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恵子ちゃん、ブログデビュー!

 あすかスタッフ3年目の恵子です!料理のこと、野菜のこと、体のこと、心のことなどいろいろ勉強しながら楽しく働かせていただいています。今回は初めてのブログで、何を書こうかとドキドキで悩んだ挙句、これしかない!と思った、大好きな本を紹介します。

アップロードファイル 38KB 本のタイトルは、リトル・トリー

 私はこの本を何十回と、本が擦り切れるくらい読んでいます。この本は、私に、何が大事で何が要らないのか、という、自然でエコロジーな暮らしがしたい!と思うキッカケを作ってくれました。

 これは、インディアン少年が、祖父母と自然の中で生き方を学んでいくというストーリーです。この本は、自然の中で生きる厳しさはもとより、インディアンの苦しい歴史も描かれています。そして何より、祖父母の言葉の中に、生きていく上でとても大事なメッセージが込められています。

 ある日、おばあちゃんが言います。「いいかい、リトルトリー、理解というのは愛と同じものなの」「体の心 -Body mind- の言うままになって、欲深くなったりしないこと。そうすれば、物事を理解できるようになるんだよ」

....ここで私はいつも涙します。

 また、ある時リトルトリーがガラガラ蛇に襲われそうになったのを、おじいちゃんが助けて、おじいちゃん自身が蛇の毒にやられて命の危機にさらされます。そんな時でもおじいちゃんは言います。「誰のせいでもないんだよ。ガラガラ蛇のせいでもない。起こってしまった事は、誰のせいにしても始まらないんだよ」

....そしてまた私は涙します(笑)

 自然の中で生きるという事は、常に生死と向き合っているということ、そしてどんな時でも自身に起こったことを理解しようと努めることができるのは、自然の中で生きているという強さがあるからだと思いました。

 この本を読んで、私自身、人間は自分が思っている以上に強くて、いろんなものを持っていなくても生きれるんじゃないかと感じました。そして生活の中で、できることは何かを探していこうと思ったのです。その他にも、素敵なメッセージがたくさん込められています!是非読んでみて下さい!