ichi&danの徒然日記 〜 玄米工房あす香 〜
北区天満に「苦瓜ビル」という変わった名前のビルがあります。苦瓜(ゴーヤ)をそのままビルの名前にするなんて安直だなぁ、「胡瓜ビル」や「南瓜ビル」ってのもありだよなぁ、等々思いながら、テナントの表示をみてびっくり。3F苦瓜、4F苦瓜 って書いてあるではないですか!!(下写真)
外見も中身も苦瓜。苦瓜のどこを切っても苦瓜で当たり前でしょ!!と言われた感じです(苦笑) 3階・4階ともにテナントが入っていないので、こんな表示になっているのかな?と思いましたが、ビル入口の表札を見て納得(^^)
"苦瓜"って苗字だったんです。なんとも珍しい名前ですね。沖縄出身の方なんでしょうか?。苦瓜があるんだったら、胡瓜太郎や南瓜花子、甘瓜次郎ってのもありですよね(しつこいって^^;;)
調べてみると、"苦瓜"という苗字は日本全国で数十世帯しか存在しない希少苗字でした。で、胡瓜や南瓜、西瓜といった苗字はありませんが、甘瓜という苗字はあるようです。
上記は全国の苗字(名字)というサイトで調べました。ここには日本全国10万種の苗字がデータベース化されていて、自分の苗字のランキングを調べることができます。ちなみに、1位 佐藤(47.5万世帯)、2位 鈴木(41.8万世帯)、3位 高橋(34.9万世帯)です。
最近、マスコミによく出てくる「姉歯」は、20169位(57世帯)だそうで、珍しい苗字の人は、日頃の行いに気をつけないと、一族から睨まれかねません(苦笑) 昔、「和辻」という苗字の方にお会いしたことがありますが、もしやと思って聞いてみると、やはり、哲学者の和辻哲郎さんの親戚でした。このように、高名な方を親戚に持てればいいですね(^^)
danが知っている方で、上のサイトで調べてみると、全国に1世帯という苗字の方がいました。自分の苗字や知人の珍しい苗字で調べると、面白い発見があると思いますので、皆さんもどうぞお試し下さい(^_-)
"あすか"と同じ町内にある胡麻屋「和田萬」さんです。1883年(明治16年)創業の老舗(100年胡麻屋)ですが、伝統の上に胡坐(あぐら)をかいたりしません。ホームページも新商品・イベントで賑やかですし、上の写真をみてもおわかりのように(オーソドックスな感じの店構えとは裏腹に)ビル横の壁面にはポップな広告画があったりします(^o^) 12月には、右端のような夜間点灯が始まりました。
夜間点灯のおかげで昼夜を問わず目立つのですが、幹線道路に面していないので、この壁画を見ることができる人って結構限定されるんです(地元の人とか^^;;) ちょっと残念なので、ここに紹介させて頂きました(笑)
和田萬さんには、胡麻を使った食品は勿論ですが、"胡麻石鹸"のような商品もあります。また、水曜日には有機野菜が入荷するので、ichiは毎週行っています(最近は、餅や納豆がお気に入りです)
唐突ですが、100円玉の写真です(^o^)。左は平成17年、右は昭和42年のもの。真新しい硬貨をお釣でもらうと、得をした気分になりますね。硬貨の鋳造は毎月行われていると思うのですが、春や夏にその年に造られた硬貨を見かけることは稀な気がします。今年も、年末近くになって、ようやく平成17年の硬貨をゲットしました(笑)
ということで、平成17年と昭和42年の100円玉を並べてみたわけですが、年齢差38歳。けれども実力は一緒(笑)。昨今の、年功序列の廃止・実力主義といったトレンドを象徴しているようで、身につまされます(^^;; 実は、現在の100円玉が最初に発行されたのが昭和42年。ですから、この100円玉は(現行硬貨の中で)一番古い100円玉ということになります。残念ながら、希少価値はないようですが...。
コインの価値は、基本的に発行枚数の多寡で決まるので、発行年度の新しいものであっても意外に高い値がつきます。例えば、平成13年の100円玉=150円、平成12年の50円玉=90円の値打ちがあるそうです。もう少し古くなると、昭和62年の500円玉で1500円(3倍)、同じ昭和62年の50円玉だと8500円(なんと170倍!!)の価値があるんだとか...。
ここをお読みの方の財布の中にも、昭和62年の50円玉が眠っているかもしれません。さぁ、確認、確認(笑) もっと詳しい情報を知りたい方は、こちらへどうぞ(^_-)
昨日ご紹介した堀口博信さんは、1965年に金沢美術工芸大学を卒業されています。卒業生で他に有名な方に、任天堂の宮本茂さん(マリオブラザーズの生みの親。1977年卒)、そして、石原正さん(鳥瞰図絵師。1961年卒)らがいます。
石原さんの事務所(アトリエ・バーズアイ)は、大阪の西天満にありました。また、左画像のバーズアイマップシリーズを出版している宝文社さんも大川沿いにあり、言ってみれば、あすかと同じ町内会みたいなものです(笑)
で、改めて、石原正さんのことを調べていて、びっくりしました。実は、石原さんは今年の3月に亡くなられていたのでした!! 知りませんでした。石原さんと面識があったichiに、この話をしたところ、非常に驚いていました。以下、ichiにバトンタッチします。
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石原さんと初めて会ったのは、天満のとある喫茶店でした。もう5年くらい前になるでしょうか‥。お茶をしに行くと、石原さんがいらっしゃって、常連さんらしく親しげにママさんとお話をしていらっしゃいます。ママさんから紹介していただいて(面識と言ってもこの程度なのですが)、石原さんが描いた鳥瞰図を見せていただきました。
ワー、すごーい!木々の一本一本、ビルの窓枠のひとつひとつまで、丁寧に描いてあります。きっちりと描いてあるのに、手描きの温か味が伝わって来ます (上絵、右絵参照。クリックで拡大)
石原さんによると、鳥瞰図には必ず隠し絵を入れているそうです。こうやって描きながら遊んでる、ということでした。またそうでもしないとやってられないよ、ということでした(笑)
その後、天満橋北詰にあるダイコロビルで石原さんの展示会があり、見に行った時も、いろんな作品を見て、感動したものです。また、作業の工程を簡単に説明したビデオも見れるようになっていて、少しは製作プロセスの大変さや苦労がわかったのでした。
石原さんの技術や情熱を受け継ぐ方は、いらっしゃらないのでしょうか。もしそうなら、とても残念だし、惜しいことだと思います。遅ればせながら、石原さんのご冥福をお祈りします (以上、ichi)
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現在、ichi&danの手元にある「大阪絵図〜天満橋中心〜」(上の画像2点)は、ichiがダイコロビルの展示会で予約したもので、左のような石原さんの手紙が同封されて届きました。個人名と石原正の署名は、一枚一枚手書きでされているようで、丁寧な心配りを感じます。
上の画像2点も想像を絶する緻密さですが、もっと凄い絵図があります。興味のある方はこちら(「ニューヨーク2000」)も参照下さい。
【補足】 石原正さん(アトリエ・バーズアイ)のサイト<http://www.birdseye-map.com/>は、現在つながらないようです。
大阪市内でポスティングされるコミュニティ誌のひとつに「ザ・おおさか」があります。北区版以外も含めて全部で8版出ており(画像は北区版)、毎月100万部を発行しているそうです。最近は、Diaryネタ探しも兼ねて、結構マジメに読んでます(^o^)
で、今月号の表紙絵が気になりました。軽やかなタッチで描かれた艶然たる微笑を浮かべる女性に一目惚れ(モデルの女性に惹かれたというべきか^^;;)。タイミングよく、今月号に画家紹介のページがあり、この絵を描かれた方が堀口博信さんであることを知りました。数々の受賞暦もあり、大阪在住のアーティストとしては以前から高名な方であったようです。
驚きだったのは、専業画家ではなく、十三で居酒屋(「富五郎」)を経営されている、兼業画家だということ!! また「絵も酒も料理も皆、人生にうるおいを与えるアートや」という堀口博信さんの言葉にも大いに共感し、親近感を覚えました("ファイナルファンタジー"のゲームデザイナー坂口博信さんと一字違いということも、親近感を抱かせた理由のひとつかも^^;;) 詳しくは、右画像、堀口さんの紹介記事(クリックで拡大)を参照下さい。
毎年、個展をされているそうなので、次の個展には是非行きたいと思いますが、それより先に、堀口さんの経営されている「富五郎」に行くべきなんでしょうね(作品のポストカードをプレゼントして頂けるそうですし...) 「富五郎」のある阪急十三って、いつも素通りするだけであんまり降りたことがありませんから、いい機会です(笑)
少々残念なのが、堀口博信さんご自身が運営に携わったホームページがない、堀口さんの絵を扱ったサイトが少ない、と思えること。ネットで調べたところ、意外なことに「堀口博信のパステル画」の他に、堀口さんの絵をまとまった形で扱ったサイト(ページ)が見つかりませんでした。そういう意味で、このページは貴重です。感謝m(__)m
意外と言えば、この「堀口博信のパステル画」や「ピカソとデッサンと絵画」の文章を書かれている人って、"あすか"のすぐ近くにお住まいのようでびっくりしました。世間は広いようで狭いですね(^o^)
だんだん寒くなってきましたね。danは、風邪をひいてしまいました。ゴホゴホ..(x_x)。ここをご覧頂いている方は、普段から健康管理には十分気を付けられていると思いますが、ご用心下さいませ。
10月に始めた500円玉貯金 (2005/10/23)の経過報告です。あれから40日経ちましたが、現在、20%強まで貯まっています。ここまで入ると枚数を数えるのは難しいですが、50枚はあるでしょう。この貯金箱は上の直径が少し小さいので、100%で10万円というのは妥当な数字かと思います。
500円玉貯金を始めてから、買い物する時のお金の出し方が変わりました。例えば、600円のものを買ったとすれば、1000円札+100円玉を出して、500円玉でお釣を貰おうと企むわけです(^^;;
今の調子で行くと、4月には満タンになりそうです。がんばろーっと(^^)q
南森町から天神橋筋を南進すると、大鳥居があります。陸渡御は、天満宮からこの大鳥居をくぐって行くのですが、この近くに、鳥居にちなんで命名されたと思われる"とりゐ味噌"というお店があります。大阪に残る数少ない老舗の味噌専門店のひとつです。創業元禄元年といいますから、300年以上の歴史があることになります(!!)
ネットで調べると、"とりゐ味噌使用"がウリになっているメニューが出てきます。従って、味も絶品と思われます。大坂三百年の味...。一度食せねばなりません(^^)
営業時間帯にお店の前を通ることがなく、今まで気づかなかったのですが、先日、前を通りかかって発見したのが、右の手書き看板。「さすが、味噌屋さんだけあって、熟成されたオヤジギャグ!!」と感心し、早速、カメラに収めた次第です(笑)
この看板の上には、更に念を入れて『ドライブスルーもOK牧場』と書かれています(下写真参照。クリックで拡大)。あの〜、ドライブスルーできるようには見えないんですけど...。それと「OK」じゃなくて「OK牧場」って、ガッツ石松級のセンス!? danから見ると、せっかくの老舗ブランドに自分で傷をつけ、さらに塩を塗り込んでいるとしか思えないのですが....^^;;(ちと大袈裟か) いやはや、笑いの取り方が、さすがは三百年の老舗。仕込みが違います(笑)
ネット検索したところ、この看板を話題にしたブログが2件見つかりました。たまたまなのか、その記事は両方とも今年の10月に書かれたもの。ということは、この看板って案外新しいのかもしれないですね。ひとつのブログには、この看板を書いたと思われる人(とりゐ味噌の関係者)のコメントがついているのですが、どうも女性らしいのです...^^;; わぉー。確かに、お茶目なイラストは、女性と考えた方が納得できます。
これは、もう"とりゐ味噌"に行くっきゃない!! どんな男前が出てくるのか? この手書き看板を書いた人物は?...気になりますよね!?(笑) でも、お店の人に「いやぁ、あの看板のおかげで、味噌を買いに来る人が後を絶たないんですわ。ワッハッハッハ」なんて言われそうな気が...(^o^)