ゴマ豆腐革命 (妙心寺料理教室 2013.12)


京都の妙心寺・東林院での料理教室に参加しました。3度目です。12月はゴマ豆腐を作る、と聞いていたので、是非ともと思って申し込んだのでした。右は東林院の庭に咲いていた、目に鮮やかな千両です(写真クリックで拡大)

さて、ゴマ豆腐は時間がかかるので、和尚さんの最初のお話も短めで、すぐにとりかかりました。ゴマをすっていると、ゴマのよい香りがしてきます。その内粘りが出て来て、段々重くなって来ました。まだまだと更にすり続けると、次は油が出て、逆に少し軽くなります。そんな変化をしっかり感じながら、やっとOKが出ました。水を入れて漉し、葛粉を入れていよいよ火にかけて練ります。

ゴマ豆腐は、私自身、今まで何百回と作って来ましたが、火にかけてからの練り方が、自分が教えていただいたやり方とは全然違っていて、ただただ驚きでした。

今までは、とにかくよく練る、特に固まり出した時は、必死で練っていましたが、今回教えていただいたやり方は、余り練らない。固まり出してもサラッ、サラッとしゃもじを返すだけ。まだらに固まって、つぶつぶが出来るのでは…とドキドキしながら見ていたのですが、全然大丈夫、なめらかなゴマ豆腐になりました。

この作り方は、私にとっては「革命的」です。早速やってみよう!と思っています。ゴマ豆腐ひとつで、こんなにも作り方が違うなんて…。やっぱり料理は面白い(^^)。今回も、とても勉強になる教室でした。 by ichi

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