ichi&danの徒然日記 〜 玄米工房あす香 〜
先日ブログにした苦瓜ビル(2005/12/11)にクリエイトゼンというデザイン事務所が入居されています。その代表をされている菅野大漸(すがのたいぜん)さんを今回ご紹介します。
左2点の画像(作品)は、菅野大漸さんの手による商業デザインの例です。こうした筆文字は「デザイン書道」と呼ばれるジャンルに属し、書道に通じたグラフィックデザイナーが、豊かな経験をもとに店舗ロゴやブランドロゴ、その他様々な商業需要に対応した筆文字をデザインするんだそうです(筆文字なび参照←面白いサイトです)
上のサイトの<あの人の書>という企画に、石飛博光さん(「ほっとする禅語70」をあすかにも置いています)や、作家藤本義一さんが登場します。藤本義一さんが書を嗜まれるとは知りませんでしたが、サイトで拝見できる揮毫は見事なものです。
danは、元来、字が下手くそで、小学生の頃は書道の時間が苦痛で仕方ありませんでした。当時、danが一生懸命書いた習字("元気"や"のびのび"と言った小学生らしさとは無縁の、チマチマしたヒネクレ文字)を見た担任の先生から「お前らしい字やな」と言われたこともトラウマとなっています(苦笑) いまだに「書は人なり」と意識過剰になる為か、筆で文字を書くことに、羞恥というよりも恐怖を感じてしまいます(^^;;
少々脱線しました。話を菅野さんに戻します。菅野大漸さんは、こうした商業デザイン以外に「感字るアート」として、書・画・詩が一体化した、非常に面白い作品を発表されておられます(色使いもカラフルで、見ていて楽しい作品です。WEB.墨光でご覧頂けます)
右の写真は「一字一句」という日めくりカレンダーの1枚です。今日の日付(18日)とあすかの食材にちなんで選ばせてもらった一枚です(笑) 野菜の「菜」(書)に、野菜(画)と「野菜タチ 命イタダキ 生カサレル」(詩)が添えられた作品で、単色ではありますが、菅野さんの「感字るアート」の特徴が良く出ている作品だと思います。
この日めくりは、サイトで見て面白いと思い、購入したものですが、ichiやあすかのスタッフに見せたところ、好評でした(ちなみにサイズは25cm×15cm。31枚) サイトでは"ひっそりと販売中"となっていますが、在庫ありとのことです。ピンと来た方はクリエイトゼンさんにお問い合わせ下さい(^_-)