ichi&danの徒然日記 〜 玄米工房あす香 〜
4月は新年度の始まり。入学(入社)あるいは既に働いている方にとっては昇進異動などが行われる時期です。特に「異動」(あるいはリストラ)は、往々にして、本人にとって"青天の霹靂(へきれき)"だったり、不本意だったりするもの。変化を機会と捉えることで新しい展望が開けるのですが、なかなか気持ちの切り替えができないのも事実。そういう方にスティーブ・ジョブス氏が昨年行ったスピーチをご紹介しましょう。彼をご存知ない方も一読の価値あり、と断言しちゃいます(きっぱり!) もう読んじゃったという方も再読の価値あり、です(笑)
スティーブ・ジョブスは、MacやiPod等で知られるApple社のCEOで、この世にパーソナルコンピュータを生み出した二人のスティーブ(ウォズニアック、ジョブス)の一人。「パーソナルコンピュータは、どこでも好きなところへ行ける"知的自転車"である」という彼の言葉を初めて聞いて(読んで)感銘を受けたのは20年以上前になりますが、今でもその時のことを鮮明に覚えています。今回ご紹介する彼のスピーチも長く記憶に残るであろう名スピーチです。
→ アップルコンピュータ創立者、CEOのスティーブ・ジョブス氏のスタンフォード大学卒業祝賀スピーチ
(翻訳 市村佐登美)
以下余談。 iPodと言えば、先日、ichiと話をしていて、iPodの名前の由来を質問されたことがありました。その場はテキトーにごまかしたのですが(^^;;、気になってもう一度後で調べました。まず、"Pod"についてですが、本義的には、えんどう豆の鞘(さや)や蚕の繭(まゆ)。転じて、容器やタンクという意味に使われる単語です。PCから音楽データを流し込み、それを携帯するわけですから、イメージしやすいですね。
次に、"i"についてですが、"iTunes"(Apple社の音楽プレーヤーソフト)や"iMac"(Apple社の家電感覚PC。当時としては斬新なデザイン)の"i"に合わせていると考えれば、internet(あるいは indivisual、interactive等)の意味を含んだ"i"と思われます。ちなみに、iMacと前後して世に出た iモードの"i"も同様で internet、information、interactive、「私(I)」等の意味を持たせた"i"だそうです。「"i"というボタンを押すだけで、いつでもどこでも電話からインターネットに切り替わる。この文字を押しさえすれば、"!"(びっくりマーク。"i"をひっくり返すと"!"になる)の情報が得られる」というわけです(以上、松永真理「iモード事件」より)
その1(2005/12/02)、その2(2006/02/15)に引き続いて、とりゐ味噌シリーズその3です(^o^) 左写真は、とりゐ味噌さんの店先に出ていた休業案内。休みを知らずにお店に来てしまった人も、この案内をみたら「しゃーないなー、また来よかー(苦笑)」という気持ちになりますよね(普通に"本日休業"とした場合との差は歴然) 大阪弁は、こういう時、すごく便利だと思います(笑)
"あすか"もお休みを頂く場合、「本日臨時休業。せっかく来て頂いたのにすみませんm(__)m」という案内を出していますが、伝え方で心証が随分変わりますね。普段の生活においても気をつけたいところです(^^)
賀來歯科(2005/10/27)は、ichi&danがお世話になっている歯医者さんです(先日も歯石取りに行ってきたところ) 最近まで、あの生駒時計店(生駒ビルヂング)に隣接するビルに医院を構えておられました(現在はひとつ南のビルに移転)。以前、スタッフの方から、ホームページを作成中という話をお聞きしていましたが、無事完成し、現在公開されています。院内の明るい雰囲気が伝わってくる、洒落た感じのホームページですね(^^)(⇒こちら) 現在、ブログ(賀來歯科だより)も準備中のようです。
さて、とても明るい&素敵な院内なのですが、あるブースにとんでもない?ものが飾ってあります。小さい子供が見たら泣き出しそうな、そして歯医者嫌いになること必至の!?、怖〜い置物...(右写真。クリックで拡大) 写真では少々判りづらいですが、右手にペンチを持ったお医者さんが、口を開けた患者から歯を抜こうとするシーンです(まさか、拷問シーンじゃないよね。拷問と言えば、ダスティン・ホフマン「マラソンマン」のそれがリアルで怖かった...) 「ぎゃぁ〜」という声が聞こえてきそうで、もし子供さんが暗闇で見たら一生トラウマとなりそうな...。ここだけ異空間(^^;; 院長先生のご趣味なのか、お世話になっている方からの頂き物で、雰囲気合わないなぁと内心思いながらも飾っているのか...(苦笑)
この置物は、大人の目から見たら、ティムバートンのコープスブライド(あるいはナイトメアビフォークリスマス)的なブラック感覚で、悪くないと思います。お子様の目に触れないようにすれば、問題ないかと...(^_-)
以下、余談。ネットでティムバートンを調べると、英語圏の人気が高く、deepなサイトが結構見つかりました。で、芋づる式にいろいろ観ているうちに発見したのがスタジオジブリのホームビデオ(DVD)紹介のページです。英語圏の人向け用の作品紹介映像(trailer)もあって、なるほど、こんな紹介のされ方するのね、と面白かったりします。高畑勲さんの「平成狸合戦ぽんぽこ」や「ホーホケキョ となりの山田くん」なんかも英語版があるので、びっくり! 外国人が見て理解できるんだろうか?(苦笑) ハウルは未見ですが、宮崎駿作品って結構観ているなぁ、と改めて思った次第です(^^)
髪がボサボサで長くなったので、先日(2月25日)の午後、散髪屋さんに予約を入れ、散髪をしてもらっていました。その店では、BGV(BGM)代りにテレビを付けているのですが、散髪を開始して程なく始まったのが「歌伝説 ちあきなおみの世界」という番組でした(NHK2ch、2006年2月25日15:05〜16:35放映) 普段、テレビは殆ど観ないので、そんな番組があるとは全然知りませんでした。で、髪の毛を切ってもらいながら何気なくTVを観ていて(聴いていて)、ちあきなおみという歌手の素晴らしさにうなってしまいました。感動してしまいました。
ちあきなおみと言えば、「喝采」(1972)がまず思い浮かびます。「喝采」の歌詞(ストーリー)は彼女の実話に違いないと思い込んだ人がどれだけいたことでしょうか。歌の世界を完全に演じ切っていました。彼女以上に"虚実皮膜"の芸を感じさせる歌手を知りません。番組の中でも「ドラマチック・シンガー」「3分の芝居を演じる女優」「おたまじゃくしの裏が歌える」(読書で言う"行間を読む"に相当)等の言葉で彼女を形容していましたが、今回改めて、彼女のジャンルを超越した表現力、存在感(特にライブや舞台)に圧倒されました。dan的には、美空ひばりが別格、ちあきなおみはその他大勢の歌手の一人に過ぎなかったのですが、この番組を見て評価が一変!! 私にとって、衝撃の番組でした(笑) この番組は昨年に3回もNHK-BSで放送されて(本放送、再放送)、非常に好評だった為、今回の地上波放送になったという経緯を後で知りましたが、ちあきなおみの至上の歌いっぷり、それを際立たせる構成力の高さもあって、番組にひきこまれました。そして、シビレました(散髪されながら、あるいはヒゲを剃ってもらいながら、というオマヌケな状態でしたけど...^^;;) 4時過ぎに散髪が終わった後も、散髪屋のマスターに頼み込んで、そのまま番組終了まで30分も番組を観させてもらったぐらいです(笑)
もう再放送は無いかもしれませんし、そもそも何時になるかも判りません(DVDが出たら絶対買いますが) で、彼女のCDをネット検索すると、『ちあきなおみ VIRTUAL CONCERT 2003 朝日のあたる家』(右上写真)というCDがよさげだったので、早速、HMVへ買いに行ったところ、在庫切れ(T^T) やむなく、amazonで注文しました(このCDの曲目やレビューはこちら、試聴はこちら) 手元に届くのは3月4日以降になりそうですが、楽しみ、楽しみ...(^o^)
PS ちあきなおみの私設ファンサイトはこちら(充実しています)
いつも冬場に実家の母と味噌を仕込みます。いわゆる手前味噌。日曜日(2/26)は年一回の味噌作りの日。今日はその話を書きます (味噌そのものについてはこちらを参照下さい。勉強になります) 準備は二日前の金曜日から始まります。金曜日に大豆を洗って水に漬けて、翌土曜日に大豆を炊き、日曜日に実家に持って帰ります。例年通り、2キロの大豆を炊いて用意しておくのですが、一口に2キロと言っても、どれくらいかわかりますか?
お店で袋入りで売ってる物が300グラムくらいです。とすると、それが7袋分くらいになりますね。それが水を吸って膨らんだらどれくらいの量になるでしょうか?金曜日の夜に、仕込みの時にも滅多に使うことの無い28センチの大鍋に、大豆と水を入れてみたものの、大豆が膨らんだらあふれるんじゃないか…、と思い、もう一つ鍋を使って分けて入れました。こうして私と母が、それぞれ2キロずつ、大豆を炊いておきます。 温めなおした大豆をつぶし、麹と塩を混ぜて甕(かめ)に仕込んで出来上がり。こう書いてしまうと、いかにも簡単ですが、量が多いとつぶすのも混ぜるのも、結構時間がかかります。大豆と麹・塩を混ぜて、ボールに丸めて甕に仕込んでいくのがだいたい私の担当。甕に仕込む時になるべく空気が入らないようにしなければいけないので、少々力が要ります。この時、味噌(この時点ではまだ味噌とは言えませんが)と一緒に、出し昆布も甕に入れて仕込みます。うちのお味噌には、味噌自体に昆布だしが入ってる、つまり昆布だし入りのお味噌なのです。
自家製のお味噌は粒が粗く、使う前に擂っておかなければなりません。いつもアルバイトさんに頑張って擂ってもらってます。お店のお客様から、たまに、「お味噌汁が美味しい」とお褒めをいただきます。母と作る手前味噌のお陰、バイトさんが滑らかに擂ってくれてるお陰です。
この日作ったお味噌が食べられるのは半年後になります。ということは夏の終わり頃かな。秋くらいからぼちぼちお味噌汁に登場することになりそうです。お楽しみに!(^o^)
味噌作りについては、下記サイトが参考になります。
びっくりのうまさ「手前味噌」 味噌を作ってみませんか
まだまだ寒いですが、朝起きて天気がよい日は、仕事をサボってどこかに行きたくなりますね(と思うは私だけ!?) 3月になったら、また自転車でどこかに走りに行こうとichi&danであれこれ計画を練っています(^^)
3月12日(日)に「水都大阪 水辺ウォーク 〜水辺を歩きながら、大阪の歴史・文化を楽しもう〜」というイベントがありますので、ご紹介します。日曜日のイベントなので、あすかでお食事頂けないのが残念ですが^^;;、中之島近辺を散策いただけるよい機会かと思います(下記画像、それぞれクリックで拡大) 以前紹介した「大阪水辺マップ」(2006/01/19)も参照下さい(^_-)
《水都大阪 水辺ウォーク》
開催日時: 2006年3月12日(日) ※ 雨天決行
@健康コース 8:45開会 A観光コース 9:50開会
集合場所: 八軒家浜(上右画像クリック下さい)
募集定員: @健康コース 500名 A観光コース 100名
参加費用: 無料
応募方法: 往復はがき・ファックス・E-mail
※詳細はこちらのサイトでご確認下さい。
応募締切: 2006年3月3日(金)必着 ※定員に達し次第、締切
お問合先: (財)大阪府都市整備推進センター
TEL:06-6933-8582(10時〜17時 土日を除く)
E-mail: tyousa@toshiseibi.org
昨年、「男前はサービス、スマイルは無料、おみそは有料」&「ドライブスルーもOK牧場」という最強(?)のポップを紹介したとりゐ味噌さん(2005/12/02)ですが、またまたやってくれました(笑) 現在開催中のトリノオリンピックにあわせた特別バージョンのポップです(左写真。クリックで拡大) ichiが教えてくれたので、早速、写真を撮って来ました(^^)
「トリゐノみそ」となっていたり、スキー板に対する体重不足で失格した原田選手の似顔絵を描いて「200gのみそ汁を飲んでたら...」というキャプションをつけたり(なにも味噌汁を飲むことないと思いますが^^;;)、相変わらず、芸が細かい!!ホント、感心します。このサービス精神は、あすかも見習わなくてはいけませんね(笑)