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さくら豆腐


桜の開花宣言が、各地で聞かれるようになりました。奈良も開花しました、ということですが、いきなりの花冷え(>_<)。満開はもう少し先になりそうですね~。

さて、本日のお料理は、桜の季節の一品「さくら豆腐」(左写真クリックで拡大)。桜の塩漬けを豆腐の生地に入れた、蒸し豆腐です。ふんわりしたお豆腐の中で、桜の塩漬けの塩気が、程よく感じられます。この時期限定のお料理です。  by  ichi

黒ゴマ豆腐


1週間ほど前からでしょうか、歩いていると、キンモクセイの香りがします。いつもより、少し早いような気がします。あの甘い匂いがすると、花を探しますが、今年はどこも花が少ないように思います。真夏の異常な暑さと、台風が多かったこと、そんなことが、影響しているのかもしれません。

涼しくなったので、またゴマ豆腐を作って召し上がっていただいています。例年7~8月はほとんど作らないので、久しぶりに作る時は少し緊張します(^^;;。でも、鍋を火にかけて練り出すと練ることに集中し、不安も緊張も一切無くなります。固まり出した時が、一番大切!ここを上手く乗りきれるかどうかで、ゴマ豆腐の「でき」が違ってきます(左写真クリックで拡大)

基本的に夜のお食事の一品ですが(夜のコースに必ず入っている、という意味ではありません)、たまにランチでもお出しすることがあります。ランチで黒ゴマ豆腐が出たら、かなりラッキーかも…(^^)v  by  ichi

えんどう豆とトウモロコシの蒸し豆腐


昨年買ったブルーベリーが、実をつけています。春に花が咲き、順調に実をつけてくれました (右写真クリックで拡大)。実が成ってからは、鳥除けのネットを掛けていますので、今のところ「鳥害」もありません。来月には食べられるかな?今からワクワク、楽しみです(o^^o)

昨年のブルーベリーに関する記事はこちら(→2013/08/09)。今年も、デザート等に添えて、お客様にお出ししたいと思います。

今日はお豆腐の料理です。すりつぶしたお豆腐に、えんどう豆とトウモロコシを混ぜて、型に入れて蒸しました。精進料理でいう「擬製豆腐」です(左写真クリックで拡大)。お豆腐に山芋をすり混ぜているので、フワッとした生地になっています。えんどう豆と緑色と、トウモロコシの黄色で、爽やかな色合いになりました。 by  ichi

さくら豆腐


庭のチューリップが、きれいに咲いています(右写真各々クリックで拡大)。まだ寒い頃から芽を出して、少しずつ少しずつ大きくなり…そして、こうして立派に花を咲かせてくれると、喜びもひとしお、本当に可愛く思えます。春の花が次々と咲く一方で、アサガオの苗が近くのホームセンターで売られているのを見かけて、びっくりしました。もうアサガオを植える時期でもあるのですね~(^^)

さて、本題のお料理です。今年の桜はとうに散ってしまいましたが、お料理ではまだ桜をお客様に楽しんでいただいています。左は桜の塩漬けを混ぜた蒸し豆腐(写真クリックで拡大)。実は、今月の妙心寺・東林院の料理教室で教えていただいたものです。早速、献立に取り入れて、お客様に召し上がっていただきました(^^)。桜の塩漬けをこんな風に使うなんて…。今月もとても勉強になりました。 by  ichi

ヨモギ豆腐


1週間くらい前から、ラジオ体操に行ってます。「行ってます」というのは、垂仁天皇陵(右写真クリックで拡大)の近くまで行って、体操をしているのです。毎朝何人かが集まって、ラジオ体操をされていることを、ご近所の方から聞いていました。毎日行くこともないし、行きたい時だけ行けば良いということなので、気楽に参加してみました。朝の光と朝の空気、何と気持ちの良いことでしょう!部屋の中でラジオ体操をしているより、ずっと清々しく気分爽快。これからも、行ける時はなるべく行きたいと思っています(^^)

ちなみに、今月(4月)のヘッダー画像「菜の花畑」の背景左側に見えているのは垂仁天皇陵です^_-(→2013/04/11参照)

さて、今日のお料理は、ヨモギを使った料理です。自分で摘んで来たヨモギ(→2014/04/12参照)で、ヨモギ豆腐を作りました。火にかけて練ること15分ほど、鮮やかな緑色が損なわれはしないかと、少し心配でしたが、きれいな緑に仕上がりました(左写真クリックで拡大)。このヨモギたち、かなり香りが強く、味も濃いものです。ヨモギの苦味と香りで、春を満喫した気分です(^^) by  ichi

立春過ぎたら…/黒ゴマ豆腐


立春を過ぎたというのに、寒さが厳しいですね。春のような陽気の後の寒さだけに、結構辛いものがあります(^^;;。どんなに寒くても、立春を過ぎたらいつも、明るい色の物を身につけたくなります。コートやバッグ、マフラーなどの小物…。そんなところから、少しずつ少しずつ、春へと向かって行きます。

お惣菜は、自分たちも食べるので、常にいろいろと作っていますが、お客様の為にしか作らないお料理もあります。ゴマ豆腐も、そんなお料理の一つ(左写真クリックで拡大)。自分たち だけの為には、決して作りません。そういうお料理は、裏を返せば、来てくださるお客様あってこそのもの、お客様に作らせていただいているということです。 そう思いながら作った今回の黒ゴマ豆腐、お客様にも大変好評で、喜んでいただけたようです(^^) by  ichi

ゴマ豆腐革命 (妙心寺料理教室 2013.12)


京都の妙心寺・東林院での料理教室に参加しました。3度目です。12月はゴマ豆腐を作る、と聞いていたので、是非ともと思って申し込んだのでした。右は東林院の庭に咲いていた、目に鮮やかな千両です(写真クリックで拡大)

さて、ゴマ豆腐は時間がかかるので、和尚さんの最初のお話も短めで、すぐにとりかかりました。ゴマをすっていると、ゴマのよい香りがしてきます。その内粘りが出て来て、段々重くなって来ました。まだまだと更にすり続けると、次は油が出て、逆に少し軽くなります。そんな変化をしっかり感じながら、やっとOKが出ました。水を入れて漉し、葛粉を入れていよいよ火にかけて練ります。

ゴマ豆腐は、私自身、今まで何百回と作って来ましたが、火にかけてからの練り方が、自分が教えていただいたやり方とは全然違っていて、ただただ驚きでした。

今までは、とにかくよく練る、特に固まり出した時は、必死で練っていましたが、今回教えていただいたやり方は、余り練らない。固まり出してもサラッ、サラッとしゃもじを返すだけ。まだらに固まって、つぶつぶが出来るのでは…とドキドキしながら見ていたのですが、全然大丈夫、なめらかなゴマ豆腐になりました。

この作り方は、私にとっては「革命的」です。早速やってみよう!と思っています。ゴマ豆腐ひとつで、こんなにも作り方が違うなんて…。やっぱり料理は面白い(^^)。今回も、とても勉強になる教室でした。 by ichi

擬製豆腐/アロエの威力


実家に帰った際に、アロエの鉢植えをもらって来ました。アロエがあると、傷や火傷にも効くし、何かと便利です。最近、danの足のかかとが、両足ともかなりひどくひび割れている状態でした(かなり深いひび割れが数本ずつありました)。毎晩寝る前に、アロエの葉肉を貼ってみたところ、保湿クリームを塗ってもパックリ割れて開いていたのに、少しずつ割れ目が塞がって行き、数日間で随分回復しました。さっすがアロエ!(danもビックリしてました。効能その他についてはこちらが参考になります) これらも、いろいろと役に立ってくれそうです(^^)

さて、左写真は、精進料理ではお馴染みの「擬製豆腐」(クリックで拡大)。お豆腐をしっかり水切りすることと、なめらかになるまで、すり鉢でよくすることが、ポイントでしょうか。ちょっと手間がかかりますが、美味しさには欠かせない「手間ひま」です。 by ichi