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アランの「幸福論」を読む その1


(「ゴホンと言えば…」より続く) 私が学生時代に読んだアランの「幸福論」は現代教養文庫版(宗左近訳)。実家にまだあるはずですが、わざわざ取りに帰るのも面倒ですし、最近、文庫は文字が小さくて読みづらいので^^;;、新たに買い求めることにしました。

まず購入したのが、ワイド版岩波文庫(神谷幹夫訳)。判型を大きく、読みやすくしたもので、内容は岩波文庫と同じ。早速読み始めたのですが、どうも意味が取りにくいところがあるのです(ちなみに、アランはフランス人なので、「幸福論」はフランス語で書かれています。念のため)

そこで、白水uブックス版(串田孫一、中村雄二郎訳)を取り寄せて該当箇所をチェック。それでも分かりづらい箇所があったので、(活字が小さいので敬遠していた)集英社文庫版も取り寄せ、三つの翻訳を比較することに…。

読み比べてわかったのは、別の翻訳を読むと内容がすっと頭に入る場合もありますが、どの翻訳でも意味がつかみにくい文章があるということでした(100年近く前に書かれたものなので、現代のフランス人にとっても難解な文章が何箇所もあるらしい)。従って、必ずしも翻訳が悪いわけではないのです(続く

再び、虹の話@西ノ京


朝から雨が続く休日、西ノ京の家で仕事をしながら、外出するタイミングを計っていました。夕方になってようやく雨脚が弱くなったので、様子を見に外に出ると、東の空に大きな虹が出ているではありませんか。

これは写真を撮らねばと、カメラを取りに戻ったわずかの間にその虹は消えていて、新たに立ち現れたのが左写真の虹です(クリックで拡大。最初の虹とは逆に、左下から右上方向へアーチ)

カメラを覗いていると、その虹もみるみる色が薄くなり、うっすらと二重アーチを描きながら、2~3分後には消えてしまいました(右写真、クリックで拡大)。ホント、虹の命は短いですね~。

1か月ほど前、偶然、茨木で二重の虹を見かけましたが(2012/08/25の記事参照)、コツがわかると、虹を見つけやすいようです。下記のブログ記事も参考にしながら、レインボー・ハンティングしてみませんか?(^^) by dan

■参考URL ~レインボー・ハンターを目指す方へ~
虹を見る方法。    Dr.GRUMMAN’sRAINBOW

神戸で近鉄に乗る/阪神なんば線


先日、所用で神戸へ行った際、三宮から奈良に直帰することになりました。阪神間はJRを使うことが多く、奈良への移動も JR三宮→鶴橋(JR/近鉄乗換)→大和西大寺→… というルートを考えていました。ところが、ichiに三宮から阪神を使えば便利だよね、と言われ、今は阪神・近鉄が接続していることにハタと気付きました。

で、早速、阪神電車を使って帰ることに…(実は、阪神三宮駅を利用するのは今回が初めて。駅が地下にあることすら知りませんでした)

休日ダイヤで三宮→奈良の直通便は20:14が最終だった為、尼崎で快速急行に乗り換えましたが(右写真、クリックで拡大)、それでもラクチンです。JRを使うより料金も安いので、今後、神戸から奈良に移動する時は、阪神はんば線を利用することにします(^^) by dan

バスガイドさんの話


西ノ京から奈良中心部へ移動中に発見したのが「若草観光バスガイド紹介所」さん(右写真、クリックで拡大)。ホームページによれば、平成3年に奈良県で労働大臣許可1番を頂いて開業したとのこと。バスガイドさんの仕事って、正確な観光知識だけでなく、場を盛り上げるエンターテイナー的能力も要ります。なので、専門の紹介所があるんですね。納得(^^)

そういえば、中学生の時だったか、モノマネや歌がやたら上手なバスガイドさんとご一緒した記憶があります。八代亜紀さんも、社会人として最初の仕事がバスガイドだったそうです。 by dan

キクヤ喫茶/心斎橋


先日、久しぶりに心斎橋の「キクヤ喫茶」に行って来ました。このお店は(おそらく)開店時から大きな改装もしていない為、いい意味での時代遅れ、レトロ感が心地よいです。

店内は、石原裕次郎が活躍する日活映画にそのまま出てきそうな、昭和30年代の雰囲気。特に目を惹くのが右写真、カーテンのあるテレビ台です(昔は、白黒のブラウン管テレビが設置されていた?)。今は、一人に一台が当たり前のテレビですが、普及初期には、喫茶店等で客寄せに活用されていました。その名残でしょうか(^^)

  

人がたくさんいる場所は活気があってよいのですが、気疲れもします。そうした時、このお店に入るとホッとします。珈琲も美味しいので、心斎橋に行かれた際、ご利用下さい。若い人にとって(作り物ではない)本物のレトロ感は、新鮮かもしれません(^_-) by dan

ゴホンと言えば、龍角散。アランと言えば…


昔、実家でドロンという犬を飼っていたことがあります。知人がアランという犬を飼っているという話を聞き、むこうがアランならこっちはドロンだ、となったわけです(当時、美男子の代名詞がアラン・ドロン。古い話です^^;;)

ちなみに、アランはおそらく血統書付の立派な洋犬。かたやドロンは、もともと近所をうろついていた野良犬(見た目はポインター)。知人からすれば、変な対抗意識を持たれて迷惑な話だったでしょう(苦笑)

閑話休題。ふつう、アランと言えば「幸福論」ですね。私も学生時代に読んだはずですが、内容をほとんど覚えていません。最近、アランの名言集(「アランの言葉 ~ビジネスマンのための成功哲学~」)で、「人間論」や「幸福論」の言葉に接したこともあり、アランを読み直すことにしました。「人間論」は絶版を古書で取り寄せ、「幸福論」は新訳を購入…(続く) by dan

弁当の話/キャラ弁の世界


ネットでたまたま見つけたのが「キャラ弁」。こんな世界があったとは…。ちなみに「キャラ弁」とは弁当の中身を漫画、アニメ、芸能人等のキャラクターなどに模したものをいいます(詳細はWikipediaで)

いろいろな作品が発表されていますが、見た目を追及するあまり、フタのできない弁当(苦笑)や「それは食材というより画材では?自分の子供に食べさせて大丈夫?」と突っ込みたくなる弁当(汗)もあったりします(^^;;

  

その中で、キャラ造形力&ランチとしての出来、で高度にバランスが取れていると感心したのが、上の あ・の・ね( 次女の地味キャラ弁と長男のずっしり大量弁とパパのガッツリ詰め込み弁) さんのお弁当。ホント、よくできています。絵心のある方は是非マクロビ仕様でチャレンジ下さい(^_-)☆

子供には少々古め?のキャラが多いのがご愛嬌。しかし、この人いくつなんだろ?「狼少年ケン」(!) なんてのもありますよ(^^) by dan

蔵馬工房さんの猫


久々に?猫の話題を…。先日、ichiが買ってきたのが、右の猫(クリックで拡大)。手作り作品はやっぱりいいですね。ぬくもりを感じます。たくましく生きる野良猫チックな感じも気に入りました。早速、デスクの上に飾っています(^^)

これは京都の蔵馬工房(大久保さん)の作品ですが、土・日はならまちに出店されているそうです(こちらのブログ参照)。ichiもそこで買ってきました。猫好きの方は、ならまち散策の際に、是非お立ち寄りください(^_-) by dan

PS dan家の猫グッズといえば、過去にこんな記事も書いています。