Monthly Archives: 11月 2021

季節の和え物/Seasoned autumn vegetables


奈良に移ってから、9年半になろうとしています。来年で、10年か……。こちらに来てから、ほぼ毎年、ご近所の方から柿(渋柿)をいただき、吊し柿を作っていました。ところが…11月の半ばになって、あれっ、今年はどこからも、柿が来ていないぞ、と思っていたところ、「柿をもらって」と、ご近所さんから声をかけていただきました。皮をむいて、紐にくくりつけて、と1個1個の手作業は、面倒ではありますが、やはり年中行事?としてやっておきたい(笑) 今年も、20数個の干し柿を作りました。渋が抜けて甘くなったら、料理におやつに、パン作りに、使おうと思っています。

さて、今日のお料理です。季節の野菜を使った和え物です。ハクサイ・ブロッコリー・かぶら・ハヤト瓜・柿で、作りました。柿は、普通の甘い柿(生)です。ハヤト瓜は、お客様に出したところ、ご存じの方、ご存じでない方が、ほぼ半々でした。形は ラ・フランスに似ていて、皮の色は白と黄緑色があります。適当に切って、少し塩をして生でいただくと、シャキッとした食感が美味しいです。サラダに和え物に、お漬け物にと、いろいろと使える、今が旬の野菜です(^_-)(左写真クリックで拡大) by ichi

スイートポテト/Sweetpotato cake


気がつけば、もう晩秋…11月も下旬にさしかかって来ました。庭のモクレンの葉が黄色くなって 落ち始めました。葉が大きい上に大量に落ちるので、しばらく掃除が大変です(^^;;。モクレンの葉っぱが全部落ちると、冬の寒さが到来。今年も早かったなー…と思う今日この頃です。

さて、今日のお料理はスイーツのご紹介です。なぜか この秋は、さつま芋が あす香に集まって?来ました。愛知県から、大阪から、宅配便で届きました。そして つい先日は、滋賀のお客様が、持って来てくださいました。滋賀から来たお芋は、大きな大きな安納芋。赤ちゃんの顔くらいはあります(右上)。この安納芋を使って、スイートポテトを作ることにしました。

安納芋だけで作ると、ベタッとした生地になり 成形がしにくいので、普通のさつま芋と半々くらいの量で、作りました。バター・牛乳などの乳製品は使わない、ビーガンスイーツです。甘味はどうしようか…メープルシロップを入れようか、と思いましたが、お芋の甘味で十分だと判断し、素材の自然な甘さを 楽しんでいただくことにしました。お客様にも、なかなか好評です(左写真クリックで拡大)(^.^) by ichi

きのこ汁/Mushrooms soup


珍しく?「読書の秋」をしています。いつも読むペースが遅く、先に読んだところの内容を忘れてしまって(笑)、途中で止めてしまうこともしばしば。そんな私ですが、9月・10月は、数冊読んだのでした。やはり、読書は知らないことをいろいろと教えてくれるし、別次元の世界に連れて行ってくれることもあります。

最近読んだ本で一番面白かったのは、「新・日本列島から日本人が消える日(ミナミAアシュタール著)」という本です。本当かどうかは「?」ですが、もし本当だとしたら、歴史観がガラッと変わります。あと、縄文時代は以前から興味がありましたが、ますます縄文人やその文化について知りたくなりました。冬至に向かって、これからまだまだ夜が長くなりますが、もしピンと来たら、秋の夜長にこの本を読んでみられるのも良いでしょう(^^)

さて、今日のお料理です。秋はキノコたちが美味しい季節。それぞれの持つ 旨味と食感が大好きです。複数のキノコだと相乗効果があるのか、かなり良い味を出してくれます。なので、お出汁がなくても良いくらいです(^^)。その時どきで、3~5種類のキノコで作りますが、シメジと舞茸は 必ず入れます。「香り舞茸、味 シメジ」という言葉がありますが、やっぱりこの2つは絶対に外せないなー、と思っています。そろそろ寒くなって来たので、お客様には先ずは胃腸を温めていただくようにと、一品目にお出ししています。温かいお汁がスルリとお腹に収まることで、体と心を緩めていただけるのではないかと思います(左写真クリックで拡大)(^_-) by ichi