ichi&danの徒然日記 〜 玄米工房あす香 〜
2月11日〜3月12日まで大阪天満宮で恒例の梅まつりをやっています。期間中ずっと開催される大盆梅展(左画像)以外のイベントのスケジュールは下記の通り。詳しくは大阪天満宮のお知らせブログを見て下さい。
2/11(土)〜2/18(土) 古本市 10:00〜16:00
2/20(月)〜2/25(土) 骨董市 10:00〜16:00
2/26(日)〜3/03(金) ガラス市
3/06(月)〜3/12(日) 陶器市 10:00〜16:00
今日は、古本市の話です。2月18日まで、天満宮の境内に10店舗程の古本屋さんが仮設テントを張り、古書の販売を行っています。古書&神社という取り合わせは、古文書や神社仏閣関係の書籍ばっかり売ってるの?という印象ですが、そんなことはありません(笑) また、スーパー等で時々見かける「安いんだけど品揃えがもう一つ(二つ)の古本バーゲン」ということもありません。街の古本屋さんが、店内の書籍をそのまま持ってきたという感じです。雨が降ると(お客もお店も)大変ですが^^;;、境内に古本屋街ができたと思って頂ければ結構です。
さて、古本屋の魅力はいろいろありますが、一つ挙げるならば「揃い」が安価に買えるということでしょうか。いつだったか、池波正太郎さんの「鬼平犯科帳」の揃い(「鬼平料理帳」とあわせて文庫本全25冊)を購入したのも、この古本市です。新本で全巻揃えると高額ですし、書店に欠本無しで置いてあることが少ないこともあって、案外購入できないもの。ところが、古本屋だと、安いことと、今ここで決心しないともう買えないかも...という心理も働いて「エイヤッ」と買えるわけです(笑)
18日までにもう一度顔を出すつもりですが、今回の収穫その1は、和田誠さんの「お楽しみはこれからだ」の揃いが買えたこと(全7冊。3,500円) 映画好きのdanも、このシリーズは立ち読みで済ませ、購入せずじまいでした(amazonで調べたところ、絶版・品切れっぽいですね) 普通に買えたとしても一冊1500円なので、三分の一の価格で買えたことになります。<PART7>は1997年発行ですから、扱っている映画も当然それ以前のものになりますが、danが一生懸命映画を観ていたのもそれぐらいまでだったりするので、全然問題なし(笑)
収穫その2は、村上春樹さんの「ノルウェイの森」(上・下)です。あすかのお客様で、赤&緑の上下巻を購入された(読まれた)方は多いでしょう。なにしろ、"上巻が238万部、下巻が211万部の計449万部。上巻は、片山恭一の『世界の中心で、愛をさけぶ』に抜かれるまで、国内小説単行本の発行部数歴代一位だった"本です(Wikipediaより) ichiも3回(!!)読んだとか。
私も当然読みましたし、実家にある(はず)ので、買う気は無かったのですが、たまたま100円均一コーナーで手にした下巻が、なんと1987年9月10日の初版本!! で、すぐ横にあった上巻も奥付を見ると1987年10月12日の三刷本(2冊とも、帯付きで状態も良好。未読っぽいです) うーむ、これが2冊で200円!! 久しぶりに読み返すのもいいかも、ということで買った次第です(笑)
PS 自宅に帰ってamazonで調べてみると、帯付初版本は1400円以上の価格がついていました。せどり(古本転売)で儲けられますね(^^;;