No.258の記事

音楽の秋・第二弾 石笛(いわぶえ)演奏会

アップロードファイル 63KB 金木犀が、そこここで香っています。秋の深まりを一段と感じます。そんな秋の夜長に、石笛奏者・横澤和也さんにお越し頂き、演奏会を開きました。お忙しい中を、ご都合をつけて来ていただき、そして今回もお心のこもった演奏を聴かせてくださいました(→過去の演奏会については、あすかDiary 2007/05/282007/10/202008/06/20および2007/09/09を参照下さい)

 お客様は、お馴染みの方が多い中、初めて演奏会に来ていただいた方も、3名いらっしゃいました。楽しいお話を交えながら、次々と奏でられる横笛の音が、胸に響きます。

 横澤さんは、1997年に大阪で開催された「なみはや国体」の開会式で、石笛の演奏をしたとのことでした。大きなセレモニーでは、全てが秒単位で管理され、一秒の狂いも許されないということです。そのため、例えば歌を唄うとなると、「口パク」が当たり前らしい。

アップロードファイル 70KB 横澤さんの場合も、事前に録音した石笛の音を流し、吹くまねだけして欲しい、と依頼されたそうですが、不自然なことはしたくない、ということで、きっぱり断り、生で吹いたそうです。大阪での想い出のひとつとして、語っておられました。

 口パクといえば、最近北京オリンピックの開会式で、問題となったのが、記憶に新しいですね。あの場合は、声の主が別の少女だったということも問題でした。

 次回は春に…と再会をお約束して、お開きとなりました。次はまた、どんな音色と出会えるのか、今からとても楽しみです。

 ■音魂霊 横澤和也さんのオフィシャルサイト