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「本気で生きよう!なにかが変わる」/手話の話 その9


ある本(「本調子 ~強運の持ち主になる読書道~」総合法令)を読んでいて、下のような記述に出くわしました。

店内をふっと見ると、立ち読みしているうら若き女性の背中がわなわなと震えているんです。どうしたんだろうっと思ってそのお客さんにおそるおそる近づいてみた。目が真っ赤だ。涙がうっすらにじんでいる。手に持っている本のタイトルを見てみると…(P30~31)

それが、標題の「本気で生きよう!なにかが変わる」(大和書房)です。早速、amazonで入手(3月に文庫本も出ています)。本の帯には”電車の中で読むのはおススメしません 号泣必至の感動本”と印刷されており、「ホンマかいな?」と半信半疑で読み始めたところ、最初のエピソードでわなわな…^^;;。マジで、電車の中で読まなくてよかったです(苦笑)

著者は手話通訳の世界で有名な丸山浩路さん(→2012/02/19 も参照)ですが、手話を知らなくても十分すぎるほど感動できます。号泣度の高い最初のエピソードをクリア?すれば、残りは電車の中で読んでも、多分、大丈夫(^^)。お勧めです。 by dan

NHK「手話ニュース」がおすすめ!/手話の話 その8


今春、NHKで放映されている手話番組のサイトが統合&リニューアルされました。動画コンテンツが、スマホやタブレットで、いつでも視聴できるようになったのはありがたいですね(^^)。あらためて、手話の勉強に役立つサイトを二つご紹介します。

ひとつめは「NHK手話ニュース」。その日に放映された「手話ニュース845」が当日中にアップされ、過去5日分も視聴可能になりました。初級者にとって、ナチュラルスピードについていくのは大変ですが、一般テキストでは扱われない時事単語がバンバン出て来るので勉強になります。ちなみに、音声とふりがな字幕が付いているので、日本語を外国語として学ぶ人の学習教材にも使えそうです(右上画像、クリックで拡大)

ふたつめは、初心者あるいは基本を復習したい方にお薦めの「ワンポイント手話」(左画像)。中途失聴者(病気や事故で聴覚を失った方)や難聴者が手話を学びやすいように工夫されているそうです。解説がとてもわかりやすく、扱われているテーマ以外の様々な表現も身につきます。

上の2つを私はタブレットのお気に入りに登録しています。空き時間に、ささっと見ることができるので便利ですよ(^_-) by dan

手話講座(基礎課程)修了/手話の話 その7


久々(1年ぶり)の手話ネタです。しばらく手話の話を投稿していませんが、勉強を止めたわけではなく、細々と(しつこく?)続けておりました(^^;;

先日、1年間受講していた手話講座(大阪市手話奉仕員養成講座/基礎課程)の修了式が大阪市北区民ホールでありました。入門課程を含めると丸二年。基礎課程は入門課程より授業のレベルも高く、ネイティブスピードの手話ビデオはチンプンカンプン(^^;;。先生の手話による説明も理解できず(先生すみません!)、途中で何度もめげそうになりました。いい意味での図太さ、最後まで授業に出席したことでなんとか修了証を頂けました。感謝です。

活動拠点が大阪から奈良に移ったこともあって、大阪市内の手話サークル参加も難しいのですが、手話講座で知りあえた方々と連絡を取りながら、何等かの形で勉強を続けて行きたいと考えています。さすがに、2年間講座に通われた方々は、皆さん、考え方や行動力などが素晴らしく、danも勉強になりました。

左写真は、修了式会場で購入した手話テキストの新刊。「新しい手話2013」では、ログイン/ログアウト等のIT関係他、日常生活でもよく出て来る新しい言葉が紹介されています。「手話で防災」は、先日、マンションの消防訓練の会合で”ろう者”の方々への対応が課題になったところでもあり、私にとって非常にタイムリーな出版でした。助かります(^^) by dan

(ご参考) 平成25年度 大阪市手話奉仕員養成講座(入門過程)

DAIGOのウィッシュ?/手話の話 その6


3月上旬、danが通っていた手話講座(入門課程)が終了(今年度の募集要項等は区役所等にお問い合わせ下さい)。1年間通われた皆さん、本当にお疲れ様でした。修了式は土曜日に行われ、大阪市全区の受講生&先生他が集まって、盛大なものとなりました。

その時の写真の一枚が右。二人の美女がしているポーズ、何だかお解りでしょうか(クリックで拡大)。DAIGOのウイッシュのようですが…。よく見ると、ある漢字に似てますね。そう、これは「北」を表す手話なのです。

なぜ、「北」の手話ポーズがここで出てくるのかと言えば、写っている皆さんは大阪市北区で手話講座を受講された方々だからです。

ちなみに、DAIGOのウイッシュのポーズは右のような感じ。この形は(片手だけで)実は「I love you」の手話になっています(^^) by dan

上を向いて歩こう/手話の話 その5


手話講座に通い始めて、もうすぐ1年。3月の「成果発表」で、手話歌を2曲披露することになりました。1曲は「歌って覚える手話の本」(丸山浩路・山口万里子著)にも載っていた「上を向いて歩こう」。スタンダードナンバーであり、かつ昨年の3.11以降、よく耳にするタイムリーな曲ということが理由です(もう1曲は、いきものがかりの「ありがとう」)

実際の振付は右のような感じです(クリックで拡大)。誰もが知っているメロディー、同じフレーズが何度も出てくる等、まさに手話初心者向き。一通りマスターしたら、自分独自の手話表現を作るベースにもなると思います。

現在は、手話講座の後、居残りで「ありがとう」を中心に合同練習中。年齢・性別・職業すべてバラバラですが、文化祭を目前にした学生の気分?をみんなで楽しんでいます(^^) by dan

御参考(「上を向いてあるこう」(NHK「みんなの手話」より/歌:今井絵理子)

手話ステーション/手話の話 その4


春から「手話講座」に通っています(あまり上達していませんが…^^;;)。今回は、手話を習い始めて間もない方、あるいは、これから習おうという方にぴったりなスマホ用アプリ「手話ステーション」を御紹介します。

月額315円の携帯電話向けのサービスもありますが、スマホだと、アンドロイド版、iPhone版ともに800円の買い切りなので、お得感があります。機能限定の無料お試し=Lite版もあります。

  

Lite版でも指文字全てと一部の手話単語が入っていて、動きがある指文字(手話)はアニメーションつき。指文字は何回も繰り返さないとなかなか覚えられないので、いつでもサッと確認できるのはいいですね(^^)

有料版は手話の登録単語が2000語に増え、簡易辞書としても使えます。楽しく手話を学びたいという方にお薦め。開発元のサイトも御確認下さい(^_-)☆ by dan

サザエさんの家系図/手話の話 その3


この春から手話を習っています。先日は、家族の呼称について学びました。サザエさんの家系図を使いながら(私がサザエさんだとすれば)カツオは「弟」、ワカメは「妹」、波平は「父」、フネは「母」、タラちゃんは「息子」…のように人に説明するわけです(実際の表現はこちらを参照下さい)
 
本末転倒とお叱りを受けそうですが、家系図を通じてサザエさんについて詳しくなれたことが、手話以上に勉強になりました。例えば、皆さん、以下の質問に幾つ答えられるでしょうか?ちなみに私は全滅です(^^;;。答えは下の家系図にてご確認下さい(クリックで拡大)
 
 1)サザエさんのフルネームは?
 2)サザエさんの子供の名前は?(正確に)
 3)ノリスケさんの苗字は?
 4)マスオさんの出身地は?
 5)波平さんのお兄さんの名前は?
 6)フネの旧姓は?
 
※家系図はサザエさん市場からお借りしました。面白いサイトです。まずは、サザエさんクイズから入って腕試しするのがいいかも…(^^) by dan

ウルトラマン/手話の話 その2


この春から「手話講座」に通っています。先日は、ひらがなの指文字を教わりました。がんばって覚えます(^^;;。さて…。ウルトラマンは手話が得意なはず。

なぜなら、いつも「シュワッ」(手話っ)と叫んでいるから…。スペシウム光線を出すあのポーズも、手話の一つに違いない(笑)

というショーモナイことを思いついて調べてみると、やっぱりありました。その名も「ウルトラマンの会」。千葉大学の手話サークルだそうです。こういう遊び心のあるネーミングはいいですね。

ついでに「ウルトラマン」そのものを手話でどう表すかも調べました(私も暇ですね^^;;)。下の写真、左二つでウルトラマン(ウルトラ+男性)、左端と右端の二つでウルトラセブン(ウルトラ+数字の7)だとか。なるほど(^^)

  
※画像は、こちらのブログよりお借りしました(ありがとうございます) by dan