No.281の記事

はがきで始まる一日 〜複写はがき〜

 先月から、「複写はがき」を書くようになりました。「複写はがき」って、いったい何?と、ほとんどの方が思われていることと思います。

アップロードファイル 34KB 「複写はがきのひかえ」(50枚綴り)というものがあります(左写真)。はがき大のメモ用紙みたいなものと、考えていただくと良いでしょう。「複写はがきのひかえ」の下にカーボンを敷き、その下に葉書を入れて、本文を書きます。こうすると、自分の手元にも書いたものが残り、いつでも読み返すことができるのです(複写はがきについてはこちらのサイト「複写はがきの世界へようこそ」が非常に参考になります)

 座禅断食でお世話になっている坂田道信先生をはじめ、複写はがきを実践しておられる方々に倣い、一月1冊、つまり50枚を目標に、書き始めました。ちなみに坂田先生は、一日30枚以上、年間3万枚はがきを書かれます!まさに、ケタ違いです(笑)(NHKの熱中倶楽部ブログ 2009/5/28 も参照下さい)

 毎朝少し早起きして、最低一枚は書くようにしています。はがき一枚に書く量は、さほど大変なものでもなく、それどころか、たまに書き切れなくなりそうで、だんだん字が小さくなって行き、終いには行が足りない!な〜んてこともあります。

アップロードファイル 30KB メールや電話、ヒトに何かを伝える手段は、いろいろあります。それぞれが便利で良さがありますが、葉書というものは、一番相手の方にきちんと向き合えるような気がします。それに、葉書を買う・ポストに投函する、などの手間もはがきならではのものです。はがきに書くことは、感謝の言葉だったり、明るい、ポジティブなことが多いので、書いていても気分の良いものです。朝一番、葉書を書くことは、とても気持ちの良いもので、そんな一日の始まりが、今とっても気に入っています。ちなみに坂田先生は、朝1時(朝というより夜中ですね)起きで葉書を書かれ、書いた数十枚の葉書を郵便局まで車で持って行かれます。ここのところもケタ違いです(笑)

 3月・5月の座禅断食後、一緒に断食をした方にはがきを出し、また沢山の方から、はがきをいただきました。複写はがきの書き方には、坂田先生に倣って、ちょっとしたルールみたいなものがあるのですが、それでも、それぞれの方の個性がうかがえて、楽しく拝見しています。はがきでの心の交流をこれからもずっと続けていこうと思います(右画像は本日、奈良で開かれた「第9回 なら はがきびとの集い」記念スタンプ)