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傾いた家


JR六甲道駅の近くで、こんな家を発見(写真左、中。クリックで拡大)。なんだ、これは?と思いますよね(^^)。当時のオーナーの意向で、店が目立つよう、あえて「傾けて」建てられたとのこと。40年前から傾いているので、阪神大震災とは無関係。ピサの斜塔ならぬ「六甲道の傾いた家」として、有名だったらしいです(私は知りませんでしたが…)。こんな建物を建てたオーナーこそ、ホントの「傾奇者(かぶきもの)」です(^^;;

  

1971年に喫茶店としてオープンし、30数年間営業。その後、オーナーが変わり、現在は2Fに会社、1Fがレンタルスペース「場 SLOOPE」(バー・スロープ)となっています。念のため、付け加えておくと、傾いているのは外観だけで、内部は普通の造りです。平衡感覚が狂って長居できないとか、そういうことはないようです(^^)

2Fを本社としているのは、サイクル神戸ycc というカスタム自転車屋さん。ネット通販が主体とはいえ、坂道の多い街(=自転車が少ない)で、自転車販売というのが面白いですね。神戸×自転車で、「シャカリキ」という漫画を思い出しました。

ところで、こんな状態でドアが開くのだろうか?と思いますが、よく見ると、引き戸になっていました。なるほど、これなら大丈夫です(^^)(写真右) by dan