No.231の記事

再開の秋・再会の秋…そして芸術の秋

 今日から10月開講の料理教室が始まりました。8月末で、前期の教室を全て終え、1月半ぶりの料理教室です。新たなスタートは、実は私にとっても非常に緊張します。しかし教室が始まって話し出すと、もう止まらない、って感じで、緊張も吹っ飛んで突っ走るのが常のこと。再開の秋は、ほぼ全開状態で、発進しました。生徒さんの中には、初めてお会いする方もいらっしゃれば、久しぶりにお会いする方もおられます。まさに嬉しい再会の秋でもあります。参加者の皆様、お疲れ様でした。次回もよろしくお願いします。

 今日は仕事の後で、大きなお楽しみが待っていました。ウォン・ウィンツァンさんのコンサートが堺市で行なわれたのです。アップロードファイル 53KBウォンさんの演奏は、いつも心の奥底に染み渡ります。駄洒落トークにもウォンさんの人柄が表れて、温かい気持ちになります。そして、今回のゲストのジャー・パンファンさんの二胡の演奏も、本当に素晴らしかった!

 ウォンさんのピアノと二胡の音色が非常に美しく共鳴し合って、うっとりと、そしてしっとりと聴き入っておりました。二胡の音色というのは、どうしてあんなに郷愁を誘うのでしょうか。中国と日本、国は違えども、古代から関係の深い国同士。何かしら根底に流れるものが、同じなのかもしれません。ウォンさんとジャーさんの演奏に、心身共に癒され、元気をもらえた秋の夜でした。

 演奏終了後、会場から出ると、ウォンさんがすぐそばに、普通に立っておられたのでびっくり。一緒に写真を撮っていただくようにお願いすると、気軽に受けてくださいました。ウォンさんは全くの菜食らしく、まさに「植物」って感じの人です。大阪で玄米菜食の店をしています、と言うと、「菜食ね!いいですね。是非頑張って下さいね。」と言ってくださいました。カンゲキ〜!(^o^)v

 やっと秋らしくなって来ました。私にとって、芸術の秋の幕開けにふさわしい、今夜の演奏会でした。

■コンサートData
 むすひコンサート vol.1 (主催 むすひの杜
 2007/10/13(土) サンスクエア堺 18:00開演