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またまた お弁当のご注文をいただきました/Lunch boxes


先月、「まりも」を買いました。時々行くショッピングモールで、瓶に入って売られているのを見て、「可愛い~~」と すぐに手を伸ばしたのですが、いやいや、うまく育てられなかったら 可哀想やん、と 一旦 思い止まったのでした。でも、やっぱり 欲しくなって、後日購入。夏場は1~2週間に1回、水を変えれば良いだけというお手軽さ。直射日光に当てないように注意するということで、玄関に置いています。毎朝「おはよう!」と声をかけて、一日をスタートさせています(*^-^)

最近はお客様のご予約が増えて来ました。人の動きが戻って来たことを実感しています。それに加えて 今月は、お弁当のご注文を続けていただきました。そろそろ夏野菜も出てきてますので、トマトの赤・きゅうりの緑・ズッキーニやとうもろこしの黄色…と お弁当がカラフルになりました。空間の美が大切な器に盛り付けるのとは違って、空間を作らないように端まできっちり詰めたり、味が混ざらないようにレタスやホイルカップを仕切りにしたり、と それはそれで工夫が必要です。またそれだけに、面白さがあります(^_-)☆ by ichi

じゃが芋・パスタソース/Steamed potatoes dressed with pasta sauce


「シンギング・リン」(右写真)をご存知でしょうか?私が知ったきっかけは、随分前に、danがアマナマナのシンギングボールを購入したことです(→こちら)。よく分からず鳴らしてみて、音の響きがウワンウワンと強くなったり弱くなったりしながら、途切れずに続くのを楽しんでいたのでした。で、買った当人は(よくあることですが)すぐに飽きて見向きもしない(笑)

あるお客様がシンギング・リンを持っておられると聞いていたので、お願いして奏でていただきました。和 真音(かず しおん)さんの講座を受けられたとのこと、大・小二つのリンを持って来てくださいました。リンについての説明の後、大きいリンにお水を入れて奏でると、水面にリンの振動で波形ができます。それがやがて沢山の六芒星を作り….。この時は思わず見入ってしまいました。その後、横になって15分程、リンの奏でる音のシャワーを浴びました。手・足がピリピリ、お腹もピリピリする感覚…。このまま横になっていたい心地好さ…。音の持つ不思議な癒し効果に益々興味が強くなりました(シンギング・リンの詳細はこちら。写真2点もそちらからお借りしました)お礼は、30分程 楽健法をさせていただいたのでした(^_-)☆

さて、今日のお料理です。珍しくパスタソースを買ったので、いろいろと活用しています。新じゃがが出始めたこの時期、丸ごと蒸してから切り、新玉ねぎとシメジの蒸し煮と一緒にパスタソースを絡めました。ソースの酸味に玉ねぎとシメジの旨味、そしてちょこっと醤油を加え(洋風料理でも醤油の風味が欲しくなります)、ホクホクのじゃが芋に絡めていきます。もう少しして露地モノのトマトが出たら、自家製トマトソースを作っていろいろなお料理に合わせてみたい思います(^_-) by ichi

淡竹とキヌサヤの味噌和え/Henon bamboo & snow peas dressed with miso


やまと尼寺 精進日記」でお馴染みの、音羽山観音寺へ行ってきました。2019年3月に、お念珠作りと精進料理をいただくイベントに参加して以来、2度目の登山でした。今回は、観音寺訪問と、手作りのお弁当をいただくというものでした(→過去の記事:2019/03/24 参照)


(音羽山の木漏れ日、番犬オサム、ご住職、弁当。各々クリックで拡大)

前回、観音寺までの初登山は、きつくてきつくて、もうこれが最初で最後でいいや、と思ったものでした。ところが、時間が経つとそういう思いも風化するもので、友だちの「行く?」のLINEに、2つ返事をしていたのでした(^^;; 参加者は70~80名位だったでしょうか。今は ご住職お一人になってしまったお寺ですが、10人の方がお手伝いをして作ってくださったお弁当でした。お寺のお庭で、青空の下 いただくお弁当の、美味しかったこと(上右写真)。翌日からの筋肉痛が、アイタタッと大変ですが、思ったよりは順調に登れたので、また 行きたいな、と思っています。

さて、今日のお料理です。筍は淡竹(はちく)の時期になりました。筍一つでも、季節の移ろいを感じます。その淡竹とキヌサヤを、自家製味噌で和え物に。お味噌と、山椒の爽やかな香りを感じながら、味わっていただいています。淡竹はクセがないので、どんな味付けでも、上手くなじみます。ちょっと濃いめの味噌和えにすると、ご飯が進みます。米味噌と麦味噌を2対1位で混ぜた、合わせ味噌で和え衣を作っています。 by ichi

ほうれん草のポタージュ/Thick spinach soup


先月後半から今月にかけて、友人との会食の機会に恵まれました。気候の良い時期に遠方から奈良へと来てくれる友だちのお陰で、楽しい時間を持つことができました(^^)。楽健法の先輩でレストランやカフェをよく知っておられる方がいて、その方に 度々お店を紹介してもらっています(右の書籍についてはこちら参照)。初めてのお店、初めてのお料理は、いろいろと勉強になることがあり、楽しみながら刺激やヒントをもらっていますm(__)m

さて、今日のお料理です。4月の末に行ったお店で、コースの最初に「枝豆のポタージュ」が出ました。やさしいお味のスープが、スルリと喉を潤してくれました。その翌日、夜のお食事のご予約が入っていたので、「よし!」と急きょスープを作ることに。新緑が美しい季節、そのイメージで、ほうれん草のポタージュを作りました。このグリーンをもっと映えるようにするには…とあれこれ思いを巡らし、考え付いたのは、真っ白な白玉だんご!p(^^)q  時計は、ご来店予定の30分前を示しています。簡単だから 大丈夫!とすぐに作りました。今、冷蔵庫に、まとまった量の空豆があります。今週は、この空豆でスープを作ろうかな~、なんて 考えていますo(^o^)o by ichi

蕗の信太巻き/Rolled butterbur with deep-fried tofu


ゴールデンウィーク明けの一週間は雨の多いお天気でした。週明けから、仕事もプライベートもスケジュールが詰まっていて、なかなかハードな一週間でした。ある一日は、大阪の自然食レストランRoccaさん(菜食Rocca)が閉店されるとのことで、最終営業日にお友だちとランチに行ってきました。以前、自分が北浜のお店を閉めた時のことを思い出しながら、美味しいランチをいただきました。(Roccaさんは大阪市東住吉区の方に移転されて、7月に再開される予定です)

ランチ後、奈良に戻って、お次は楽健法仲間とのお茶と夕食会。仙台からはるばる来てくれた女子とは約一年ぶりの再会でした。 話は尽きず、賑やかな食事会となり、楽しいひと時を過ごしました(^^)。次は あす香でのランチ→奈良酵素風呂のセットプラン、大好きな「ゆの里温泉」へ行って温泉と踏み合いプラン…などの話で、大いに盛り上がったのでした。どちらも、是非実現させたいと思います(^_-)★

さて、今日のお料理です。信太巻きは時々作りますが、うすあげで何を巻くかはその時によって様々です。今の時期はフキかワラビでしょうか。今回はフキの信太巻きにしましたが、そのフキが太い!なので、真ん中の空洞も大きい。ここに人参を入れたらきれいだろうな~と思いつき、細長く切った人参をフキと一緒に炊きました。ふつう、柔らかく炊いた人参をフキの真ん中に押し込むのは至難の技。さて、どうやって入れたでしょう(^o^)? まあ、そんなに難しいことではないのですけどね。無事に出来上がった信太巻きは、お客様から「わぁ!きれい!」と先ずは愛でていただきました(^_-) by ichi

さくら豆腐/Steamed tofu with salted cherry blossoms


新緑がまぶしい季節になりました。初夏の陽気の(いえいえ、初夏を通り越してるような日もあります(^^;) 西ノ京周辺や出先で、レンゲ畑のピンク色に、心が和みます。ひと頃、レンゲ畑が減ったと、話題になっていたように思いますが、少し増えて来たのかな?だとしたら、嬉しいことです。今、すごくゆっくりとしたペースで、読んでいる本があります。「風邪の効用」(野口晴哉著)という本なのですが、野口整体をご存知の方も、多いと思います。その野口先生の書かれた本で、こう紹介されています。

「風邪は自然の健康法である。風邪は治すべきものではない、経過するものである」
「自然な経過を乱しさえしなければ、風邪をひいた後は、あたかも蛇が脱皮するように新鮮な体になる」
「本書は『闘病』という言葉に象徴される現代の病気に対する考え方を、一変させる」

まだ3分の1ほど読んだだけですが、なるほどと頷きながら読んでいます(^^)

さて、本題、今日のお料理です。桜(ソメイヨシノ)はもう終わってしまいましたが、八重咲きや山桜は、まだ咲いている所があります。毎年 3月20日頃から1ヶ月ほど、期間限定で出している「さくら豆腐」。この週末が今シーズン最後になりそうです。桜の塩漬けを裏ごしした豆腐に練り込み、型に入れて蒸します。長芋をすりおろして混ぜていますので、ふんわりとした食感です。今年も何度も作ったな~、また来年ね!と思いながら、作りました。この春の締め括りの、さくら豆腐となりました(^_-)☆ by ichi

菜の花の信太巻き/Rolled canola flower with deep-fried tofu


初めて USJ に行きました。ええっ!初めて!? 関西に住んでるのに!? オープンしてから何年になる?という反応をされてるかもしれませんね。実際、そう言われました(笑) 。当日はぽかぽか陽気で、過ごしやすい一日でした。平日にもかかわらず、大勢の人で賑わっていました。開園1時間前に行って、チケットを並んで買い、ゲイトが開くのを待ちました。

前日に知ったことなのですが、ローソンでもチケットを買えるんですね。もう少し早く知っていたら、地元のローソンで買っておいたのに…(なお、USJ近くのローソンでは、買えませんでした^^;;)

さて、USJ内の人気のアトラクションは軒並み1時間待ちで、その間 ずっと列をなして、ぐるぐるグルグルと歩かなければなりません。結局2万歩以上歩いてヘトヘト……。なかなかの「行」でした(^^;; ハイキングで歩く2万歩とは、全然違いますね。楽しかった以上に、やはり疲れました。遊ぶのにも、それなりに体力が要ります(笑)

さて、今日のお料理です。あす香の春の定番料理とも言える「菜の花の信太巻き」です。甘辛く炊いた薄あげに、湯がいた菜の花をキリッと巻きます。菜の花は、湯がいてから、ざるに上げてしっかり水を切らないと、料理が水っぽくなってしまいます。かと言って、手で絞るのも なるべく避けたいものです。できるだけ早めに湯がいて、水切りをするのが大切です。菜の花のほろ苦に、お客様が「春ですね~」と喜んでおられました(^o^) by ichi

大根もち/Radish rice cake


寒さが緩んで晴れた昼間は、春の陽気を感じる今日この頃です。キッチンやお客様にお食事をしていただく和室は、どちらも南向きなので、日差しがたっぷり入って来ます。キッチンの南側の窓はとても大きく、明るい日差しを感じながら料理をするのはとても気持ちが良いです(^^)。冬場に美味しかった野菜たちも、これからは段々 形状が変わって来たり、真冬ほど美味しくなくなって来たりします。大根や青菜が美味しいのも、もうしばらくかな~…。春の訪れは嬉しいけど、過ぎ行く冬にもちょっと名残惜しい気がします。

さて、今日は冬の美味しい大根のお料理、「大根もち」です。大根をすりおろすと、かなり水分が出そうなので、「大根つき」(右上写真)という道具で千切りにしました。この大根つきでつくと、千切りの長さがバラバラです。そのままだと長いものもあるため、包丁で長さを短く切ります。「もち」と言うからにはモチモチ食感が大切!つなぎには小麦粉と米粉を使いました。大根の旨味と歯ごたえがモチモチの生地と共に味わえます(^_-)☆ by ichi