日記

料理教室 再開しました!

 5回コースの料理教室を、10月から再開しました。今期も、たくさんの方からお申込みをいただき、基礎の2クラスを開講させていただく運びとなりました。既に第1回の教室を無事終えました。この料理教室で、初めてお店に来られた方もいらっしゃいます。新しいご縁をいただき、ありがたいことです。

 5回コースの料理教室が始まる前には、必ず企画書を書きます。身につけていただきたい料理の技術や紹介したい食材、絶対に外せない基礎的なお惣菜、そしてどんな教室を目指したいか…など、実際に書き出してみます。そうして、頭の中を整理しながら、5回分のメニューを作ります。決めたメニューは、実際にレシピを書く段階で、変更することもありますが、とりあえずは大きな枠組みを作って、その上で進めて行きます。今回も9月中頃に、とある喫茶店にこもり、企画書を作りました。レシピ作りと同様、料理教室を行なうための、大切な作業です。

アップロードファイル 25KBアップロードファイル 35KBアップロードファイル 25KB

 今期も「楽しく、美味しく、わかりやすく!」をモットーに、思いっ切り(?)やって行きたいと思います。参加者の皆さん、どうぞよろしくお願いします。料理教室中、フルにしゃべっているせいか、終わってから無性にビールが飲みたくなります。夜、軽く晩御飯を食べるのですが、この時のビールが、たまらなく美味しく、今期もこれだけは止められませーん(笑)

音楽の秋・第二弾 石笛(いわぶえ)演奏会

アップロードファイル 63KB 金木犀が、そこここで香っています。秋の深まりを一段と感じます。そんな秋の夜長に、石笛奏者・横澤和也さんにお越し頂き、演奏会を開きました。お忙しい中を、ご都合をつけて来ていただき、そして今回もお心のこもった演奏を聴かせてくださいました(→過去の演奏会については、あすかDiary 2007/05/282007/10/202008/06/20および2007/09/09を参照下さい)

 お客様は、お馴染みの方が多い中、初めて演奏会に来ていただいた方も、3名いらっしゃいました。楽しいお話を交えながら、次々と奏でられる横笛の音が、胸に響きます。

 横澤さんは、1997年に大阪で開催された「なみはや国体」の開会式で、石笛の演奏をしたとのことでした。大きなセレモニーでは、全てが秒単位で管理され、一秒の狂いも許されないということです。そのため、例えば歌を唄うとなると、「口パク」が当たり前らしい。

アップロードファイル 70KB 横澤さんの場合も、事前に録音した石笛の音を流し、吹くまねだけして欲しい、と依頼されたそうですが、不自然なことはしたくない、ということで、きっぱり断り、生で吹いたそうです。大阪での想い出のひとつとして、語っておられました。

 口パクといえば、最近北京オリンピックの開会式で、問題となったのが、記憶に新しいですね。あの場合は、声の主が別の少女だったということも問題でした。

 次回は春に…と再会をお約束して、お開きとなりました。次はまた、どんな音色と出会えるのか、今からとても楽しみです。

 ■音魂霊 横澤和也さんのオフィシャルサイト

音楽の秋・第一弾 ASKAシンフォニック・コンサート

アップロードファイル 418KB 10月になりました。芸術の秋・スポーツの秋・食欲の秋…いろんな秋の楽しみ方があります。私にとって音楽の秋を満喫できたのが、9月30日に大阪城ホールで行なわれた、ASKAシンフォニック・コンサートでした。

 「シンフォニック・コンサート」ということからも、察しがつくかと思いますが、なんとオーケストラの演奏をバックに歌うというライブ…相当の歌唱力が要求されるのは明らかです。ASKAなら、見事にやってのけるだろう…と思って、楽しみにしておりました。

 仕込みを終え、一旦自宅に戻って、さあ、いざ出発!玄関を出たところで、チケットを持っていないことに気づき、慌てて取りに戻る。チケットを手にし、席を確認すると、アリーナの20列となっています。30列と思い込んでいたので、なんかとっても得した気分!雨の中をいそいそと出かけて行きました。

アップロードファイル 49KB ライブはもう最高でした!期待以上に素晴らしかった!ASKAだから成し得たオーケストラとの共演。彼の歌は一流を越え、超一流だと本気で思います。素敵な時間をプレゼントしてくれたASKAやオーケストラの方々、そして夢のようなひと時を共有したファンの皆さん、本当にありがとう。
 ASKAがMCで「最近『自分らしさ』って何だろう…と考えます。もしかしたら、ヒトがイメージしている自分が”自分らしい”と思い込んで、それに近づこうとしているのではないか。そう思うと、ますます『自分らしさ』って何かわからなくなる。」と言っていました。そう、よく私も自分らしくありたい…と思いますが、一体何が自分らしいのかな、と思います。ただ、ASKAについて言えば、歌っている時はとてもカッコ良く、やはりカッコ良く見える瞬間は、きっとその人はその人らしいのだと思うのですが。

 一緒に行った友だちが、開演前に会場で「チャゲのコンサートかと思ってた…」と話している人がいたよ、と教えてくれました。「結構ゆるい人もいるんやねえ。もっとコアな人ばっかりかと思ってたから、ちょっと安心した。」ということでした(笑) きっと私は確実にコアなファンに入るのでしょうね。

リレー・フォー・ライフ・ジャパン2008 in 芦屋

アップロードファイル 75KB 9月13日〜14日の2日間、芦屋にて「リレー・フォー・ライフ・ジャパン」というイベントが開催されました。このイベントは、がん患者さんとその家族・支援者が、交代で24時間歩き続け、がん征圧への願いを新たにし、絆を深め合う催しです。今回、料理教室に来てくださっていたMさんの発案で、同じクラスの方たちと出店で玄米おにぎりの販売を行ないました。

 13日の朝8時半にあすかに集合し、おにぎり作り開始。2度に分けて運んだおにぎりは、2個入りパック約150個。もともと仲良しノリノリのクラスでしたので、きっと楽しい作業になるはず…と思っていました。そしてやっぱり、とっても楽しかった!みんなでワイワイ言いながら、大笑いしながらのおにぎり作りでした。

 さて、おにぎりの売れ行きですが、昼間はなかなか売れず、150パックも作って多かったかな…なんて、ちょっと弱気になったりしたのですが、日が暮れ出すと、そろそろ皆さんお腹が空いて来たのか、ご飯ものが欲しくなるのか、どんどん売れ出し、7時前には完売!お疲れ様〜

アップロードファイル 56KB 当日はアグネス・チャンの登場や、他にもいろいろなパフォーマンスがありました。間近で見るアグネスは、小さくて細かった…、そして、50過ぎとは思えないほど、可愛らしかった。。彼女はなんと去年このイベントに参加したことがきっかけで、乳がんがみつかり、治療することができたということでした。

 がん患者さんや、支援者の方たち、そしてイベントのスタッフの方たちに、玄米おにぎりを提供できたら、そして玄米の美味しさを感じていただけたら…そんな想いで今回参加させていただきました。実際にこうして参加させていただいて、本当に良かったと思います。みんなで一致団結して何かをするって、やっぱり素晴らしいことですね。それに朝のおにぎり作りから、終了後の打上げ会まで、本当に楽しかった。料理教室の生徒さんとも、以前よりもたくさんお話できたのも良かったです。

 それともう一つ、イベント会場の近くに住む、高校時代の同級生が一家で遊びに来ていて、再会できたのもうれしいおまけ付き。彼女は自分の旦那さんに私のことを、「高校のバスケット部の同期で、コワいキャプテンだった人」と紹介していました。失礼な…(笑)

 今回貴重な体験をさせていただいて、本当に感謝です。声をかけてくれたMさん、そして一緒に頑張った皆さん、楽しかったね。お疲れ様でした&ありがとうございました。

素麺チャンプル

アップロードファイル 30KB 朝晩が涼しくなりました。日中はまだ30度を越えて暑いですが、日が暮れると今までと同じ格好じゃ肌寒く感じる時があります。夏の終わりを感じる、なぜか少し寂しい季節です。

 この夏(というかいつも夏はそうなのですが)、お店がお休みの日曜日、よく素麺を食べました。暑い夏の日に、素麺をツルツルっといただくのは、食べやすく、本当に美味しいものです。千切りにした胡瓜や赤玉ねぎなどをたっぷりのせて、麺つゆをかけて…。蕎麦やうどんも大好きですが、やっぱり夏は素麺が一番!

 とある日曜日のお昼、麺つゆでいただく食べ方とは違って、ゆがいて水を切った素麺を醤油と胡麻油で和えて、ねぎ・茗荷・千切り野菜をたっぷり混ぜていただきました。これがまたいつもの素麺と違って美味しい!いわば炒めない素麺チャンプルです。

アップロードファイル 82KB きくち正太さんが描いた「おせん」という漫画があります。最近ドラマ化されテレビで放映されていたので、ご存知の方も多いはず。実はこの素麺チャンプルは「おせん」の第9巻に載っていたのをヒントに作ってみたのでした。「おせん」とは、この漫画の主人公・老舗料亭の女将さんの名前です。ドラマでは蒼井優ちゃんが演じていましたね。一度だけドラマの方も拝見しました。やはり漫画のおせんさんの方がユニークでチャーミングで格好良いと思ったのですが…まあ、漫画の人物のキャラをそのままドラマにするのは難しいのでしょうか…どうしても小粒になっちゃうのかな。

 この漫画には数々のお料理が出てきて、非常に勉強になりますが、料理だけでなく、料理をする人の心・物を作る人の心・おもてなしの心なんかも見事に描かれていて奥が深く、本当に勉強になり、感動すらします。勿論漫画ですので、楽しく面白く読めた上での話ですが。

 暑い盛りは過ぎましたが、今後素麺チャンプルが、日曜日の食卓に時々登場しそうです。

残暑お見舞い申し上げます

 この夏の猛暑は、すさまじいものがあります。連日日中は35度前後、夜は熱帯夜。でも、お盆を過ぎて、心もち、ちょっぴりですが、幾分ましになったような…。暑さのせいで、随分長くブログをさぼっておりました。なーんて、暑いのは誰だって同じでしょ!そんなん言い訳になるかい!という声が聞こえてきそうです。

 今年の夏は、暑さもさることながら、雨の降り方がおかしい。雲ひとつない青空だったのに、空が暗くなって来たかと思うと、どしゃ降りの雨。「バケツをひっくり返したような」とは、よく言ったもので、まさにそんな感じです。まるで亜熱帯のスコールを想わせるような降り方で、いよいよ大阪も亜熱帯化して来たか…と考えてしまいます。しかし降ってない所は全く降っていないらしく、私の実家の松原は、全然降ってないと、お盆に帰った時に、母が申しておりました。水不足が懸念され、琵琶湖の水も取水制限するとか。

アップロードファイル 65KBアップロードファイル 57KBアップロードファイル 61KB
 写真は東三国にある、猫カフェ・cloud9(クラウドナイン)。暑さで猫たちもダレダレでした(笑)

 もう一つ、おかしいというか、気味が悪いのが、つい2週間ほど前に、真夜中にせみが鳴いていたこと。本来、日が暮れると、ピタッと鳴き止むはずなのに…。そして、そのことが新聞に載っているのを見つけました。場所は長居公園付近で、同じように夜中にせみの鳴き声を聞いたということでした。同新聞によると、夜になっても気温が下がらないこと、そしてライトアップによって夜が明るいため、せみの体内時計も狂ってしまったのではないか…ということでした。まさにこれも「光害」!

 高校野球も終わり、北京オリンピックでもホットな闘いが繰り広げられ、そんなこんなで暑い夏ですが、せめて熱帯夜から一日も早く解放されたいと願うばかりです(笑)

夢をかなえるゾウ

アップロードファイル 24KB 「夢をかなえるゾウ」(水野敬也著、飛鳥新社)。この本を、もう既に読まれた方も多いと思います。書店に行っても、今なお目立つ所に山積みになっていて、売れに売れています(120万部突破とか)。私の場合、一冊の本を読むのに、いつも何週間もかかってしまいます。ついに読み切ることができずに終わってしまうこともたまにあります^^;;。あすかスタッフのChikaちゃんに借りて読み始めたこの本、最近にはない速いペースで読み終えました。

 時々なるほどと感心しながら、時にはクスクスと笑いながら、そして最後はボロボロ泣きながら読みました。関西弁をしゃべる神様ガネーシャが、最後はとっても可愛く思えたり…(実際、関西圏では売れ行きがいいようです←「水野敬也のウケる日記」2007/11/20他参照)。ガネーシャの言葉が、関西弁である為か、とても自分の中に入りやすく思えます。ということは、逆に関西弁圏外の人には、読みづらいのでしょうか…。

アップロードファイル 35KB ガネーシャが出す課題はいろいろあって、すぐに実行できるものもありますが、私にとってどうしてもできそうにないのが「腹八分目」です(笑) 週末は余った料理を一生懸命(喜んで?)食べているのですから…。

 実は、あすか店内にも、以前からガネーシャがいたのでした(右写真。クリックで拡大)。随分前にアルバイトに来てくれていた人から、お土産としていただいたものでした。食器棚の中にずっと鎮座しておられます。「夢をかなえるゾウ」を読んで、あらためてこのガネーシャの存在を意識し、あすかがここまで続けて来れたのも、このガネーシャが守っていてくれたのかな…と思い、思わず手を合わせた次第です(^o^)

■参考サイト
 水野敬也オフィス ←オフィシャルサイト

 水野さん他の共著「ウケる技術」を評価していたものの、一部ウケで終わるだろうと決め付けていました(^^;; まさか「夢ゾウ」でベストセラー作家入りするとは!!(^^)  by dan