Monthly Archives: 2月 2019

菜の花と焼きのりの 和え物


だんだん春めいて来ましたね。日が暮れる時間も、遅くなって来ました。5時半過ぎてもまだ明るくて、以前より一日が長くなったように思えます。お気に入りの散歩コース、尼ヶ辻まで歩くと、途中にある梅が見頃でした。ほんのりと梅の香りが漂い、散歩がより気持ち良く感じられました(^^)

さて、今日のお料理です。菜の花が出始めると、まだまだ寒くても、春の訪れが近いことを感じます。春の野菜によくあるホロリとした苦みは、寒さで縮こまった私たちの体を、緩めてくれます。菜の花はゆがくより、炒める方が好きです。炒めることで、滋養分をしっかりいただけること、そして胡麻油の風味で、更に旨味が増します。

焼きのりをサッと炙って、バリバリと手でちぎって、菜の花と和えます。シンプルな料理ですが、何とも美味しい組合わせ。節分の恵方巻を手作りされた方は、焼き海苔が余っていたら、青菜と和えてみられたらいかがでしょうか?(左写真クリックで拡大)(^^) by ichi

百合根まんじゅう


寒い日が続いています。インフルエンザもピークを過ぎたと思ったら、今度は近畿圏を中心に「はしか」感染のニュースが….。でも、来週からまた暖かくなって来るそうで、春は確実に近づいていますね。やはり、嬉しくなって来ます(^^)

さて、今日のお料理です。今日ご紹介するのは蒸し物で、「百合根まんじゅう」です。百合根の栽培はとても手間がかかるそうです。植え付けまでに3年、植えてから収穫までさらに3~4年かかるとのこと。でも、長い間、土の中にいるので、土から滋養分もたっぷりもらっているはず(^o^)

百合根は、鱗片を一枚ずつ外し、丁寧に土を洗い落として…と下準備に結構 手間がかかるのですが、栽培の手間を思うと、これくらいの手間、何てことないなーと思います。蒸し煮した百合根を裏ごしして、お饅頭に丸めて蒸します。ほんのりとした甘味と、裏ごしによるきめ細かな滑らかさがスルッとお腹に入ってきます。あまり料理することのない百合根ということもあってか、お客様にも大変喜んでいただきました(^^)  by ichi

車麩の角煮風/「魔法のメガネ屋の秘密」


昨年11月に「めがねの豊福」さん監修の新しい本が出ました。タイトルは「魔法のメガネ屋の秘密」(集英社)。以前ご紹介した「眼鏡のはなし」(→旧あすかDiary 2008/5/10 参照)の続編ともいえる本で、今回は4代目社長(現社長)がほとんどを執筆されています。コンタクトレンズやレーシックの是非について真正面から切り込んで行っておられますが、これはなかなか勇気の要ることだと思います。

コンタクトの弊害、本当に大きいです。私の同級生でも今だにコンタクトを毎日使っている友人が沢山います。今はまだ良くても、これから10年後、15年後、どうなるんだろうなー、と心配してしまいます。レーシックについては、最近は勧めるお医者さんも少なくなって来たとのことです。それが何を意味しているかは、分かりきったことですよね。こんなにも、お客様の眼のことを思い、少しでもその方の眼と体が楽になるようにと、取り組んでおられるメガネ屋さんは、他にはいらっしゃらないと、あらためて思いました。

現在、眼鏡やコンタクトレンズ等で視力を矯正されている方にとって「えっ、そうなの?」と驚きの内容の一冊。機会があれば、是非一読下さい(^_-)

さて、本題。今日のお料理です。お馴染みの車麩の料理「角煮風」です。この料理は、特に男性に 喜ばれるように思います。やはり肉っぽい見た目と、こってり感、ボリューム感が、嬉しいのでしょうか?私も、もちろん大好きで、いくつか余るように作って、自分も必ずいただいています。一緒に盛り付けているのは、「大和太ねぎ」という、地元の野菜です。太ねぎの甘みを閉じ込めるように、じっくり網焼きにしています。毎年春先には、出回らなくなります。もうあとほんのしばらくの間の、楽しみとなりそうです。 by ichi