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お薦めBook

アップロードファイル 55KB 3月も早くも中旬となりました。暖冬で春の陽気に誘われて、次々と咲き始めた店の前の花たちも、ここ3〜4日は、寒さに震えているようです。

 先日、月一回の着付けのお稽古に行った日の事。レッスンが終わってから、先生と二人でお茶を楽しみました。レッスンの後、時間があればお茶につきあっていただくのですが、これもお稽古の楽しみのひとつです。着物の話や仕事の話など、先生との話は尽きません。途中で先生が、「最近読んだ本で、お薦めは何?」と訊かれ、しばし考えるもなかなか出て来ず。「また考えときます。」「また教えてね。」で、この話題はここまでとなりました。帰ってから、数少ない(笑)去年読んだ本を思い起こしてみました。そこで、面白かったなあ、と思ったものを、三冊挙げてみようと思います。

 @「身体知」 内田樹・三砂ちづる著 (バジリコ株式会社)
 A「生命の暗号」・「人生の暗号」 村上和雄著 (サンマーク出版)
 B「国家の品格」 藤原正彦著 (新潮新書)

アップロードファイル 29KB 先ず、「身体知」ですが、内田さんと三砂さんの対談が収められています。三砂さんは津田塾大の教授。日常的に着物を着ておられるので、着物にまつわる話がよく出てきます。例えば、着物を着ていると、洋服と違って袂があったり、裾さばきが気になったり。恥ずかしながら、ドアノブに袂をひっかけるなんて、私はしょっちゅうです^^;; 着物を着ると、身体から離れた所まで意識しないといけない。着物を着ていた昔の人は、現代人よりもずっと意識感覚がすぐれていた、ということが書かれていたりします。

 次に「生命の暗号」と「人生の暗号」。この本を読むきっかけは、正食協会でのセミナーに参加して、講師の岡部賢二先生のお話の中で出て来たからです。自身の大きな可能性を信じることで、随分勇気づけられました。また「サムシング・グレート」の存在も、納得できます。

 「国家の品格」は、読まれた方も、かなりいらっしゃることでしょう。「品格」という言葉が、昨年の「流行語大賞」にも選ばれたくらいの、話題作です。安倍総理が「美しい国」とおっしゃる度に、鳥肌ものの私ですが、真のエリートの出現が待ち遠しいものです。

 こうして文章を書いていると、もう一冊お薦めの本を思い出しました。「生き方は星空が教えてくれる」木内鶴彦著(サンマーク出版) です。去年の4月に木内さんの講演会を当店主催でさせていただいたから、というわけではなく、興味深く、面白く読ませていただいた本です。

 そのうち、私よりもずっと読書家のdanが、いつか独自の読書観やお薦め本を語ってくれるかも...。皆さんもお薦め本があれば、紹介下さいね(^_-)☆

船場小町 2007年03月20日(火)15:28

本のこと、ありがとう♪話しを覚えてくれてて、とても嬉しかったです。「身体知」一度紹介してくれてたよね。読んでみますね。
それから、占いもしてみました。私も「剣の人」danさんといっしょ。縁があるのかも〜。
ichiさんは、何ですか?

ichi 2007年03月21日(水)00:17

船場小町さん、こんにちは。
読んだ本を振り返るきっかけになって、私としても良かったです。ありがとうございます。
因みに、今読んでいる本は、群ようこさんの「きものが欲しい!」です。ご存知だとは思いますが、この方は、大の着物好きで、一念発起して1年間着物で生活し、「きもの365日」という本を書いています。書店でその本を探していた時に、この「きものが欲しい!」を見つけて、今読んでいる次第です。
まだ半分も読んでないですが、なかなか楽しく読んでいます。
占いは、私は「山の人」でした。「明るくパワフルな行動派。走りながら考える人」とありました。「走りながら考える」には、笑ってしまいました(笑)