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新フェスティバルホール その1


先日、出来たばかりの中之島フェスティバルタワーへ行って来ました。フェスティバルホール(以下、ホールと略記)のあった新朝日ビルディングは2009年に解体され、その跡地に昨年11月に竣工したのが、この高層ビルです。解体期間も含めて4年で、このような巨大建築が出来てしまうんですね~(そういえば、あべのハルカスや東京スカイツリー等のビッグプロジェクトも3~4年で完成)。やっぱり、日本ってスゴイ国だと思います(^^)

ホールは新朝日ビルディングにあったとはいえ、劇場部分はビルの外にはみ出ている感じでした。今回完成した中之島フェスティバルタワーは、ホール全体をビル内にすっぽり収め、旧ホールの伝統継承者として、外壁のレリーフもビルの側壁に復元(下写真クリックで拡大)。ビル外壁がアルミから石材に代わり、音楽の殿堂にふさわしい重厚な雰囲気となりました。

 

ホールは、現在、音響調整作業中で、こけら落としは今年の4月。しかし、ホール入口まで行くことができます。また、同じフロアにはレストランが入っており、既に営業を開始しています(続く) by dan

PS 旧ホールと新ホールの設備概要の対比表はこちら。わかりやすい。後は「音」だけですね。50年前出来たのですから、今回も出来るはず。期待しています(^^)

The Face 2 /つねなりビルの「裏の顔」


The Face/つねなりビルの謎の『顔』」の続編です(^^)。ビル正面(表)に謎の人面があることは前回御紹介しましたが、ビルの裏側にも、右写真のような「文字」(「裏の顔」と呼ばせて頂きます)があることに最近気が付きました(クリックで拡大)

つねなりの「つ」。すごいコダワリですね。中央公会堂付近からよく見えるので宣伝効果が期待できるのですが、「つ」の一文字では意味がない気も…(^^;;  by dan

本当に○○○なビル


右写真は大阪市中央区のビル。実用性はさておき?、4×3=12個の丸窓が建物の顔になっています(写真クリックで拡大)。よく「○○○な」という言い方をしますが、このビルの場合、その表現がドンピシャ(^^)

5/20現在、1棟貸しにてテナント募集中。地下鉄谷町四丁目駅まで徒歩数分というロケーション。ご興味のある方は、エースマン商事様(06-6946-6032)までお問い合わせ下さい(^_-)☆ by dan

PS 姉妹編「本当に□□□な家」もあります^^(→2013/05/31

The Face /つねなりビルの謎の「顔」


中央区の土佐堀通りを北浜から淀屋橋方面に行く途中にあるのが関西棋院。そして、その手前(東隣)に位置するのが「つねなりビル」です。1Fエントランスは、どこにでもある普通のたたずまい。ところが、ビル正面に何やらオフィスビルには不相応なオブジェがついています。

正面といっても最上層にあるので、反対車線側から見上げないとよく分かりません。それが右写真、謎の人面(クリックで拡大。以下「The Face」)。ゴーレム?魔除け?はたまた、オーナーの顔?…。謎です。

あらためて感心したのが、Google Map。ストリートビューで上空を見上げると、しっかり「The Face」が写っています(右写真、クリックで拡大)。畏るべし、Googleの情報収集力…。 by dan

この「The Face」、想像力を働かせれば、小説のプロローグ(エピローグ)が一つ書けそうですね(^^)

PS 続編を書きました^^(→こちら

堺屋太一氏のTSビル


天満橋の北詰から天神橋へ向かう道の途中に、コンクリート打ちっ放しのTSビルがあります(左写真)。実は、TSというのは堺屋太一氏のイニシャルで、6Fが堺屋太一事務所になっています(中央写真、クリックで拡大)。また下の階には、シャープ「AQUOS」のデザインなどで知られる喜多俊之氏のオフィスも入っています(1Fは兼ショールーム。右写真)

  

コンクリート打ちっ放しのこのビルは、ご想像の通り?安藤忠雄氏の設計。つまり、TSビルは、堺屋太一×安藤忠雄×喜多俊之 というすごい取り合わせ?になっています(^^)

先日、久しぶりにビルの中を見ると、エントランス周りが新しくなっていました。堺屋氏が大阪維新の会(先日、維新政治塾が開始)等、大阪を拠点として活動する機会が増えたことと関係あるのかもしれませんね。 by dan

和洋折衷の家


京阪守口市駅の近くは少し高台になっており、そこに文禄堤と呼ばれる堤防道があります。京街道の面影を残す、この道路沿いで見かけた和洋折衷の家をご紹介します。

1軒目は、左が洋風、右が和風に分かれた家(右写真、クリックで拡大)。和洋折衷の左右分割バージョンです。別世帯っぽいので、和洋折衷とは言えないかもしれません。

写真では確認できませんが、洋風住宅の塔屋部分といい、和風住宅の基礎部分(半地下?)といい、結構凝った造りになっています(「なら・のざきみち」の道標が右角にあります)

続いて2軒目は、和洋折衷の上下分割バージョン。1階が洋風、2階が和風なんですが、木に竹を接いだかのような違和感ですね^^;;(右写真、クリックで拡大)

元の建物(和風2階建て)の外観を洋風に変更する工事に着手したものの、予算の関係で2階まで手が回らなかったのか、それとも確信犯的に2階には一切手をつけなかったのか?はたまた、洋風の平屋根の上に和風住宅を増築(移築)したのか?(うーん、謎です)

上記以外にも、屋上に蔵が乗ったかのようなマンション(ペントハウスならぬペント屋敷?)があったりと、意外な発見があって面白かったです(^^) by dan

天国への階段


右の写真は、あす香の近くにある教会の非常階段です(クリックで拡大)。シンプルな造りなので、大きな地震があった時、この階段を使って逃げるには少々勇気が要りますね。体重100kg以上ある人は危険かも…(^^;;

下から見上げると、空へ昇る為の階段のようで、教会ということもあり、「天国への階段」だなぁ、と一人納得していました。

さて、この「天国への階段 超拡大版?」ともいえるのが、2枚目の写真(クリックで拡大)。京阪枚方市駅前にある近鉄百貨店裏側の光景です。造形的にも面白いので、他のブログで取り上げられたりしています。

「神様は、どこにでも天国へ通じる道を用意されておられる」というのを視覚化すると、こうなるのかも…(^^) by dan

PS 上で御紹介した近鉄百貨店枚方店が2012年2月末で閉店するとの発表がありました(2011/09/21付)

傾いた家


JR六甲道駅の近くで、こんな家を発見(写真左、中。クリックで拡大)。なんだ、これは?と思いますよね(^^)。当時のオーナーの意向で、店が目立つよう、あえて「傾けて」建てられたとのこと。40年前から傾いているので、阪神大震災とは無関係。ピサの斜塔ならぬ「六甲道の傾いた家」として、有名だったらしいです(私は知りませんでしたが…)。こんな建物を建てたオーナーこそ、ホントの「傾奇者(かぶきもの)」です(^^;;

  

1971年に喫茶店としてオープンし、30数年間営業。その後、オーナーが変わり、現在は2Fに会社、1Fがレンタルスペース「場 SLOOPE」(バー・スロープ)となっています。念のため、付け加えておくと、傾いているのは外観だけで、内部は普通の造りです。平衡感覚が狂って長居できないとか、そういうことはないようです(^^)

2Fを本社としているのは、サイクル神戸ycc というカスタム自転車屋さん。ネット通販が主体とはいえ、坂道の多い街(=自転車が少ない)で、自転車販売というのが面白いですね。神戸×自転車で、「シャカリキ」という漫画を思い出しました。

ところで、こんな状態でドアが開くのだろうか?と思いますが、よく見ると、引き戸になっていました。なるほど、これなら大丈夫です(^^)(写真右) by dan