ichi&danの徒然日記 〜 玄米工房あす香 〜
毎年春と秋の年2回、石笛(いわぶえ)演奏者・横澤和也さんに来ていただき、演奏会を行なっています。回を重ねる度に、お客様も増え、また私の方でも、横澤さんの演奏をもっと多くの方に聴いていただきたいと思うようになっておりました。そこで、この春は4月と5月の2回、演奏会をしていただくようお願いしてみました。「いいよ!」と快く受けてくださった横澤さんのお陰で、2度に分けて演奏会を行いました。
5月の演奏会(18日)は、横澤さんの演奏を聴くのは初めて、という方が半分以上でした。横笛の演奏と、その合間にいろいろお話があり、そしていよいよ石笛の演奏です。初めての方が多かったお陰か、いつもより石笛の演奏が長かったように思いました。それに、2種類吹いてくださいました。なかなか聴く機会が無い石笛の演奏に、皆さん神妙な面持ちで、聴き入っておられました。
石笛は、「神呼びの笛」と言われ、神事の際に吹かれることも多いようです。演奏によってお店が浄化されるのか、演奏会の翌日は、お店の空気が清らかに感じます。そして不思議とご予約が沢山入って来ます。本当にありがたいことです。
この日の演奏会の後、片付けをして自宅に戻った時に、不思議なことがありました。夜中の12時半過ぎにお店を出て、自宅マンションに戻ったのですが、オートロックを開け、エレベーターを待っていた時、一旦閉まっていたオートロックのドアが、再びスーッ開いたのでした。誰か入って来られたのかな?と、ドアの方を見ると誰もいない。あれっ、と思ったのですが、不思議と気持ち悪いとか、恐いとは思いませんでした。横澤さんの石笛で呼ばれた精霊がついて来て、入って来られたのだなあ、と思えたのでした。エレベーターを待つ、ほんの数秒の間の出来事でした。さて、真相はいかに???
次回の演奏会は秋ですが、また2回来ていただくようにお願いしておきました。秋を楽しみに待ちたいと思います。