ!

結構しっかり塩気がきいている中に、野菜の旨味とコクが感じられます。皆さん、美味しい!としきりに感心しておられます(^^)。モチモチ蓮根ボール、生姜がきいたハクサイ炒め、どれも好評でした。「帰りに早速 蓮根を買って帰りました」「料理スイッチが入って、すぐに自宅でも作ってみました」など、嬉しいご報告もいただいていています。

料理教室は 当分の間、こちらでスケジュールを決めて開催する、という形はとりません。ただ、ご依頼があれば、喜んでさせていただきます。できれば2名様以上で、お申し込みいただけるとありがたいのですが、お一人でも構いません。こちらで、他の方に声をかけてみます。教室にご興味のある方、是非ご連絡下さい!(^_-) by ichi

手ぼう豆の茶巾絞り


4月に、高校の友だちとびわ湖畔を自転車で走る予定です(→こちら参照)。誘われたのは随分前で、50キロほどということだったので、軽い乗りで参加を表明しました。が…!気がついたら、もう来月に迫っています。日頃の運動不足を反省し、そろそろ体を動かしておかないと、ついていけない!それどころか、途中リタイアということにもなりかねません。暖かくなってきたことだし、先ずはウオーキングから始めたいと思います。幸い、散歩するのに周辺は良い環境ですし、これからはお花も咲いて、より楽しくなるはず。なまった体を、引き締めて行きたいと思います(^^)

さて、今日のお料理です。手ぼう豆は、白餡の材料になる豆で、とても甘味があります(手ぼう豆の名前の由来等についてはこちら参照)。今回は、煮豆を潰して、茶巾絞りにしました。といっても、これはデサートとして作りました。白餡の材料とは言え、おやつとしていただくには、甘味を加えないと、満足感がないのでは、と思われます。そこで、レーズンのみじん切りとメープルシロップを加えました。すごくサッパリとした甘さで、レーズンの酸味が、全体の甘味を引き立てる役目をしています。 by ichi

菜の花と焼きのりの 和え物


だんだん春めいて来ましたね。日が暮れる時間も、遅くなって来ました。5時半過ぎてもまだ明るくて、以前より一日が長くなったように思えます。お気に入りの散歩コース、尼ヶ辻まで歩くと、途中にある梅が見頃でした。ほんのりと梅の香りが漂い、散歩がより気持ち良く感じられました(^^)

さて、今日のお料理です。菜の花が出始めると、まだまだ寒くても、春の訪れが近いことを感じます。春の野菜によくあるホロリとした苦みは、寒さで縮こまった私たちの体を、緩めてくれます。菜の花はゆがくより、炒める方が好きです。炒めることで、滋養分をしっかりいただけること、そして胡麻油の風味で、更に旨味が増します。

焼きのりをサッと炙って、バリバリと手でちぎって、菜の花と和えます。シンプルな料理ですが、何とも美味しい組合わせ。節分の恵方巻を手作りされた方は、焼き海苔が余っていたら、青菜と和えてみられたらいかがでしょうか?(左写真クリックで拡大)(^^) by ichi

百合根まんじゅう


寒い日が続いています。インフルエンザもピークを過ぎたと思ったら、今度は近畿圏を中心に「はしか」感染のニュースが….。でも、来週からまた暖かくなって来るそうで、春は確実に近づいていますね。やはり、嬉しくなって来ます(^^)

さて、今日のお料理です。今日ご紹介するのは蒸し物で、「百合根まんじゅう」です。百合根の栽培はとても手間がかかるそうです。植え付けまでに3年、植えてから収穫までさらに3~4年かかるとのこと。でも、長い間、土の中にいるので、土から滋養分もたっぷりもらっているはず(^o^)

百合根は、鱗片を一枚ずつ外し、丁寧に土を洗い落として…と下準備に結構 手間がかかるのですが、栽培の手間を思うと、これくらいの手間、何てことないなーと思います。蒸し煮した百合根を裏ごしして、お饅頭に丸めて蒸します。ほんのりとした甘味と、裏ごしによるきめ細かな滑らかさがスルッとお腹に入ってきます。あまり料理することのない百合根ということもあってか、お客様にも大変喜んでいただきました(^^)  by ichi

車麩の角煮風/「魔法のメガネ屋の秘密」


昨年11月に「めがねの豊福」さん監修の新しい本が出ました。タイトルは「魔法のメガネ屋の秘密」(集英社)。以前ご紹介した「眼鏡のはなし」(→旧あすかDiary 2008/5/10 参照)の続編ともいえる本で、今回は4代目社長(現社長)がほとんどを執筆されています。コンタクトレンズやレーシックの是非について真正面から切り込んで行っておられますが、これはなかなか勇気の要ることだと思います。

コンタクトの弊害、本当に大きいです。私の同級生でも今だにコンタクトを毎日使っている友人が沢山います。今はまだ良くても、これから10年後、15年後、どうなるんだろうなー、と心配してしまいます。レーシックについては、最近は勧めるお医者さんも少なくなって来たとのことです。それが何を意味しているかは、分かりきったことですよね。こんなにも、お客様の眼のことを思い、少しでもその方の眼と体が楽になるようにと、取り組んでおられるメガネ屋さんは、他にはいらっしゃらないと、あらためて思いました。

現在、眼鏡やコンタクトレンズ等で視力を矯正されている方にとって「えっ、そうなの?」と驚きの内容の一冊。機会があれば、是非一読下さい(^_-)

さて、本題。今日のお料理です。お馴染みの車麩の料理「角煮風」です。この料理は、特に男性に 喜ばれるように思います。やはり肉っぽい見た目と、こってり感、ボリューム感が、嬉しいのでしょうか?私も、もちろん大好きで、いくつか余るように作って、自分も必ずいただいています。一緒に盛り付けているのは、「大和太ねぎ」という、地元の野菜です。太ねぎの甘みを閉じ込めるように、じっくり網焼きにしています。毎年春先には、出回らなくなります。もうあとほんのしばらくの間の、楽しみとなりそうです。 by ichi

鎌倉 手毬 さん


今日は、最近ご縁をいただいた方のお店をご紹介します(^^)。鎌倉で創作和菓子を作っておられる「鎌倉手毬」さんです(ホームページにあるこの動画は感動もの!!)。店主の御園井さんは美しく気品があり、それでいて男前な性格をもっておられます。お会いしてお話を伺ううちに、大ファンになりました。鎌倉は大好きで、2度ほど訪れましたが、また是非 行きたくなっています(^o^)

取材申し込みがしょっちゅうあるそうで、近々放映予定のTV番組だけで下記の通り(スゴイ!)。ご本人が出演、もしくは 和菓子が取り上げられるとか。オンエアが楽しみです!(^o^) by ichi

 1/27 (日) 所さん お届け物です!(17:00~)
 2/02 (土) スゴーイデスネ視察団 (19:00~)
 2/09 (土) ごはんジャパン      (18:30~)

ブロッコリーとかぶらのサラダ


この冬は寒波が来ても長く続かず、暖冬傾向と言えますね~。庭の花壇の花からもそれが分かります。ロウバイ・越前水仙は、咲き始めるのがいつもより2週間ほど早かったように思います。どちらも年明けから咲き始め、良い香りを放っています。そしてそして…、寒咲きあやめももう咲いています。毎年2月中頃の咲き始めですが、すでに次々と咲いています。普通は今が一番お花の少ない時期ですが、今年はちょっと、嬉しい異変です(^^)

さて今日のお料理です。ブロッコリーに かぶら…まさに旬ですね~。かぶらの白さ、切った時の断面の真っ白は、大根のそれとはまた違って、その美しさにいつもはっとします。湯がいたブロッコリーのグリーンと合わせると、お互いがその色を引き立てます。ちょこっと乗せた赤い大根は「紅くるり」です。ピーナッツペーストと白味噌・豆乳で作ったドレッシングで召し上がっていただきました。 by ichi

紅白信太巻き/大阪天満宮


仕事が始まり、お正月気分が抜けたと思ったら、すぐ「えべっさん」。今年もモチロンお詣りしました。しかーし、今年は、いつもの堀川戎さんじゃなく、大阪天満宮さんの方へ行きました。この界隈は、大阪でお店をしていた頃の、言わばテリトリーです。天満宮周辺は、見慣れた風景や、懐かしいお店がまだまだそのままだったりで、しみじみ嬉しく感じました。あの頃、多分 一番よく通ったであろう喫茶店も、まだまだ健在でした。マスターも私のことを覚えてくださってて、久しぶりにこのお店の美味しいコーヒーをいただきました(*^^*)

さてさて、今日のお料理です。大根と人参の「紅白信太巻き」です。昨年も、同じような時期に、このお料理をアップしたような…まあ、いいか……(^^;;

このお料理は、結構味付けが難しいです。煮物の味見は、基本は煮汁で、と教わりましたが、どれくらい薄あげや大根・人参にちゃんと味がついているかは、煮汁だけでは分かりづらいところがあります。また炊き終わってから、煮汁に半日以上浸けておくことで、味を含ませていきます。なので、ある程度の量の煮汁を残してお料理を終わること、煮含ませてからの味が、どんな風になるか、なども考慮します。そして、今回も 及第点に仕上がりました^^(左写真クリックで拡大) by ichi