NHKの朝ドラ「あまちゃん」は町おこしの地元アイドルが活躍する話ですが、このコンテスト優勝者を地元アイドルと言ってよいのかどうか…(^^;;。左は西ノ京駅に貼られていた「女王卑弥呼コンテスト第32回」の出場者募集ポスターです(クリックで拡大)。応募資格者は奈良県在住(在勤・在学)の女性なので、奈良県外での知名度はさほど高くないでしょう。かくいう私もこのコンテストを知ったのはつい最近です。
女王卑弥呼の邪馬台国の所在地はいまだにはっきりしません。しかし、大阪教育大学名誉教授・鳥越憲三郎氏が唱えた“邪馬台国は大和郡山市北西部(矢田地区)にあった”という学説をもとに、1982年、町おこしの一環として大和郡山市が始めたのが、このコンテストだそうです。保守的で前例主義が幅を利かす「お役所」らしからぬ英断ですね(^^)
個人的には「女王卑弥呼」という称号は20歳前後の女性には似合わない気もします(貫禄不足?)。最近の女性は年齢を感じさせない方も多いので、このコンテストも50歳以上限定としてはどうでしょうか?奈良県限定という枠も廃せば、全国から応募者が殺到するかもしれません。ご興味のある方は、大和郡山市観光協会のHPをご覧下さい(^_-) by dan
右写真は、女王卑弥呼(古代巫女)の考証衣装(風俗博物館より)