ichi&danの徒然日記 〜 玄米工房あす香 〜
常連様にはお馴染の、秋冬限定のお料理「蓮根豆腐」。蓮根をすりおろし、その絞り汁をくずで練り固めたお料理です。蓮根の美味しい秋・冬しか作りません。このお料理のファンは結構多いです。以前、蓮根豆腐の器が食器棚から出て来るのを見たら、それだけでドキドキすると言われたこともあります。
蓮根をすった汁のみを使うので(すりおろした「身」の方は蓮根バーグや蓮根ボールになります)、沢山の蓮根をすりおろさないと、作れません。いつも12〜13節ほど使うでしょうか…。2人ですりおろして、約25〜30分かかります。寒い真冬でも、すっていると体がぽかぽかして来ます。今季は11月末ころから蓮根を入荷したのですが、忙しくてなかなか作ることができませんでした。そして1月になって、やっと今季初の蓮根豆腐を作ることができました。
この蓮根豆腐、大体3月いっぱいまでは楽しんでいただけますが、暖かくなってきたり、また仕入先の都合で、急に出荷が終了してしまうことがあります(実際、昨年は3月初旬頃に終了のお知らせが来ました)コストと手間を考えると、夜のコースでしかお出しできないお料理です。今季も是非一人でも多くのお客様に、召し上がっていただきたいと思います。
一年の始まりに、おみくじを引く方も多いと思います。先のdiaryにも、おみくじの話は書きましたが…。最近、毎朝「ウルトラカード」を引いています。ウルトラカードとは、何ぞや?64枚のカードの一枚一枚に、いろいろな言葉がかかれているカードです。これが、なるほどと思わせる、良い言葉が書かれています。
因みに、最近3日間に引いたカードを紹介すると、
「願えばかなう」 努力のいらない夢のかなえ方。心の奥でしっかり願い、細かくイメージし、そしてそれを手放したら、いいタイミングで実現するもの。
「想いの中にしか住めない」 人の現実は、その人が膨らませたイメージの中に作られる。枠にとらわれない思考があなたの未来を広げ、今日を輝かせる。
「願えばかなう」 2日前と同じです。神様からの「サイン」でしょう(^^)
(他のカード例。表裏の両面にメッセージが書かれています。クリックで拡大)
ウルトラカードは、以前、岡山の「わら」さんへ行った時に、購入したものでした。しばらくお店に置いていたのですが、つい引くのを忘れてしまうので、自宅に持って帰り、毎朝カードを引いています。年初の3日間に、同じものが2回、しかも「願えばかなう」というカードだった…今年一年を示唆するものでしょうか…?だとしたら、今年の目標をしっかりイメージし、是非実現させたいと思います。
■ウルトラカードの詳細はこちら
2011年になりました。お正月、皆様いかがお過ごしでしょうか?
元旦に大阪天満宮へ初詣に行きました。11時過ぎくらいに行ったのですが、ぼちぼち参拝客も増えてきて、入場制限をしていました。お参りを終えて帰る頃には、更に入場待ちの列が長くなっていました。
毎年のことですが、おみくじをひきました。「吉」と出て、先ずはほっとしました。danも「吉」でした。二人して仲良く「吉」とは、とても幸先の良いスタートとなりました(^o^) なんせ去年は「凶」を引いてしまったのです。それで後日高津宮へ参った時に、リベンジとばかり、もう一度おみくじを引いたのでした(→結果は「吉」でした)(^_-)☆
おみくじは、基本的には持って帰ります。でも、凶が出た時だけは、結んで帰ります。今日ラジオで、凶を引いたら結んで帰ること、しかも左手で、ということをDJが話していました。へぇ〜、そうなんや。左手で、というのは、何か意味があるのかなあ…
今年も皆様にとって素晴らしい一年になりますよう、お祈りしております。そして、今年もあす香をどうぞよろしくお願い致します。
今年もお陰様で、オープンの記念日を、無事迎えることが出来ました。皆様には、心から感謝申し上げます。
さて、晴れ晴れとした気持ちで11周年の日を迎えた朝、また一日一日重ねて行くぞ!と心を引き締めておりました。前日の料理の遅れを取り戻すべく、いつもより少し早めにお店に行くと、シャッター前の鉢植えが、ことごとく倒れ、中には鉢から引っ張り出されていたりで、見るも無残に荒されておりました...(^^;;
えっ、どういうこと!何があったん?そんなことより、ランチの用意をしなければならないので、取りあえず片付けて、体裁だけは整えなければ…。植木鉢から出ている花を鉢に戻し、土を入れ直しながら、無残にも折れた花たちを見て、可愛そうなことになったものだと、悲しい気持ちになりました。朝起きた時の清々しい気持ちが、一転して重くなりましたが、切り替えてランチの用意に専念しました。
…と、そんな風に始まった12月3日ですが、嬉しいことに、お祝いのお花が次々に届き、なんとも温かい気持ちになりました(^o^) あす香のお誕生日を、覚えてくださっているお客様のお気持ちに、本当に救われました。店先の鉢植えの花のことで、暗い気持ちになったのですが、今度はお客様から届くお花に、心が明るくなり助けられました。涙が出るほど、嬉しかったです(T^T)
今、店内はお花がいっぱい、花園で料理をしているような気分です。積み重ねた11年を大切にして、更に進んで参りたいと思います。これからも、どうぞよろしくお願い致しますm(__)m
「ビッグコミック オリジナル」という漫画雑誌があります。月2回発行(5日・20日)で、danが毎号買って来るので、仕方なく?私も読んでいます(^^;; 連載の一つに弘兼憲史さんの「黄昏流星群」という作品があります。連載と言っても、数話完結のエピソードの連作で、大人の恋を描いた漫画です。
11月20日号から新章が始まり、「C-46星雲」というタイトルに、先ずムムッと反応しました。そして読み進むと、主人公の名前が「飛島(とびしま)」であることが判り、オヤッと再度反応。この主人公は、大手銀行をリストラされた中年サラリーマン。学生時代は、人気バンドのボーカルという設定。そして、ひとりバーでやけ酒を飲み、唄う曲が、「恋人はワイン色」…!これってチャゲアスの曲やん!「C-46」は、チャゲアスの曲、主人公の名前は「飛鳥(あすか)」をもじったもの、「恋人はワイン色」もチャゲアスのかなり懐かしいナンバー…。(「C-46」等をご存じない方 or もう一度じっくり聴きたい方はこちらからどうぞ)
なんと、欄外に「今回の物語は、作者弘兼憲史氏とシンガーソングライターASKA氏のある約束から生まれました。互いにリスペクトする間柄の二人は、かねてよりコラボレーション作品を創りたいと語り合ってきましたが…」とあります。な〜んだ、そういうことだったのか。ん?ということは、ASKAもオリジナルを毎号読んでるのかも!
C-46という曲は、2001年にリリースされたアルバムに収録されています。昔の恋人との風景を思い出しているラブソングです。C-46とは、カセットテープの録音時間が両面で46分というものです。そう、そんな中途半端なテープが実際に販売されていたのです。LPレコードを録音するには、46分テープが無駄のない丁度良い長さだったのでした。そう言えば、54分テープもあったと記憶しているのですが…。実際私も使っていました。今の若い人たちは、きっと知らないだろうなあ…
11/3にニューアルバム「君の知らない君の歌」(セルフカバー) もリリースされ、遅れること4日、週末にやっと購入しました。今月は大阪でライブもあり(勿論行きます!)、テンションはかなり上がって来ました。今回はどんなパフォーマンスを魅せてくれるのか、今からとっても楽しみです。
■dan補足
こちら(BIG3NET) から「C-46星雲」の試し読みができます(11/19までの期間限定) ライブで、ASKAから裏話が聞けるかもしれませんね(^^)
10月もあっという間に終わり、気が付けばもう11月…。10月はDiaryの更新も、1回きりでした^^; 夜のご予約も多く、まあ、忙しかったということでしょうか…(言い訳・苦笑)。仕事を終えて、店を出るのが夜中の12時過ぎる日も、いつもの月より多かったようです。さすがに3日連続1時前になった時は、自宅に戻ってから、”バタンキュー”状態でした。でも、毎日元気に仕事ができるのは、やはり玄米菜食のお陰だと思っています。
10月から、料理教室・基礎コースが開講しました。また、10月末の土曜日には、スポット教室も行ない(高野豆腐づくし・こちらは11/6にも同じメニューで行います)、毎週のように、教室をさせていただいています。どの教室も、皆さん熱心に受けてくださり、質問も多く、私も勉強になることばかりです。新しいお出会いや、スポット教室では、以前に教室に来てくださっていた方との久しぶりの再会もあり、毎回楽しい気持ちでさせていただいています。
10/30のスポット教室・高野づくしでは、高野豆腐を使って、精進ハム・すりおろしのあんかけ・和え物を作りました。どれも高野豆腐で作っているのに、それぞれが違った味わいになり、参加者の方々も、美味しい、美味しいと感心しておられたようです。もっぱら煮物ばかり、と思っていた高野豆腐の三変化(さんへんげ)でした。
基礎コースはまだまだこれから(来年3月まであります)、そして、スポットもまた企画して行きたいと思っています。因みに11月6日のスポット教室は、まだ1〜2名様のご参加は可能です。ご興味があり、ご都合がつく方がいらっしゃれば、是非ご連絡ください!
体育の日、秋晴れの好天に恵まれました。久しぶりに、明日香村へ行きました。BD-1(折りたたみ自転車)と共に、明日香村を気持ち良く、自転車散歩しました。
田んぼは、お米が黄金色に実り、光っていました。すでに稲刈りを終えて、端掛けをしてある所も一部ありましたが、まだまだ稲刈り前の田んぼが多く、実りの秋が広がっていました。明日香村には、棚田が多くあり、日本の「原風景」が充分に残されているようです。石舞台からもう少し南に入って行くと、そこは棚田の宝庫!しかも、実った稲穂が頭を垂れる風景は、見事でした。「良い時期に来たね〜」と何度かdanと話しながら、棚田の景色を満喫したのでした(クリックで拡大)
棚田は、農作業の機械化・合理化によって、それに適さないと、やめてしまった所も随分あると聞きます。ずっと前に、あす香のあるお客様が、「棚田っていうのは、(段々になっていることで)それぞれの田んぼ状態が異なる。だから、多少天候不順の年であっても、全部が不作ということはない。それに、棚田を登り降りすることで、足腰も鍛えられる。」と教えていただいたことがあります。
棚田は実はとても合理的で優れた農法であるとも言われています。また棚田を守ろう、復活させようという動きもあるようです。米作りのご苦労など、何も知らない私が言うのは僭越ですが、やはり守って行っていただきたいと思います。
■dan補足
稲渕の棚田は「日本の棚田百選」にも選ばれています。(意外ですが)奈良県で選ばれているのは、明日香村稲渕の一カ所だけなんですね(^^;; 下記サイトから、全国各地の棚田風景をお楽しみ頂けます(関連情報も充実!)
→→ 風景への旅 美しき棚田 日本の棚田百選