キクイモの味噌漬け/Jerusalem artichoke preserved in miso


早くもツツジが見頃ですね~。新緑に鮮やかなツツジが、とても映えます。ツツジの名所・長岳寺(天理市)に行ってきました。平日にもかかわらず、お寺の側の駐車場はいっぱいでした。ここのツツジはまだ見頃にはなっていませんでしたが、月末には見頃になっていると思います。ツツジの他にも大手毬(下写真右)が咲いていて、その近くの池にはカキツバタの群生があり、蕾も見られました。秋の紅葉も美しいだろうなーと思われ、また一つ お気に入りの場所を見つけたな、という思いです。

境内から少し離れた高い場所に登って行った時、ふと降りてきた言葉があります。「その他大勢の生き方をしてたら、その他大勢にしかなれない」 これは、30年ほど前にマクロビオティックを一生懸命学んでいた頃、松岡四郎先生がおっしゃった言葉です。なので、降りてきた、というよりは、思い出した、という方が正解かもしれません。なぜ突然この言葉を思い出したのか分かりませんが、当時は凄く響いた言葉でした。

さて、今日のお料理を ご紹介します。キクイモはすでにシーズンが過ぎていますが、最後のキクイモは味噌漬けにしました。思えば、初めてキクイモを食べたのが、味噌漬けにされたものでした。薄く切ったものを数切れいただいたのですが、味噌の香りとクセのなさ、コリコリとした食感など、なんて美味しいのだろうと感激したものでした。

きれいに洗って春の日差しに数時間当て(つまり干して)、お味噌の中に埋めるように入れます。私はお味噌に酒粕を混ぜ、その中にキクイモを入れました。早く浸かるようにと、1~2センチに切って入れています。

3週間後にお味噌&酒粕の中から出してみると、美味しく漬かっていました(左写真クリックで拡大)。味噌の濃さと酒粕のマイルドさが程よく混ざっています。ご飯が進む一品です(^-^) by ichi

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