Monthly Archives: 12月 2015

イチョウの寸筒切り


西ノ京駅の近くにある”がんこ一徹長屋”の前は駐車場になっています(dan の通勤路でもあります)。その一角にイチョウが2本あって、毎年綺麗に黄葉し、目を楽しませてくれます。過去の写真を見ると、例年、左の木から黄葉していたようですね(写真各々クリックで拡大)。ところが、黄葉の季節が近づいた11月のある日、イチョウを見てびっくりしました。

なんと、イチョウの幹が中程ですっぱり切断されているではありませんか!その変わり果てた姿に呆然。果たして、これは「剪定」と呼べるものなのか?素人が適当に切ったとしか思えず、「なんて酷いことをするんだ!」と憤りを覚えたほどです(^^;;(写真下左、下中央。各々クリックで拡大)

調べてみると、あまり推奨されていないものの、「寸筒切り(ずんどぎり)」という剪定の一種だということが分かりました。上右写真のイチョウは更に徹底していて、まるで電信柱(→街路樹の剪定について)。しかし、イチョウの木であれば、萌芽力が強いため、大丈夫なんだそうです。すごいですね。イチョウを見直しました(^^) by dan

PS イチョウ葉エキスには、認知症(ボケ),耳鳴り,冷え性 などに効果があるとか(→こちら)。これらの症状に覚えのある dan は購入を検討中です(笑)

栗のポタージュ


12月になりました。今年も残り少なくなりましたね。皆さんにとって、どんな一年でしたか?師走の声を聞くと、掃除や年賀状、あれもこれもやっとかなくっちゃ…となんとなく慌ただしくなりますが、まあ余り焦らず、できる範囲でやろう、と思います。できてもできなくても、新しい年はみんなに平等にやって来るのですから…(^^)

今日のお料理は、栗のポタージュです。えっ、栗?今ごろ?って感じですが、買ってすぐは、いまいち甘味が足りなくて、どうしようかなー、と思っていました。以前テレビで(見たと思うのですが)、栗を冷蔵庫に入れて置いておくと、水分が抜けて甘味が増す、と言っていたのを思い出し、ひと月以上冷蔵庫の中で熟成?(笑)させていたのです。

さて、そろそろいいだろう、と ”冷蔵熟成させた” 栗の皮をむき、ゆがいてみました。果たして、どんな味になっているのでしょうか?「どれ、どれ」と一つ食べてみると、確かに甘くなっています(^o^)。それに前は湯がくと割れたり崩れたりしたのが、カチッとしています。水分がかなり抜けたようです。ゆがいてすり鉢ですり、豆乳でのばしてポタージュにしました(左写真クリックで拡大)。栗の甘味だけで、十分美味しいスープになりました。お客様もびっくりの甘さでした(^_-) by  ichi

水木しげるさん、ありがとう


水木しげるさんが亡くなりましたね(→こちら参照)。昭和のマンガ界を牽引した一人で、妖怪の描き手として唯一無二の存在でした。晩年には、奥様のエッセイをもとに「ゲゲゲの女房」がNHKの連続テレビ小説としてドラマ化(2010年3月~9月)。米寿を過ぎて、再び「時の人」に…(^^)。”終わりよければすべて良し”という見本のような人生でした。

さて、以前、旧あすかDiary で水木しげるさんのことを書いたことがあります。追悼の意を表して、その時の記事<再構成版>を掲載します。7年以上前の投稿ですので、数値等は適宜読み替え下さい(初出 2008/03/08)

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先日、ネットで右の画像を見つけました(クリックで拡大)。「ゲゲゲの鬼太郎」を知っている日本人が見ると、ハイテク版の目玉オヤジ&一反もめんです(笑)。目玉オヤジは Web カメラ、一反もめんは Sony 製の PDA でしょう。実は、今日(3月8日)は「鬼太郎」の生みの親、水木しげるさ んの誕生日。今年で86歳になられます(1922年生まれ) 手塚治虫さん、石ノ森章太郎さん、藤子・F・不二雄さん等、日本の漫画界を引っ張って来られ た方が次々に亡くなられている中、「現存する最後の大物漫画家」の一人とも言われています。

そう言えば、大阪天満宮の古本市で、水木しげるさんの原画が80,000円程で売られていたことがあります。そのPOPに「値上がり必至!生きているうちに買うときなはれ!」なんて書かれていました。

dan は「鬼太郎」(1975年のサンコミックス版全巻。下左写真)他を持っている水木ファンですが、今回、ペンネーム「水木」の由来を初めて知りました。”復員後に神戸でアパート経営を始めた際、アパートの名称が兵庫区水木通りにあった「水木荘」であり、そのことから彼を「水木さん」と呼ぶ知人がいたことに由来する”のだとか(→Wiki)。ついでに、水木しげるさんは、鬼太郎列車(下右写真)の走っている境町が出身地ではないこともわかりました(なんと?大阪市生まれ^^;;)

アップロードファイル 45KB
以下、略(→オリジナル記事はこちら

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水木しげるさん描く妖怪やお化けによって、子供たち(ひいては日本人)が受けた「センス・オブ・ワンダー」の影響力は計り知れません。あらためて感謝! by dan