ichi&danの徒然日記 〜 玄米工房あす香 〜
金木犀が、そこここで香っています。秋の深まりを一段と感じます。そんな秋の夜長に、石笛奏者・横澤和也さんにお越し頂き、演奏会を開きました。お忙しい中を、ご都合をつけて来ていただき、そして今回もお心のこもった演奏を聴かせてくださいました(→過去の演奏会については、あすかDiary 2007/05/28、2007/10/20、2008/06/20および2007/09/09を参照下さい)
お客様は、お馴染みの方が多い中、初めて演奏会に来ていただいた方も、3名いらっしゃいました。楽しいお話を交えながら、次々と奏でられる横笛の音が、胸に響きます。
横澤さんは、1997年に大阪で開催された「なみはや国体」の開会式で、石笛の演奏をしたとのことでした。大きなセレモニーでは、全てが秒単位で管理され、一秒の狂いも許されないということです。そのため、例えば歌を唄うとなると、「口パク」が当たり前らしい。
横澤さんの場合も、事前に録音した石笛の音を流し、吹くまねだけして欲しい、と依頼されたそうですが、不自然なことはしたくない、ということで、きっぱり断り、生で吹いたそうです。大阪での想い出のひとつとして、語っておられました。
口パクといえば、最近北京オリンピックの開会式で、問題となったのが、記憶に新しいですね。あの場合は、声の主が別の少女だったということも問題でした。
次回は春に…と再会をお約束して、お開きとなりました。次はまた、どんな音色と出会えるのか、今からとても楽しみです。
■音魂霊 横澤和也さんのオフィシャルサイト