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アニバーサリー商法?/「蟻」の場合


難波千日前の「」というスナックの前で右のような告知を発見。以前、ウルトラセブンの話を投稿したことがあって、その時に冗談で49周年(セブン×セブン=49)で何かするかも…と書いたことがあります(→2012/07/29 参照)。でも、さすがに、43周年というのはちょっと…(^^;;

よく見ると、記念品贈呈となっているので、開店日を誕生日とみなして、○歳の誕生日おめでとう!というノリのプチ誕生祝いを短期間やっているのかも。それなら、毎年でもOKですね。

気になるのは店長です。開店当時20代だとしても、もうすぐ70歳という計算になりますが…。調べてみると「ママは大阪万博のコンパニオンをやっていた美貌の持ち主」とありました。やっぱり!!^^(→こちらこちら参照)。ここまで来たら、50周年目指して頑張って下さい!(左写真は Meets の紹介記事。クリックで拡大) by dan

うどんカレー


右写真は、先日、難波の鳴門寿司さんの店頭でみかけたメニューサンプル。客筋を反映してか、メニュー表示は日英中韓の4か国語対応。素晴らしい!全て手書きというところも泣かせます(^^)。で、ふと気が付いたのですが、「うどんカレー」となっています(写真クリックで拡大)

普通は「カレーうどん」ですよね。昔、カレーライスかライスカレーかという論争?があったことを思い出しました。ハウス食品のサイトには以下のような説明があります。

【ライスカレーとカレーライス】
最近、ライスカレーという言葉はほとんど耳にしなくなりましたが、20年ほど前まではご飯にかかって出てくるのがライスカレー別々なのがカレーライスだとか、どっちが正しいとか、何かというと話題になったものでした。時代的にはライスカレーの語が先ですが、それをいつだれが名付けたかということはわかりません…(後略) (ハウス食品>カレーこんな話あんな話

「ライスカレー」という言い方をする人(店主?)であれば、「うどんカレー」が自然でしょうね。しかし、カップヌードルカレー という商品名(左写真クリックで拡大)に倣った可能性もあります。一度、お店の人にメニュー名を決めた経緯をお聞きしたいものです^^(ちなみに英語では、curry and rice  あるいは curried rice) by dan

ジュンク堂書店千日前店の話 その2


その1より続く) ジュンク堂書店・千日前店が気に入っている理由を挙げると、いきつけの本屋として適度な大きさであること、そして、居心地の良さ。ターミナル直結ではないものの、アクセスも良いです(売上への貢献度は不明ですが、なんばグランド花月の向かいという好立地!)

具体的に書くと、まず、3フロアで約900坪という大きさ。いろいろな書店に行きますが、品揃えを考えると、400~500坪程度の広さは欲しいところ。ただし、広ければ良いというわけでもなく、店内移動の利便も考えると、300坪程度×3フロア構成の当店が、私の身体感覚にあいます(紀伊国屋書店・梅田本店の1フロアやMARUZEN&ジュンク 堂書店・梅田店の8フロアは、私には少し広すぎ、大きすぎ)

次に、長時間いても苦にならない快適性。天井が高く、エスカレーター部分が吹き抜けになっていて、開放感があります(⇔紀伊国屋書店・梅田本店は少しいるだけで息が詰まります^^;;)。また、天井の高さは高架書棚の設置=在庫の多さにつながります。ジュンク堂書店・千日前店は、壁面の広さ(1フロアよりも3フロアの方が壁が多い理屈)もあって、面積に比して書籍点数は多いはずです。

特に、この店の喫茶コーナーは一息入れるのにピッタリ(先日、貯まっていたコーヒーチケットを使い切りました→こちら参照)。気分転換も兼ね、ノートパソコンを持ち込んで作業することもしばしばです。そんなこんなで、現在、この書店が、私の一番のお気に入りとなっています(^_-) by dan

近鉄の「鮮魚列車」を初めて見ました


先日、近鉄・鶴橋駅のホームで電車を待っていると、やって来たのが「鮮魚」という見慣れぬ表示の電車(右写真クリックで拡大)。「団体専用列車のため、一般の方はご乗車できません」といった内容のアナウンスが流れています。ホームの皆さんはもう慣れっこになっているらしく、間違えて乗り込む人もいません。噂に聞いたことのある「鮮魚列車」でした。実物を見たのは初めて(^^)

「鮮魚列車」とは、伊勢志摩~大阪間を往復する、魚介類行商の方だけが利用できる団体専用列車です(→こちら参照)。平日のみ一日一往復、しかも時刻表に掲載されていないので、近鉄沿線の方でもご存知ないかもしれません。danが見たのは、大阪上本町午後5時15分発の復路便でした。

(いつまであるかわかりませんが)NHK他の取材映像も YouTube にアップされています。ちなみに、利用者は通常の運賃+手回り品料金を負担(宇治山田~大阪上本町間であれば、ひと月4万円近く)。往復5時間と体力的にも大変ですが、車で移動することを考えると遥かにラクだそうです(^^) by dan

ご参考(msn産経ニュース)
【都市伝説か「鮮魚列車」(上)】時刻表にも掲載なしの“幽霊列車”は実在した……
【都市伝説か「鮮魚列車」(下)】伊勢→大阪…1秒で開閉するドア、シートで寝る…

ジュンク堂書店千日前店の話 その1


前回の余談:ジュンク堂書店の話より続く) 阪神大震災後、難波千日前に引越した私を追いかけるように?1996年にオープンしたのがジュンク堂書店千日前店でした(当時は”難波店”)。ジュンク堂にとって大阪進出第一号店であると同時に、開業以来最大の大型書店であり、かつ、その後の巨艦店全国展開の嚆矢(こうし)となった店舗です(ジュンク堂書店>沿革参照)

開店時の面積(900坪)は、紀伊國屋梅田本店や旭屋本店と同クラス、大阪で三指に入る広さでした(ミナミエリアではダントツ。この頃は、1000坪あれば超大型書店でした)。しかし、広さ以上にインパクトがあったのが、上写真のような図書館を思わせる店内レイアウト、そして、欧米の書店にならったという「座り読み」イス(立ち読みの方向けのイス)です。日本の書店に新しい文化を持ち込みました。

ジュンク堂は、その後、堂島アバンザ店(大阪本店)や新・難波店、梅田店等、あちらこちらに1000坪超の大型店を出店し、他社も新店&リニューアルで攻勢をかけてくるのですが、danにとって、この千日前店はお気に入り店の一つです(続く) by dan

堀江貴文氏が難波でトーク&サイン会


先日、難波千日前のジュンク堂で見かけたのが、右の掲示。明日=3/23(日)、堀江貴文氏が、新著「ゼロ」の販促イベントで難波に来るそうです。午前中に天牛堺書店 ekimo なんば店でサイン会、午後にジュンク堂書店千日前店でトーク&サイン会。顔を見たり、声を聞くだけなら、整理券無しでもいけるかもしれませんね(→こちら参照)

以下、ジュンク堂(千日前店)について長~い余談を…。danは、以前、難波千日前に住んでいたことがあります(→2013/10/13 参照)。ジュンク堂まで徒歩5分という恵まれた環境でした。最近、足が遠のいていたのですが、奈良に引越してから、また、この店を利用する機会が増えました。個人的に嬉しい「復活」です^^(日本橋で地下鉄・近鉄に乗換える際、少し寄り道するわけです)

永らく眠っていたコーヒーチケットが喫茶コーナーで使えることも大きいですね。一枚400円相当。10数枚あったチケットが随分減りました。よく見ると「このカードで公衆電話はかかりません」と印字してあり、時の流れを感じさせます(左写真クリックで拡大。確かに、テレホンカードと似た形状です)。ちなみに、ジュンク堂のレシートを見せればドリンクは100円引きになります^_-(続く) by dan

旧家の魅力/岸和田の話 その2


その1より続く) 先日、コシノ洋裁店&オハラ洋装店をご紹介しましたが、商店街のアーケード(綺麗ではあるが没個性的)よりも、横路に入ったところが面白かったりします。旧城下町の雰囲気と昭和を思わせるローカル色が共存する街並みは、新興都市にはない魅力といってよいでしょう(右写真は岸和田城の復興天守閣)

ちなみに、岸和田という地名は、楠木正成の甥である和田高家(にぎた たかいえ)が、当時、”岸”と呼ばれていた場所に城を築き、それが”岸+和田=岸和田城”と呼ばれたことから来ているそうです(→Wikipedia>岸和田城

たとえば、地元の方に教えて頂いたのが下左の旧家の面格子(写真クリックで拡大)。「こんなものがまだ街中に残っているんですね」と感心していると、「横もすごいんですよ(^_-)」と言って見せてくれたのが下中央&右の長~い塀です。敷地は何坪あるのやら。江戸時代は、こんなお屋敷がずらりと並んでいたのでしょうか。今まで、岸和田のことをあまりよく知らなかったので、大変勉強になりました(^^) by dan

 

「カーネーション」の世界/岸和田の話 その1


2年前、「カーネーション」というNHKの朝ドラを熱心に観ていました。小篠綾子さんと3人の娘をモデルに描いたドラマです(→2012/02/21参照)。先日、所用で岸和田に行った際、商店街で見つけたのが右の(本物の!)コシノ洋裁店。

現在はギャラリーとして開放されています。ほぼ昔のまま残っている(復元されている?)のが判ります(上写真、各々クリックで拡大)。コシノ一家は2階のあの窓からだんじりを見ていたんですね~(^^)

さて、朝ドラが大ヒットしたおかげで、現在、商店街の別の場所にその名もズバリ、「オハラ洋装店」という観光スポットができています(南海本線・岸和田駅から来られる場合は、こちらが先に目に入ります)。今回は時間が無くて寄れませんでしたが、向かい側には土産物屋さんもあるようです。今度近くに行く機会があったら、覗いてみようと思います^^(下写真、各々クリックで拡大)(続く) by dan