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どくだみの花/西ノ京リポート


引っ越しを前にして、西ノ京に足を運ぶことが多くなりました。お隣の家との間に路地があるのですが、そこに白い可憐な花が…(右写真、クリックで拡大)。どくだみの花でした。「十薬」とも呼ばれ、漢方のお茶としても結構知られているようですが、実際に花を見るのは初めてかも…。

庭の掃き掃除すると、虫がゾロゾロ…。初めはギョッとなりますが、こんな所(自然が身近に感じる所)に住みたかったのだと思うと、納得です。和室で寝転んでいると、鳥の鳴き声がよく聞こえます。ウグイスもまだ鳴いています。

西ノ京から大阪に戻り、南森町駅から自宅へ帰る途中、歩道の植え込みに、どくだみの花を発見。何のことはない、すぐ側にも咲いてたんやな~。今まで見えてなかったのか、見る心の余裕がなかったのか…と、苦笑いしたのでした(^^) by ichi

【御参考】 どくだみパラダイス
上記写真、「白い花びら」に見えますが、厳密には、白い部分は花びらじゃないそうです(へぇー)

花水木(ハナミズキ)


奈良・西ノ京での生活が、もうすぐ始まります(まだ大阪に住んでおりますが…^^;; )

西ノ京の住まい(兼店舗)の庭に、大きな花水木(ハナミズキ)があります。前に住んでおられた方が、丹精込めて育てて来られたようです。4月下旬から、可愛い薄紅色の花を咲かせています(右写真、クリックで拡大)

今年はお客様に見ていただくことはできませんでしたが、当ブログでチラリと公開しておきます(^_^)ノ by ichi

心樹庵/奈良町散歩


桜の次は、出番を待っていたかのように、ツツジが鮮やかに咲き出しました。少し体を動かすと、汗ばむ陽気の日もあります。さて、先日、久しぶりに奈良町を歩きました。多分一年ぶりかと思います。平日なので、人通りも少なく、ゆったりとした時間が流れて行くのを感じながら歩きました。

散歩の途中で休憩に入った「心樹庵」という日本茶と中国茶のお店、町屋の落ち着いた雰囲気に、とてもほっこりとした気分になり、ありがたいことでした。コーヒーは出しておられないのですが、美味しい日本茶と中国茶がいただけます。

このお店には、日本茶インストラクターがいますので、美味しいお茶の淹れ方など、丁寧に教えてくれます(^_-)

私がオーダーしたのは、紅茶なのですが、小さな急須にカップ1坏分が入っています。しばらくしてお湯の入ったポットを持って来てくださり、2煎目、3煎目と楽しめるようになっています。

その際、蒸らし時間は何煎目なら何十秒と書いた紙があり、参考にできるようになっています。勿論タイマーもお盆に乗っています。いつもはコーヒー派の方も、たまには、こんなティーブレイクもいかがでしょうか。奈良町散歩の一服に、是非どうぞ…(^^) by ichi

秋篠川沿い そぞろ歩き


春の嵐の後、なかなか天気が安定しませんでしたが、ようやく桜の季節らしい陽気になって来ました。引っ越し先が見つかってから、奈良・西ノ京へは、ちょこちょこ来ていますが、最近は用事をすませたら、直ぐに帰っていました(^^;;

久しぶりに秋篠川沿いをぶらぶらと歩きました。桜が5分咲~7分咲くらいでした。う~ん、やっぱりこの街は、良いな~(^o^)と、あらためて思いました。そしてお気に入りのカフェ・パルロワさんへ。しばらくまったり、ゆったりと過ごしました。

  

上写真、左から順に、秋篠川沿いの桜、秋篠川から薬師寺(西塔)を望む、パルロワ店内の様子(各々クリックで拡大)。この歴史の重みのある街で、これから四季折々の風情を楽しめると思うと、本当に嬉しいことです(^^) by ichi

「菜一輪」で食事会 (2012年2月)


先日、奈良の菜一輪(さいいちりん)さんへ行きました。あす香スタッフのケイコちゃん・チカちゃん、そして2人の都合がつかない時などに、度々お世話になったKさん(みんな元気でーす)と私の4人、ちょっとした慰労会のつもりで…バレンタイン女子会となりました(笑)

  

いつ行っても、お料理も玄米ご飯も、とても美味しくて、感動します。店主の高村さんは、マクロ暦・世代的にも、私の師匠みのりさんと同じ位なので、私にとっては、大先輩です。でも、それ抜きにしても、お味の優しさ、料理にかけておられる手間、美しさ、本当に凄いな、と思います。

ワンプレートに盛られたいろんなお料理、どれも美味しくいただきましたが、お皿の真ん中に盛り付けられた、大根のステーキがとても柔らかてジューシーで、この時期の大根の美味しさを、あらためて実感しました。

美味しいランチをいただいた後は、菜一輪さんで教えていただいた、コハルカフェでゆっくりお茶。やはり、地元のことは地元の人に訊くのが一番!良い所を教えていただきました。カフェの隣に雑貨と器のお店もあり、そこでもまた、ゆっくり楽しませていただきました。

雨の奈良散策になりましたが、それもまた、しっとりと良いものです。どこへ行ってもホッコリでき、充実の一日でした (^^)v by ichi

7年後にお会いしましょう/薬師寺東塔が解体修理


先日、薬師寺へ行ったところ、東塔を素屋根(作業用のシェルター)で覆う作業がまさに佳境。翌日には素屋根が横にスライドし、東塔の姿が完全に隠れるというタイミングでした(下のYouTubeで言うと、1分23秒頃の状態)

運良く、お隠れになる直前の東塔を写真に収めることができました(右写真。クリックで拡大)。この覆い屋の内部で解体修理が行われ、東塔の姿を再び見ることができるのは7年後の予定。1世紀ぶりの解体修理で、こうしたシーンに立ち会える私達は幸運なんでしょうね(^^)

日本古来の建築工事いわゆる宮大工で思い出すのが、西岡常一(にしおかつねかず)氏や彼の唯一の内弟子であった小川三夫氏です。千年先を見越した仕事をする彼らの著作を読み直そうと思います。 by dan

柿(西ノ京)


前回の石榴(ザクロ)に引き続き、秋の果実の話です。

右の写真は、先日、西ノ京の秋篠川沿いを散策中に見かけたの木(接景)。美味しそうですね~。全部食べることができれば、どんなに幸せだろう!と、路に落ちていた柿の実を少し囓ってみたところ、「渋い~」(x_x)。ということで、そのままで食べるのは無理のようです(^^;;

【参考】 OKWave 「木になっている柿は甘柿か渋柿か?」

上の柿の木を遠景で撮ったのが2枚目の写真。数百個は実を付けている大木だということが判ります。青空を背景に午後の日差しを浴びる柿は様になりますね(クリックで拡大。右下に見える赤い欄干は「城戸橋」です)

「柿食えば 鐘が鳴るなり 薬師の寺」とでも詠みたいところ…(^^)。実際、夕方5時になると、鐘が鳴ります。

秋篠川沿いには、他にもイチジクやミカンなどの木々植物があり、いろいろと目を楽しませてくれます。奈良に行かれる際は、秋篠川沿いの散策(あるいはサイクリング)を観光コースの一つに御検討下さい(^_-)☆ by dan

ひっつき虫(西ノ京)


右の写真は、先日、西ノ京の近くを流れる秋篠川の土手を散策中に見つけた「ひっつき虫」です(クリックで拡大)。数メートルにわたって、ぎっしり生えていました(いわゆる群生状態)

子供の頃、この「ひっつき虫」で遊んだ記憶をお持ちの方も多いと思います。私は大阪市内に住んでいたのですが、まだ周辺には原っぱが残っていて、そんな空き地に「ひっつき虫」も生えていました。

以来、ウン十年ぶり?の再会です。ichiも久しぶりに見たそうな(^^)。ちなみに、今回見つけた「ひっつき虫」の正式な名称はオオオナモミ。一般に、路傍や湖岸、河川などに生育するらしいです。

秋篠川の土手では、他にも、子供の頃によく見かけた「懐かしい」植物に出会います。民家の庭先にある柿やザクロ、そして田圃越しに見える薬師寺…。身心ともにリフレッシュできた一時でした(^^) by dan