先日公津の杜にあるお客様のご主人様が営まれている「眼鏡のとよふく」さんに行って参りました。そこで伺った話は目から鱗が何百枚も落ちてしまうほど、驚愕の内容でした。
15歳の時からメガネのお世話になっているので、かれこれ35年近くになります。一つのメガネを10年近く愛用していたので、その間お世話になったメガネ屋さんは数件です。
メガネを作る前に検眼をしますよね。その検眼だけで約2時間もかけ、生まれて初めてするような検眼をしていただきました。
その検眼方法は40年も前、まだ日本にほとんど技術がない時代にご苦労をされて、獲得したものだそうです。後ほどその検眼方法についても触れたいと思います。
さて、眼鏡のとよふくさんで伺った話と頂いてきた冊子の中から、お客様にも知っていただきたい話が幾つかありますので、お知らせしたいと思います。
■「メガネをかけると眼が悪くなる」そんな話を聞いたことはありませんか?
確 かにこういうことはあるそうです。コンピューター検査と視力検査だけで作るメガネだと簡単に度が進む場合があるそうです。老視が始まり遠近両用メガネを 作ったのですが、1年の間に2度も作り変えることになりました。そのメガネ屋さんでは老視が落ち着くまでには数年かかるので、仕方のないことだと言われ、 そんなものかと思っていましたが、眼鏡のとよふくさんではそんなことはあまりないと教えていただきました。果たしてどちらが正しいのか只今検証中です。
明視距離・両眼視機能の検査によって、視力だけでなく、眼の働き(視角)について総合的に大きくとらえてメガネ合わせをするとその人の生活に合った視力で、楽に使えるメガネが作れるそうです。そんなメガネですと視力が安定し長持ちするそうです。
視力を合わせただけではその人に合ったメガネとはいえないそうです。
近 視の人がメガネをかけずに物を見ようとすると、眼の周りに力を入れてしまいます。それらの作業は眼の筋肉に負担をかけ眼のストレスを生み、いっそう近視や
乱視を進めてしまうことになるそうです。目のストレスを身体に分散させて頭痛や肩こりなども発症させてしまうこともあるようです。「メガネはただ見えればよいというものではなく、より楽に見え、その人の生活を豊かにするもの、高度な要求に応えられるものであるべき」 ここまで考えてメガネを作ってくれている人がいたのですね。メガネが身体の一部になっている者にとっては嬉しい限りです。
■眼は露出した大脳
別な本で読んだのですが眼はとても血液を必要とする器官で、肝臓の状態と深く関係しているそうです。眼の疲れ、かすみぼやけ、視力低下、ドライアイなどの症状が現れたときは、たとえ血液検査の数値が正常でも肝臓のチェックもしてみてください。
「見る」ということは、眼は光を取り入れて、眼球の底にあるスクリーン(網膜)に見たものの映像を映し出します。そこで光の情報を電気信号の情報に換えて大脳に送り、情報を認知し分析、対応します。実際には眼を通して大脳でモノを見ているのです。
話 はそれますが見たものの映像を脳にしまってある記憶からこれは何かという判断をしているという話を読んだことがあります。ということは見えていても記憶に ないものは見えない?見えていないということにもなるそうです。見えているのに見えていないものたくさんありますよね?
この眼から見たもののピントがあっていなかったり、左右の情報が大きくずれていたりすると大脳は映像処理に時間がかかってしまい、脳に負担をかけることになるそうです。
■見ることは能力を決定する
問題の多い子供は遠視の割合が多いという報告があるそうです。
幼児、少年時代の遠視は見るかといえば見えているそうです。そのため簡単な視力検査では見つかりにくいので放置されてしまとのことです。
しかし、見ることで意識を集中させていますから脳にとってはストレスになります。見るということが脳の映像処理に手間取るので、理解が遅くなり、注意力も散漫になります。
見る機能の向上とは、脳の解析を必要としない映像を目からすばやく送ることです。
■「楽しく一日が送れる」
眼鏡のとよふくさんでメガネを作られた94歳の男性が「これなら、久しぶりに年賀状が書ける」と言われ説明も途中で切り上げて帰られその二日後に手紙が届くのですが、その手紙には「読書も快適にできるようになりました。目の疲れもなく、楽しく一日を送ることができます」
ここに書かれている「楽しく一日が送れる」これはありがた屋の理念「死ぬまで元気」につながる、大切なことだと思います。動けない、食べられない、聞こえない、見えない・・・これでは、長生きをしても、寂しいですよね。
「眼とメガネに対する、使う人、作る側の無知のため、年老いて急速に視力を低下させて、意欲と活動の場を失っている人が多くなることは、驚くばかりです。健康オタクといえるほどの現代人でも眼に関しては無防備としか私には見えません」と仰っています。
まさに健康オタクを自負している私としても眼に関してはあまりにも無知でした。
「メガネは見えればいいんじゃないの」という間違えた?常識がまかり通っているのでは?
「見ることは、楽しいこと、面白いことの基本条件ではないでしょうか。その基本条件すら求めない
その条件すら提供できないことをあたり前にして、メガネを売ろうとしている姿がまかり通っているのは、悲しい限りです」とは嬉しい言葉ではありませんか。
■お母さん歩けるの?
この話も眼鏡のとよふくさんで実際にあったお話です。
80歳になる老婦人。長い間、部屋にじっとして、座り込んでいるだけだったそうですが実は眼鏡が合っていなくて、足元もはっきり見えず、怖くて動けなかっただけだったそうです。
眼鏡のとよふくさんでメガネを作られたら、よく見えるのでデパートめぐりが趣味となられたとのことです。
ここでも、大事なキーワードがあります。「動かない」=「動けなくなる」という法則があります。筋肉は長い間使わないでいると使えなくなってしまうのです。寝たきりになる前はほとんどの人が「動けない」状態か「動かない」状態が長く続いていることが多いです。
寝たきりにならないよう、体力にあった運動を心がけましょう。
■大脳の活性化
脳トレというゲームが大人の間でも大流行しています。しかし「しっかり、楽に見ることが、一番の脳への栄養であり、鍛錬」だそうです。
■脳軟化症が治った!
脳軟化症で大学病院では頭の水を抜く手術をという診たてをされていた方が、眼鏡のとよふくさんでメガネを作られてから見る見る元気になり頭に溜っていた水もなくなり、大学病院で一日中待たされ、メガネを調べただけで帰されたそうです。
「楽に見えるメガネを使うことで大脳に余力が生まれ、本来の自然治癒力が働いたのではないか。別な言い方をすれば、眼のストレスは脳のストレスとも言えるのではないか」という意見を眼鏡のとよふくさんでは持たれています。
人はいろいろな器官が連結して動いています。脳なら脳しか見ない、眼なら眼しか見ない、これを「木を見て森を見ず」というのですよね。人体というのは、もっとシンプルだけど複雑な仕組みがあるのではないでしょうか?
「目の前が真っ暗になった」「目の前が明るくなった」という比喩がありますが古来から生き方を象徴するほど見ることの重要性を感じ取っていたと考えられます。
本来十代など成長期に起きやすい近視が40代以降になっても進行したり眼の形が小さくなったり、上まぶたが垂れてきたり、人によっては三角マナコになる人もあります。
日常的に度重なると、そうしてできたゆがみ・ひずみは眼だけではなく大脳にも貯まり、そのサインが頭痛・肩こりであったりします。体力、気力が落ちた時などに、病気という形で突然視力が落ちたり、脳卒中など大脳のトラブルに結びつくケースもあるそうです。
■両眼のバランスが脳を育む
右目の情報は左脳に送られ、左目の情報は右脳に送られるそうです。
片目で見るより、両目で見た方が普通視力は上がるし、距離感、立体感、視野(見える範囲)や動態視力など圧倒的によくなります。
■合ったメガネに換えることで人生が変わる?鬱が治る?
効き目偏重のメガネを長年かけられていた方がバランス補正をした眼鏡に換えることで、眼のバランスが補正され本来の自然治癒力が働き、頭痛や体調ばかりでなく精神のバランスも回復し、姿勢もよくなることでメガネの要らない生活になった方がいらっしゃるそうです。
■近距離・集中力アップメガネ
2、3時間以上、手元を見続けるという事態は、十代の近視進行の原動力であり、20代以降の正常な眼にとっては相当な負担をかけているそうです。
■40歳以後は早くメガネを
貝原益軒の養生訓に「40歳以後は早く眼鏡をかけて眼力を養うべし」と書かれているそうです。
必要なメガネの使用が遅れてしまい、眼と脳と身体にストレスをためこんでしまい、結果50代、60代になって不調に見舞われることがあるようです。
遠視の人は見えているので、なかなかメガネをかけたがりませんので注意が必要なようです。
■成長期の食べ物が眼をつくる
読書やゲームが大好きで、暗いところで長時間続けていると近視になりやすい傾向ははっきりしています。また、腰をまるめて、あごを出している姿勢では、見たものがスムーズに頭に入りづらく、より顔に近づけて見るようになります。見るものが近いほど、その時間が長いほど近視への近道となります。身体全体で、そのままで楽になろう、集中しやすくなろうとするからするからだそうです。今風の言い方をすれば「最適化」です。
成長期にたくさん砂糖や果物を摂ると近視になりやすいベクトルが働きます。眼の最初の成長期は胎児のときです。妊娠中にとくに妊娠初期はどんな物を食べるのかも気をつけていただきたいと思います。
甘味は爆薬や化学肥料と同じ、窒素化合物です。ふくれたり(膨張)、ゆるめたり(弛緩)する作用があります。心理的には満足感や幸せ感をもたらしてくれから天からの贈り物といえましょう。しかし常食するものではないように思います。
コカコーラのコカはコカインから作られていたのはご存知の方も多いと思います。コカには常習性があるため売れ続けることができたのです。
そこで、コカをやめ常習性のあるものとして砂糖を利用したのではないでしょうか?
話はそれますが、常習性=依存症と考えられると思います。
依存性の強いものといえばアルコール、タバコ、薬ですね。じつは他にもいろいろあります。
白砂糖、グルタミン、マヨネーズ・・・、これらはなぜか無性に欲しくなる人がいます。
グルタミンは食品の裏に「アミノ酸」と書かれているものです。私が子供の頃どこの家庭の食卓にもあったのではないでしょうか?
お味噌汁やしょう油にまで、さっと一振りするだけで料理がとても美味しくなり、もうそれ無しではいられないという味覚になってしまいました。
甘いものが欲しくなった時は「黒砂糖」にすると依存症は無いそうです。
話を戻しますが成人の糖尿病が眼のトラブルに密接な関係があるそうです。
また、網膜色素変性症は、欧米や肉食の多い国の眼疾病でしたが、日本での患者数が急増しているとのことです。
白内障は紫外線が引き金という話しはよく知られていますが、動物性タンパク、とくにヨーグルトをたくさん召し上げっている方に多いといわれています。
今の世の中、情報は利用され、加工されていると考えた方が良いかと思います。
白砂糖や乳製品を危険視する声にも耳を傾けてみてはいかがでしょう?
動物性タンパク質がふえた現代人は40歳を過ぎると眼球が萎縮してきて、正視は遠視に、近視は弱くなってくるそうです。
視力はあるので本人は気づかないそうですが、緩めるべき眼の筋肉を、さらに締めつけているそうです。
突然思いがけないところで落ちたり、転んだり。首から上が詰まりやすくなったり出血もします。
眼であれば緑内障、眼底出血。脳であれば脳卒中など。直接の原因はそれぞれありますが、なりやすい体質になったといえるそうです。
■
両眼視検査
眼科医師でも真剣に学んでいる医師は少ないのが現状だそうです。労力とコストのかかる両眼視検査。むずかしい、面倒ということで敬遠されているようですが、あなた達はプロでしょう。と言いたくなりませんか?
眼科医でも少ない両眼視検査を「眼鏡のとよふく」さんでは、時間をかけて、じっくり、ゆっくり、それはもう丁寧にしていただけるのです。
■
よいフレームを身につける
青酸や砒素などもフレーム生産の過程には使われているそうです。もちろん消費者保護の安全管理がなされているので問題ないのでしょうが、頭部や顔に密着させるものなので、気をつけたいですね。
ありがた屋でも食器に使われている有害化学物質の影響を考え、有害化学物質を使わない食器「森修焼」をすすめています。ここでも見解が同じだったことが嬉しいです。
売れ筋ブランドを品揃えから外されているそうですが、ありがた屋でも数十年前から有害化学物質合成界面活性剤を使用している商品は扱わないというスタンスで営業してきました。そうすると確かに数十年前は売る物がありませんでした。
今では消費者の価値観も変わり、安全・安心をキーワードに商品選びをするようになりメーカーもそのような商品作りをするようになったので、お客様にオススメできる商品もふえて助かっています。
■
終わりに
「眼鏡のとよふく」さんでは眼90%、身体の60%をしめる「水」の性質によって、人体にどんな影響があるのかを研究されたそうです。
ありがた屋でも分子矯正医学や代替医療、漢方など健康に関することを様々な角度から勉強してまいりましたが「水」の大切さは痛感しています。
また、農薬、化学肥料、抗生物質などを多量に使われた食品が出回っていることも悲しい現実です。自分の売っている野菜は自分では食べない。こんな現実があって良いのでしょうか?
食べた物で身体は作られている。
「美と健康」をテーマに営業しているありがた屋に大きな欠けているものがあります。それは「食」です。来年か再来年には限りなく安全で安心できる食材を使ったレストランを始めます。
見える部分は美容室とエステで体調不良は医療氣功整体やリンパマッサージで内側からは食べることで「美と健康」を獲得していただき、「死ぬまで元気!・死ぬまできれい!」に過ごしていただけたらと願っております。
「眼鏡のとよふく」さんとご縁ができたことで、眼のトラブルでお困りの方のお役にて立てそうです。
どうぞお出かけ下さい。
予約をされてから伺うことをオススメ致します。
「眼鏡のとよふく」さん
参考資料/豊福厚至氏著:眼鏡のはなし
一部掲載と加筆させていただきました。